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滋賀県の森林・林業のあり方について 答申

掲載日:平成15年11月

滋賀県森林審議会から國松知事に
「滋賀県の森林・林業のあり方について」の答申がされました

 平成15年3月26日に、知事から森林審議会に諮問された「滋賀県の森林・林業のあり方について」、11月11日に森林審議会会長から知事に答申がされました。

答申写真
▲ 審議会会長と國松知事

1 経過

「滋賀県の森林・林業のあり方について」の諮問を受け、4月に森林審議会林政部会委員7名および経済などの専門家や公募による外部委員5名の計12名で構成される専門調査会を設置し、5回にわたり審議を重ね、その報告に基づき森林審議会の答申をとりまとめました。

2 答申の概要

答申には、次の内容が盛り込まれています。

(1)今後の森林・林業のあり方についての基本的な考え方

<1> 森林の多面的機能の持続的発揮に重点を置いた森林づくり
森林は、木材生産の場だけではなく、琵琶湖の水源かん養や県土保全、二酸化炭素吸収・固定し地球温暖化を防止する機能など様々な機能(多面的機能という。)を有しており、これまでの木材生産を主目的とした林業施策から、森林の多面的機能の持続的発揮に重点を置いた森林・林業施策を展開していかなければならない。

<2> 県民全体で支える森林づくり
これまでは、木材生産を主目的とした林業施策の中で、森林所有者による森林整備が行われてきたが、森林の多面的機能を通して、県民は計り知れない恵みを享受していることから、森林は県民全体の大切な財産(公共財)であるとの認識に立ち、森林整備を森林所有者にのみ任せるのは困難であり、県民全体で守り育てていく必要がある。

(2)新たな取り組みの方向とその主な内容

<1> 琵琶湖との関係を重視した滋賀県らしい森林づくり
・水源かん養機能を重視した多様な森林づくり
・公的関与による森林整備の推進

<2> 県民全体で支える森林づくり
・地域の森林づくりに地域住民や森林所有者等の意見が反映される仕組みづくり
・県民協働で森林を守り育てる取り組みの推進
・びわ湖水源のもりの日、びわ湖水源のもり運動月間の制定

<3> 森林資源を活用した新しい木の文化づくり
・木質バイオマスエネルギーなど21世紀の新しい木材利用の推進
・公共事業などでの県産材の活用の推進、情報システムの整備

<4> 次代の森林を支える人づくり
・環境学習の充実
・担い手としての森林組合の活性化

(3)新しい提案

<1> 新たな森林・林業施策の基本的な枠組みを定めた条例の制定
・今後の県の森林・林業施策の基本的な枠組みの一層の明確化
・県の実効性ある施策をより確実に推進するとともに、将来に向かって継続的に推進するための法的な担保が必要

<2> 県民による新たな費用負担についての検討
・森林の多面的機能の持続的発揮を図るための新たな施策を展開するためには、安定的な新たな財源が必要
・県民は、森林から計り知れない恵みを享受しており、森林整備を森林所有者にのみ任せるのではなく、県民による費用負担が必要
・費用負担の手法として、「新たな税の創設」、「県民等の募金や寄附」が考えられるが、それぞれの長所を生かした多元的な財源確保策の検討が必要
・費用負担の検討や具体化に向けては、県民の理解が不可欠

3 添付資料

<1>森林審議会答申の概要

<2>森林審議会答申(全文)

《参考資料》

関連リンク

お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境部森林政策課 
電話番号:077-528-3914
FAX番号:077-528-4886
メールアドレス:dj00@pref.shiga.lg.jp
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