文字サイズ

積極的な長伐期施業とは

積極的に抜き伐りを行い、中間利益が期待できる長伐期施業

下のイメージ図は、これからの施業方法を検討したモデルです。

100年後の森林

戦後植えられた人工林は現在、主伐期を迎え、本来の短伐期施業なら皆伐されるはずですが、主伐が見送られています。そして、十分な手入れもなされず、このまま放置されれば、風雪により折れる等の被害が生じやすくなっています。

そこで、収穫期を100年以上に設定して積極的に抜き伐りを行い、大径材生産を目的とした長伐期施業への移行を提案しています。林内の整備が進むことで、 健康に安定した状態になり、また、60年生、80年生時に材を搬出すれば、価値の高い材となって、継続的な収入を得ることができるからです。

そのためには、地域の森林を集約化し、作業路を整備して、高性能林業機械等の作業システムにより低コストな搬出を行うことが重要です。そして、効率的な木材生産ができるようになれば、いつまでも子や孫に木材資源を供給することができます。

林内の下層植生も増え、多面的な機能が長期的に発揮されるように。
また、再生可能な資源の木材を効率的に生産することは地球温暖化防止にも役立ちます。
そして、何より、こうした施業を行うことで森林所有者の管理意欲が上がることを願っています。

モデル全体比較