文字サイズ

議会速報(平成20年9月代表質問・一般質問)

県議会の答弁内容のうち「アール・ディエンジニアリング最終処分場問題」に関係する部分を速報でお知らせします。

平成20年9月定例会

(表)
代表質問へ 自由民主党・湖翔クラブ 9月19日(金曜日)
民主党・県民ネットワーク 9月19日(金曜日)
対話の会・びわこねっと 9月19日(金曜日)
一般質問へ 西川仁議員(日本共産党滋賀県議会議員団) 9月25日(木曜日)
九里議員(民主党・県民ネットワーク) 9月26日(金曜日)

代表質問

代表質問

自由民主党・湖翔クラブ(石田議員)

知事答弁へ

RD最終処分場問題について

  1. 原位置浄化策・D案に合意と納得を得るための取組状況と地元の意見要望はどうか。
  2. 合意と納得を得ていくために、住民要望の実現に向けた検討を行うべきであるがどうか。

代表質問

民主党・県民ネットワーク(西川議員)

知事答弁へ

RD最終処分場問題について

  1. 合意と納得に向けての理解は進んでいるのか。また、住民への説明責任をどのように考えているのか。
  2. 産廃特措法の延長・改正をどのように考えているのか。
  3. 有害物の定義を明らかにするのか。また、有害物を搬出するのか。
  4. 住民にとってシンボリックな焼却炉の撤去をするのか。
  5. 土地の安定化までの県の責任における安全安心の担保をするのか。また、その担保の期間と内容は何か。
  6. 将来に向けて、処分場の土地を県の責任において有効な利活用をするのか。また、その期間が限定なのか、未来永劫なのか。
  7. 知事は住民の願いをどう受け止めているか。

代表質問

対話の会・びわこねっと(木沢議員)

知事答弁へ

RD最終処分場問題について

3.対策工法の選定について、詳細設計の中で、基礎設計の各案及び住民提案に対するコスト計算ならびに比較を再度実施し、県民への説明責任を果たす必要があると考えるがどうか。

4.行政対応検証委員会の報告を受けて、どのような責任を果たすのか。

部長答弁へ

1.対策工事に係る基礎調査について問題はなかったと考えているのか。

2.対策工事にかかる基礎調査、設計業務について、県庁内部の知見を総結集し、業務委託内容の再検証を行う必要があると考えるがどうか。

一般質問

一般質問

西川仁議員(日本共産党滋賀県議会議員団)

知事答弁へ

RD最終処分場問題について

1.処分場の早期安定化の観点からの有害物の範囲を特定することで間違いはないか。

2.今回、県が言う有害物の想定は、2年前の措置命令と同じ様なものか。

3.有害物調査の範囲は深部までおよぶのか。

6.県の想定では、粘土層が約8,000平方メートル破壊されているとなっているが間違いないのか。

7.破壊された粘土層から有害物が地下水汚染が続く可能性があると思うがどうか。

部長答弁へ

4.高密度電気探査の一般的調査目的は何か。

5.過去に県が実施した探査では廃棄物を見つけられなかったことが実態ではないのか。

8-1.産廃特措法の支援を受けるためには粘土層修復の方針は取れないのか。

8-2.県措置命令により行われた粘土層修復は、いくらぐらいかかったか。また、その量はどのくらいであったのか。

8-3.措置命令により行われた粘土層修復は、いくらぐらいかかったか。粘土層修復の処置を求められていると思うがどうか。

9.ソイルセメントの40m規模での成功事例はあるのか。

10.遮水壁構築箇所にゴミがある場合、どのくらいのごみを除去できるのか。

一般質問

九里議員(民主党・県民ネットワーク)

