指定河川の洪水予報

対象とする河川で洪水災害の恐れがある場合に、気象庁が流域の降水量を予測し、滋賀県が基準とする観測所の水位予測を行い、これらの情報を両者が共同で洪水予報として発表するものです。
洪水予報は、関係行政機関等に伝達するとともに、報道機関やホームページなどを通じて流域住民のみなさまにお知らせします。

平成13年7月に水防法と気象業務法の改正により、国土交通大臣と気象庁長官が共同で行っていた従来の洪水予報に加え、新たに都道府県知事が指定した河川についても気象庁長官と共同で洪水予報を実施できるようになりました。これを受けて、滋賀県では流域面積が概ね200平方キロメートル以上の河川を洪水予報河川に指定しています。
◆県が現在実施中の洪水予報河川は日野川、野洲川（上流）、杣川、姉川、高時川、琵琶湖です。
◆国が実施中の洪水予報河川は瀬田川、野洲川（下流）です。
気象庁の解説ページはこちらです。http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/flood.html

平成19年4月19日より国と気象庁が発表する洪水予報は、洪水の危険（警戒）レベルをわかりやすい表現に改善し、市町や住民がとるべき避難行動等との関連がわかるものに改善されました。これに合わせて県においても平成19年度から洪水予報の内容を見直しました。
平成27年度から国において避難勧告の発令時期がレベル3からレベル4に変更されました。国管理の瀬田川、野洲川（下流）はこの運用に変更されています。県管理の日野川、野洲川（上流）、杣川、姉川、高時川も、平成28年5月から、避難勧告発令の時期をレベル4運用に変更しました。
※災害対策基本法の改正に伴い、令和3年5月から警戒レベル3「高齢者等避難」、警戒レベル4「避難指示」となりました。

■予報基準地点（水位観測所）および水位

○県と彦根地方気象台が共同で洪水予報を実施する河川の水位観測所

安吉橋、桐原橋、横田橋、水口橋、北杣橋、難波橋、国友橋、今村橋、錦織橋、川合、5点平均水位

○参考：国（琵琶湖河川事務所）と彦根地方気象台が合同で洪水予報を実施する河川

関ノ津、鳥居川、野洲

詳しくは、琵琶湖河川事務所のHPをご覧ください。
https://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/others/disaster/warninginf.html（外部サイトへリンク）

・ 日野川 （関係市町：近江八幡市、野洲市、東近江市、竜王町）

平成16年5月12日滋賀県告示第286号

・ 野洲川上流および杣川 （関係市：栗東市、甲賀市、湖南市）

平成17年5月30日滋賀県告示第575号

・琵琶湖（関係市：大津、草津、守山、野洲、近江八幡、東近江、彦根、米原、長浜、高島の各市）

平成18年3月31日滋賀県告示第905号

・姉川および高時川（関係市：長浜市）

平成18年5月31日滋賀県告示第1044号

滋賀の水防へ

流域治水政策室のトップページに戻る