国土交通省では、平成20年度からの社会資本整備計画が策定されようとしています。
このため、道路施策の課題について議論するための、有識者等で構成される、「社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会」が立ち上げられ、今後の道路行政への議論のポイントが整理されました。
社会資本整備計画の策定には、これまでの官主導から国民の意見を踏まえた計画になるように、国民からの意見を募集(平成18年12月31日)し、それらが再び社会資本整備審議会の部会によって取りまとめられ、国に建議されます。
滋賀県においても、国での社会資本整備計画の策定にあたり、滋賀の抱える課題、重点的に取り組むべき道路施策の基本的方向性として、とりまとめました。
「社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会」では、以下の1〜4が道路行政を議論するためのポイントとなっています。
また、各ポイントが網羅できるよう、さらに11のテーマに分けて、今後の対応がとりまとめられています。
上記4ポイントと11のテーマにおける、滋賀県の現状です。
「社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会」にてまとめられた、道路行政のポイントをもとに、滋賀県内において首長、有識者、道路利用者の方々などから、道路施策についてのインタビューを行いました。
社会資本整備重点計画にて、地域における道路事情や要望を反映させることが重要であることから国土交通省からの依頼により、道路施策に「地域からの提案」として、インタビュー結果を盛り込み、とりまとめました。
これをもとに、今後とも魅力ある滋賀へ向けて、道路整備の必要性のPRを行っていきます。