知事答弁

RD最終処分場問題について

1.固まって存在する有害物の高密度電気探査による調査の有効性は確実か。

2.自治会長85名から要望のある栗東市民全域への納得と同意について、説明会実施の可否と予定日と対象を問う。

3.監視委員会設置に向けてのスケジュール、メンバー構成、および責務と権限をどのように考えているか。

4.2回目の説明会終了後の住民反応をどう考えるか。理解が得られたと考えるか。

5.RD問題の1日も早い解決に向け、知事の決意を問う。

6.対策工の技術的側面と将来的効果を説明する機会をどのような形で行うのか。

7.住民の違法有害物の埋め立てに関する疑念をなくすため、今後どのように対応するのか。

8.栗東市議会の決議と栗東市の要望を県としてどのように扱い、対応するのか。

9.焼却炉撤去に伴う費用の見積もり試算をしているか。しているのであればどの程度までか。また工事着手はいつ頃か。

10.県における将来においての土地所有の検討を代表質問で答弁されたが将来とはいつ頃までの時期をいうのか。

11.安定化後の土地利用について、知事の考え方について改めて問う。

12.産廃特措法の期限延長にかかる提案要望の具体的内容は何か。

代表質問

自民党・湖翔クラブ(石田議員)

自民党・湖翔クラブ

代表質問(要旨)1原位置浄化策・D案に合意と納得を得るための取組状況と地元の意見要望はどうか。

知事答弁

原位置浄化策・D案に地元の皆さんの合意と納得を得るための取組状況と地元の意見要望の状況についてでございます。
RD最終処分場問題を1日も早く解決していくためには、本年5月に原位置浄化策・D案を基本に実施計画書を策定していくことを表明し、現在まで合意と納得を得ていくための説明会を2回にわたり開催し、地元住民の皆さんに理解と協力を求めてきたところでございます。
8月6日から開催しております今回の地元説明会では、5月28日から開催しました1回目の一連の地元説明会における質問にお答えするとともに、住民の皆さんが要望しておりますA2案や粘土層修復案が法制度的にも技術的にも大変困難であることなどについて、わかりやすい図表を用いた資料、パワーポイントの活用などにより、説明してまいりました。具体的には県が進める原位置浄化策は地下水汚染など、確実に防止できることを技術的な根拠に基づいて説明させていただき、また、対策工の実施にあたりましては、その修復も含めて安全かつ確実に、県として責任をもって施工していくこと、さらに工事完了後の地下水等のモニタリングについても監視委員会を設置しまして、地域住民の皆さんのご心配にしっかりお応えしていくことを説明し、理解を求めてきたところでございます。
さらに、廃棄物処理法に基づき県が代執行事業として実施し、あわせて産廃特措法に基づき国からの財政的な支援を受けるという法制度面からの妥当性についても説明し、この制度に基づいて事業を実施することが、確実で、着実な問題解決につながるものであることも、理解と協力を求めてまいりました。
周辺自治会への2回目の説明会が7自治会全てが終了している訳ではございませんが、これまでの意見・要望の内容は、対策工法の有効性や違法に埋め立てられた有害物に関するご心配、県に対する長年の不信などもあり、A2案の実施や粘土層の修復を求められる声が多いのも確かでございます。これらの声とともに、県と住民との歩み寄りを求めるご意見や、説明会における精度の高い資料の作成を求められる意見もございました。
このページのトップに戻る

