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議会速報(平成24年6月代表質問・一般質問)

県議会の答弁内容のうち「アール・ディエンジニアリング最終処分場問題」に関係する部分を速報でお知らせします。

平成24年6月定例会

(表)
一般質問へ 九里議員(民主党・県民ネットワーク) 6月27日(水曜日)

一般質問

(表)
一般質問 九里学議員(民主党・県民ネットワーク) 知事答弁へ アール・ディエンジニアリング最終処分場問題について事業完了までの中・長期的な計画的かつ着実な実行についてどの程度準備ができているか。 RD社に対する責任追及、費用求償の強化・徹底についての今後の対策を問う。 現在までに県の代執行で負担が確定した総額と、原因者から回収できた費用と請求中の金額はいくらか。 住民とのリスクコミュニケーションの必要性、住民との信頼に関する知事の所見を問う。工事進捗中の安全性の担保はとれているか。 有害物調査検討委員会を経て、二次調査結果のリスク評価と二次対策工の基本的考え方をどう受けとめているか。 二次調査結果と近隣住民の生の声を二次対策工にどう反映させていくのか。一

一般質問(一問一答)

九里学議員(民主党・県民ネットワーク)

九里学議員

1. 事業完了までの中・長期的な計画的かつ着実な実行についてどの程度準備ができているか。

知事答弁

九里議員ご指摘のように、大変長い間、このRD処分場問題については地元の皆さまにもご心配をおかけいたしました。2006年に私が就任して以来、6年近くにわたり様々な対策工を提案いただき、ようやく今回、国の方から一次対策の環境大臣の同意が得られたということ、大変大きな一歩と思っております。同時に、特措法の延長も国会の方で成立する見通しとなっておりますことも大変ありがたく、それゆえ、時機を逸せずにきっちりと県として対応をとっていきたいと思っております。

ご質問の二次対策工事でございますけれども、一次対策工、また後ほどお答えいたしますが、二次対策工、多額の費用と数カ年にわたる工事期間が必要となります。

このため、産廃特措法延長法案の概要が判明した段階から、それを念頭において準備を進めてまいりました。

現在、二次対策工事の基本方針の案を作成して、周辺住民の皆さんに説明をさせていただいております。今年度中に二次対策工事について環境大臣と協議を行えるよう進めております。

改正法案に定める延長後の産廃特措法の期限は平成34年度末でありまして、再度の延長はないと聞いておりますことから、この期限を見据えて、しっかり確実に取り組んでまいりたいと考えております。

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九里学議員

2. RD社に対する責任追及、費用求償の強化・徹底についての今後の対策を問う。

知事答弁

旧RD最終処分場の対策工事には、多大の費用がかかります。この費用については、不適正処分に関与した者に負担を求めるのが当然と考えております。

既に県が実施した代執行の費用については、RD社は破産手続中でありますが、同社の元社長に対する財産調査、差押え等の様々な手段を活用して回収に努めております。

今後も、新たに責任追及すべき者がいないか必要な調査を行い、関係者に対する費用求償を徹底してまいりたいと考えております。

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九里学議員

3. 現在までに県の代執行で負担が確定した総額と、原因者から回収できた費用と請求中の金額はいくらか。

知事答弁

これまでに確定した代執行費用は9千411万7千579円です。全額、原因者に請求をしております。

現在までに、差押え等の強制徴収等により原因者から回収した金額は、177万3千596円です。

そのため、現時点での未回収金額は、9千234万3千983円となります。

今後、回収が見込まれるものとして、破産手続中につき未回収となっているRD社の残余財産がありますが、かなり額は少なく数百万円程度と考えております。

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九里学議員

4. 住民とのリスクコミュニケーションの必要性、住民との信頼に関する知事の所見を問う。

知事答弁

対策工事の計画、実施にあたっては、周辺住民の不安を解消し、工法に対する信頼を得るため、さまざまな情報の共有や話し合い、いわゆるリスクコミュニケーションをしっかりと行うことが重要であると考えております。過去6年を振り返りますと、何度も何度も住民の皆さんとのやりとりの中で、私自身は周辺7自治会の理解と納得なしにこの事業を進めるべきではないと原則を曲げずに行ってまいりました。それもひとえに、リスクコミュニケーションの深化があった。そして、その必要性を求めていたからでございます。

