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第1回下水汚泥有効利用勉強会を開催しました

滋賀県では、順次更新時期が訪れる汚泥処理施設について、職員の知見を深め、更新時における方式選定の参考にするため、汚泥有効利用についての新技術を勉強する場として、今年度から勉強会を開催することとしています。


去る令和3年10月4日(月)に、第1回勉強会を、長浜バイオ大学の長谷川慎教授、神波誠治特任准教授をお招きし、県庁の会議室で開催しましたので概要を報告します。

第1回ということで、勉強会に先立ち両先生が三日月知事を訪問され、汚泥有効利用の可能性についてお話しいただきました。知事からも熱心に質問があり、将来に向けて一歩一歩研究を進めて行く必要があることをお話しいただきました。また、新技術開発に関する研究のため、大学や研究機関への支援も要望されました。

長浜バイオ大学の先生と知事との面会の模様の画像です
知事との面会の模様(左より神波特任准教授、長谷川教授、三日月知事)

その後会場を移動し、職員向けの勉強会を実施しました。下水道課、南部・北部流域下水道事務所等から、20数名の参加がありました。まず石河琵琶湖環境部長より、CO2削減や循環型社会構築の上で、汚泥の有効利用が重要であること、順次更新を迎える汚泥処理の更新時に役立つよう知見を深めて欲しい、とのあいさつがありました。


続いて、長浜バイオ大学の長谷川教授より、「下水汚泥のリサイクルを基盤とした下水処理システムの推進」と題して、平成29年度から30年度にかけて国の応用研究制度を利用して実施した、下水汚泥からのリン回収についての研究の振り返りをしていただきました。「応用研究では温水のみのリン抽出はできなかったが、アルカリ溶剤を使うと抽出できる可能性がある。またリン回収後の活性炭利用も考えると、有効利用の可能性がある。課題もあるが、研究をしていく価値はある。」旨をお話しいただきました。


神波特任准教授からは、より深く踏み込んだ内容で、下水汚泥活性炭の水処理への応用の可能性について説明されました。どちらの講義も大変興味深い内容で、参加者は熱心に聞き入っていました。

新技術を実施設に適用するのは検証も含めて時間がかかると思われますが、今後も引き続き勉強会等を通して、知見を深めていきたいと考えています。

参加者が受講している勉強会の様子の画像です
勉強会の模様
お問い合わせ
琵琶湖環境部 下水道課
電話番号:077-528-4213
FAX番号:077-528-4908
メールアドレス:dd00@pref.shiga.lg.jp