自民党・湖翔クラブ

代表質問(要旨)2合意と納得を得ていくために、住民要望の実現に向けた検討を行うべきであるがどうか。

知事答弁

合意と納得を得ていくために、住民要望の実現に向けていかに検討しているのかとのご質問でございます。
RD問題の1日も早い解決は、地元住民の皆さんはもとより私にとりましても悲願でございまして、地元説明会を通して、県が進める原位置浄化策につきましては、大きく分けると次の3つの疑問、要望をいただいております。
1つは、工期がモニタリングの期間も含めると30年程度が見込まれ、対策工の技術的側面への不安もあり、将来的な対策工の効果に疑問を持たれていること。2つめは、元従業員の証言などにもとづいて重機やケーシングによる掘削調査を行い、残存する有害物については遮水壁と水処理施設で支障を除去するものとしておりますが、依然として、違法な有害物の埋立に関する強い疑念があり、それがそのまま残されることへの大きな不安があること。そして3点目は、処分場周辺に住宅が近接しておりますことから、対策工実施期間中における周辺生活環境の確保への心配の問題でございます。現時点では、そのような中で、地元自治会の総意を得ることは大変難しい状況と認識しております。
対策工実施のタイムリミットが迫る中で、現在のこう着した事態の打開にはこうした住民の皆さんの要望や疑問にできる限り応えていくことが必要であると私自身が考えております。そこで具体的には大きく4つの柱を考えております。1つは、まず有害物の除去でございますが、ダイオキシン類の残留が指摘され、その洗浄除去を考えていました焼却炉については、撤去いたします。また、違法な有害物の埋立に関する強い住民の皆さんの不安につきましては、これまでのボーリングや掘削調査で、違法な240本を超えるドラム缶等を掘り出すなど成果が出てきておりますが、さらに今回の詳細設計の中で、高密度電探という手法などを用いまして、かたまって存在する有害物が明らかとなった場合には、安定化を早く進めるためにも、撤去も含めて適正に対処したいと考えております。
2つめは、対策工実施期間中における周辺生活環境への配慮についてです。対策工は、周辺の生活環境を保全していくために実施するものであり、このことは、工事の実施期間中においても同様に配慮していかなくてはならないと考えております。当然のことでありますが、工事の施工にあたりましては処分場隣接自治会と十分に話し合い、必要な対応をしてまいります。
3点目は、モニタリングと監視委員会の設置です。対策工で生活環境保全上の支障は除去できると考えておりますが、処分場が安定化するまで対策工実施段階からモニタリングを実施し、監視委員会により住民の皆さんとともに、監視することといたします。
そして4点目でございますが、ご質問にもありますように処分場土地の県有地化についてでございます。この処分場土地は複雑な土地権利関係を有していることに加えまして、県が廃棄物処理法に基づき是正措置を命じている当該土地でもあります。その他の関係法令も含め、法制度的な検討など様々な課題を抱えております。こうした課題はございますが、住民の皆さんの不安にお応えし、RD問題を解決する上で、将来的には県が土地を所有することを視野に入れて、検討を進めてまいりたいと考えております。
今後、原位置浄化策・D案は、こうした住民の皆さんの意向をできる限り盛り込むことによりまして、「よりよい原位置浄化策」を構築いたしまして、7自治会の地元の皆さんに説明させていただき、同意を得ていきたいと考えております。
このページのトップに戻る

代表質問

民主党・県民ネットワーク(西川議員)

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 1合意と納得に向けての理解は進んでいるのか。また、住民への説明責任をどのように考えているのか。

知事答弁

まず、1点目の「合意と納得に向けての理解、住民への説明責任」についてでございます。
本年5月に原位置浄化策・D案を基本に実施計画書を策定していくことを表明して以来、現在まで、周辺7自治会に説明会を開催し、地元住民の皆さんに理解と協力を求めてまいりました。
説明会では、県が進める原位置浄化策・D案の中身や廃棄物処理法に基づき県が代執行し、あわせて産廃特措法に基づき国からの財政的な支援を受けるという法制度面からの事業実施の必要性を説明し、また、対策委員会が推奨したA2案や粘土層を修復する案などの実施が大変難しい理由も説明させていただきました。
住民の皆さんからは、方針決定に至るまでの経緯に関するご意見や、有害物の全量撤去を強く求められるご意見、遮水壁等に関する技術的な疑問点など様々な意見、ご要望をいただいております。
現時点においては、原位置浄化策・D案について、合意と納得をいただく状況に至っておりませんが、今後とも周辺自治会の皆さんに説明会を開催し、これまでの説明会等でいただいた貴重なご意見、要望をしっかり受け止め、お答えしていくことで、説明責任を果たしてまいりたいと考えております。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 2産廃特措法の延長・改正をどのように考えているのか。

