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人にやさしい住宅~シックハウス対策編~

シックハウス対策編近年、住宅の高気密化が進み、建材・施工材・内装材等から放散される揮発性有機化合物(VOC)による室内空気汚染などにより様々な体調不良が生じる場合があります。症状が多様で発症の仕組みをはじめ未解明な部分が多く、また様々な複合要因が考えられることから「シックハウス症候群」と呼ばれています。
室内の空気環境に配慮して健康への影響を低減していくための基本は、まず第一に「安全な建材・施工材・内装材の使用」です。
安全な内装材の目安として、JAS(日本農材規格)、JIS(日本工業規格)、ISM(壁装材料協会自主基準)表示内容を確認して下さい。
また、建材・施工材・内装材以外に家具や調度品などがその原因になる可能性もありますので、確かな情報を得て安全なものを選択しましょう。
 

JAS表示

JASに基づく表示の例
Fc0ホルムアルデヒド放散量による区分4mm合板の厚さ2類

接着剤による区分、用途別による区分1等 板面の品質Fc0、Fc1、Fc2の等級に区分され、Fc0からの放散量が量も少なくFc1がこれに次ぎます。

JIS

JISに基づく表示の例

E0、E1、E2の等級に区分され、E0からの放散量が最も少なくE1がこれに次ぎます。

ISM

ISMマーク

E0、E1、E2の等級に区分され、E0からの放散量が最も少なくE1がこれに次ぎます。

良い通風

第二は「換気・通風への配慮」です。
通常は窓を1時間から2時間に1回5分程度開けましょう。何度もこまめに窓を開けて換気することが、室内空気汚染の防止につながります。
また窓を開けるだけでなく、空気の流れも確認しましょう。換気口が塞がれていないか、家具が空気の流れを止めていないか、発生原因のある部屋の汚染空気が他の室内に流入していないかなど確認しましょう。

悪い通風

入居前、入居後の注意事項

  • 新築の場合には、完成後入居までの間に十分な換気を行って下さい。
  • 増築、改築の場合には、工事期間中、工事区域と居住区域を分け、揮発性有機化合物などが居住区域に侵入しないような配慮が必要です。
  • 入居までに、造り付け家具、戸棚、システムキッチンなどの扉を開けておくことも大切です。
  • 建材にもよりますが、入居後2年くらいは意識的に換気に努めた方が効果的です。
  • 新しい家具を購入した場合、一度お湯で濡らした雑巾を絞って内側や外側をよく拭いたり、引き出しや扉などを全て開けて風通しの良い所で乾燥させることも有効です。

揮発性有機化合物などを含む可能性のある建材・施工材の例

揮発性有機化合物などを含む可能性のある建材・施工材の例

シックハウスに配慮した住宅の建て方、購入の仕方、建材・施工材についての相談は、下記までご連絡下さい。
湖国すまい・まちづくり推進協議会(財団法人滋賀県建築住宅センター内):TEL077-569-6501

◎室内空気汚染が原因となっているかどうか確認するためには、室内空気汚染の測定を行うことをおすすめします。

 

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