環境カウンセラーとは、市民活動や事業活動の中での環境保全に関する専門的知識や豊富な経験を有し、その知見や経験に基づき市民やNGO、事業者などの環境保全活動に対する助言など(=環境カウンセリング)を行う人材として、環境カウンセラー登録制度実施規定に基づき、環境省の行う審査を経て登録された方々です。
事業者を対象とした環境カウンセリングを行う「事業者部門」と市民や市民団体を対象とした環境カウンセリングを行う「市民部門」に区分されています。また、多くの環境カウンセラーが、環境カウンセリングを行うだけでなく、自ら積極的に環境保全活動を行ったり、市民、事業者、行政の間のパートナーシップ作りを行うなど、様々な活動を行っています。
このような環境カウンセラーに相談することにより環境保全活動を進める上で、有効な情報や助言が得られます。環境省ホームページ(外部サイトへリンク)等を参考に環境カウンセラーを大いに活用しましょう。
環境カウンセラーになるためには、経歴等を記載した申請書及び指定されたテーマに沿った論文による書面審査、そして面接審査に合格することが必要です。面接審査に合格された方は、環境大臣から「環境カウンセラー登録証」が交付されます。なお、登録期間は3年間です。(この制度は、人材登録制度であり、いわゆる国家資格ではありません。また、登録された方について活動の場を保証する制度でもありません。