知事答弁

2点目の「産廃特措法の延長・改正」をどう考えているかとのご質問でございます。
国に対する要望につきましては、これまでも、RD最終処分場のような事案を未然に防止する制度の充実や、行政代執行の円滑な実施のため、地方の財政負担が大幅に軽減される制度の創設について要望してまいりました。
さきの6月県議会でも、全会一致で産廃特措法の期限延長や今後必要となる経費の財源確保に関する意見書を決議され、国に提出されました。
県としても、是正工事の実施にあたり周辺住民に事業内容等について十分理解を求めていく必要があり、そのために産廃特措法の期限の延長を要望することが重要であると考えており、この秋に行う予定の「平成21年度国の施策・予算に関する提案」において要望していきたいと考えております。
しかしながら、RD処分場問題は1日も早い解決が求められており、現行法の期限内で対策事業を完了するよう、最大限の努力を行って参りたいと考えております。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 3有害物の定義を明らかにするのか。また、有害物を搬出するのか。

知事答弁

3点目のご質問でございますが、「有害物の定義を明らかにするのか。また、有害物を搬出するのか。」とのご質問でございます。
有害物の定義については、産廃特措法の基本方針に規定されております。有害産業廃棄物は、特別管理産業廃棄物に該当する廃油、廃酸・廃アルカリ、廃PCB等、感染性産業廃棄物、廃石綿等および特別管理産業廃棄物に相当するヒ素、水銀やダイオキシン類などの24項目の有害物質が基準を超えて、溶出または含有する汚泥、ばいじん等であります。
また、有害物を搬出するか否かですが、違法な有害物の埋立に関する強い住民の皆さんの不安については、これまでのボーリングや掘削調査で、240本を超える違法なドラム缶等を掘り出すなど成果が出てきておりますが、さらに今回の詳細設計で、高密度電探等を実施し、かたまって存在する有害物が明らかとなった場合には、早期の安定化の観点から撤去も含め、適正に対処したいと考えております。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 4住民にとってシンボリックな焼却炉の撤去をするのか。

知事答弁

4点目の「住民にとってシンボリックな焼却炉の撤去」についてのご質問でございますが、焼却炉については、撤去する考えでございます。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 5土地の安定化までの県の責任における安全安心の担保をするのか。また、その担保の期間と内容は何か。

知事答弁

5点目の「処分場土地の安定化までの県の責任における安全安心の担保とその担保の期間と内容」についてでございます。
廃棄物処理法に基づく措置命令は、事業者等にRD最終処分場からの生活環境保全上の支障が除去できるまでの是正対策を講じることを命じておりまして、従って、遮水壁等の対策工を実施し、その後、処分場が安定するまでの間、水処理施設を運転しなければならない義務があります。代執行を行う県も、その義務を負うものと考えております。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 6将来に向けて、処分場の土地を県の責任において有効な利活用をするのか。また、その期間が限定なのか、未来永劫なのか。

知事答弁

次に、6点目の「将来の土地利用」に関する質問であります。
この処分場の土地は複雑な土地権利関係を有していることに加えまして、県が廃棄物処理法に基づく是正措置を命じている当該土地でもあり、その他の関係法令も含め法制度的な検討など様々な課題を抱えております。こうした課題はございますが、住民の皆さんの不安にお応えし、RD問題を解決する上で、将来的には県が土地を所有することを視野に入れて検討を進めてまいりたいと考えております。
その上での土地利用については、安定化するまでには相当期間を有することもあり、まずは、しっかりと対策工を講じていきたいと考えております。
このページのトップに戻る