これまで、周辺住民の皆さんとは、情報をすべて公開し、調査の方法、対策の内容について透明度を高めて、話し合いを重ねてまいりました。

今後も引き続き、対策工事の内容や工事の進捗状況、モニタリング結果等について話し合いを行いながら、この問題の解決に向けて取り組んでいきたいと考えております。

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九里学議員

5. 工事進捗中の安全性の担保はとれているか。

知事答弁

対策工事の実施に伴い、汚染水や有害ガス、臭気、粉じん 等の発生リスクが想定されます。

このため、工事を行うにあたっては、これらによって新たな問題が生じることのないような工法を採用するとともに、工事期間中、周辺環境のモニタリングをしっかりと行い、安全性の確保に万全を期してまいります。

物質的な汚染に対する安全性の確保と併せて、信頼関係を作る中で安心が担保されます。安全性、安心、ともに具体的な工事を進める上では徹底するよう担当者にも指示をしてまいりたいと考えております。

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九里学議員

6. 有害物調査検討委員会を経て、二次調査結果のリスク評価と二次対策工の基本的考え方をどう受けとめているか。

知事答弁

旧RD処分場では、これまでの調査の結果、環境基準を超過する有害物質、例えば塩化ビニルモノマーやほう素などが存在し、これらが水に溶け出して地下水に漏れているものがあることが判明しております。これが周辺環境への主要なリスク要因であると考えております。

これを踏まえ、発見した有害物の掘削除去、地下水への漏えい 防止を行うことを内容とする二次対策工事を現在検討しております。

この二次対策工事の基本的な考え方については、今月17日に開催した有識者による有害物調査検討委員会において、現地の状況からみて妥当な案との評価をいただきました。

私としても、一次対策工事および二次対策工事により、長年にわたるこの問題の解決に結びつけていきたいと考えております。

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九里学議員

7. 二次調査結果と近隣住民の生の声を二次対策工にどう反映させていくのか。

知事答弁

二次調査結果を踏まえて検討した二次対策工事については、5月に基本方針案を示してから既に3回の話し合いを行ったほか、今月17日の検討委員会においても助言をいただくなど、周辺住民の皆さんの理解が得られるよう努めてまいりました。

これまでの話し合いでは、例えば二次対策工事の有効性の確認方法や掘削量、場外搬出量などについて、住民の皆さんから意見をいただいております。

来月2日にも話し合いを予定しているところですが、今後も精力的に話し合いを重ねて、疑問、不安の解消に努めてまいりたいと考えております。

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九里学議員

8. 一次対策工の進捗に遅れはないか。

知事答弁

一次対策工事については、6月7日に環境大臣の同意を得て発注手続きを進めており、8月中旬に契約を行う予定であります。

環境大臣の同意は、想定していたよりも約2ヶ月遅れましたが、当初の予定どおり、今年度内に工事を完了できるものと考えております。

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九里学議員

9. 予定どおりに10月から二次対策実施計画を策定できるか。

知事答弁

現在、二次対策工事について、周辺住民の皆さんと話し合いを行うとともに、実施計画策定に必要な調査に取りかかっております。

10月頃から実施計画案を策定し、年内にはこれに対する栗東市と県環境審議会の意見をいただき、年度内に環境大臣に協議を行う予定であります。

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九里学議員一般質問(要旨)

10. この問題の解決に向けた知事の決意を伺う。

知事答弁

RD最終処分場問題は、議員ご指摘のように、平成11年に有害ガスが噴出して以来、13年にわたり、滋賀県にとって大変長年の懸案でありました。なにより、周辺住民の皆さんにご心配をおかけしてきてしまいました。

産廃特措法の延長法案も今国会で成立する見込みと聞いておりますので、特措法を活用してしっかりとした対策を行う考えであります。

また、こうした対策工事は、効果が現れるまでにはかなりの期間を要すると見込まれるものですので、工事完了後も、地下水等のモニタリングを行い、最後まで責任を持って対応していきたいと考えております。

また、その責任の表し方として、処分場跡地についても、住民の皆さんに安心していただくため、対策工事完了を待つことなく、土地の権利関係の整理がつき次第、県有地化を図り、その活用、また、議員がおっしゃるように、この土地が環境保全対策のシンボリックな意味を持てるような形で、将来、考えていきたいと思っております。

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お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境部最終処分場特別対策室 
電話番号:077-528-3670
FAX番号:077-528-4849
メールアドレス:df0001@pref.shiga.lg.jp