民主党・県民ネットワーク

代表質問(要旨) 7知事は住民の願いをどう受け止めているか。

知事答弁

7点目のご質問でございますが、「住民の願いを知事としてどう受け止めているか」とのことでございます。
議員ご指摘のように、昭和54年にこの処分場が設置されて以来、平成11年の硫化水素の噴出、そしてそれ以降、大きな地元での不安を抱えていただいたわけでございます。そういう中から、すでに9年も経過しようとしております。この間、周辺住民の皆さんには大変なご心配をお掛けしているところでございまして、先程来申し上げておりますように、1日も早く解決するということが私自身の責務であり、大きな決意をしているところでございます。
このページのトップに戻る

代表質問

対話の会・びわこねっと(清水議員)

対話の会・びわこねっと

代表質問(要旨) 3対策工法の選定について、詳細設計の中で、基礎設計の各案及び住民提案に対するコスト計算ならびに比較を再度実施し、県民への説明責任を果たす 必要があると考えるがどうか。

知事答弁

次にRD最終処分場問題についての3点のご質問にお答えいたします。
まず、1点目の対策工事基礎調査についての質問と、2点目の業務委託内容の再検証についての質問は、琵琶湖環境部長から後ほど答弁させていただきます。
3点目の、対策工法案の比較を、詳細設計の中で再度実施すべきではないかとのご質問でありますが、対策工法の各案の比較は、「効果的・合理的・経済的」の3つの観点から検証し、総合的に考えて原位置浄化策・D案が最適であると判断したものであります。
コスト面からはD案よりもバリア井戸を設置するC案の方が有利となっているが、C案は豪雨時や施設故障時のリスクが高いことから、対策委員会では早い段階で検討対象からはずれております。
コスト計算というのは、3つの観点のうち、経済性について比較するためのものでありまして、オーダーレベルで試算しているものであります。
また、コスト計算において、各対策案とも主要な工種は計上しており、各案のコスト比較を行う上で問題はないものと考えております。
したがって、詳細設計において各案を再度比較する必要はないと判断しています。
対策事業は、環境問題をしっかり解決するという課題とともに、多額の県費を投入していくという大きな課題がありまして、県民の皆さんにしっかり説明を果たしていく必要がありましてそのようにしていく考えでございます。
このページのトップに戻る

対話の会・びわこねっと

代表質問(要旨) 4行政対応検証委員会の報告を受けて、どのような責任を果たすのか。

知事答弁

次に、行政対応検証委員会の報告を受けて、どのような責任を果たすのかというご質問でございます。
行政対応検証委員会は、職員個人の責任というよりも行政上の対応を検証の上、明確にするとともに再発の防止を図ることを目的として設置したものでありまして、その検証の際、関係職員からのヒヤリングも実施されたと理解をしております。
地元の皆さんの理解をいただくためにも、県として検証結果をしっかり受け止め、対応するべきと考えております。
このページのトップに戻る

対話の会・びわこねっと

代表質問(要旨) 1対策工事に係る基礎調査について問題はなかったと考えているのか。

部長答弁

1点目のRD最終処分場の対策工事に係る基礎調査について問題はなかったかというご質問についてお答えを申し上げます。
先の定例会における議員からのご指摘もありましたことから、本年7月に、担当室の技術職員が委託業者および下請業者へのヒアリングを実施いたしまして、改めて検証を行いましたが、調査データについては問題なかったものと判断しております。
ただその中で、ご指摘のような書類上の不備や改善点も一部確認されましたことから、委託業者に対して直ちに修正等を指示いたしました。
県といたしましては、今回の検証結果を真摯に受けとめまして、今後の委託業務等の執行に取り組んで参りたいと考えておりまして、私の方からも担当室に対し、しかるべく指示をしたところでございます。
このページのトップに戻る

対話の会・びわこねっと

代表質問(要旨) 2対策工事にかかる基礎調査、設計業務について、県庁内部の知見を総結集し、業務委託内容の再検証を行う必要があると考えるがどうか。

部長答弁

次に、2点目の県庁内部の知見を結集し、業務委託内容の再検証を行う必要があるのではないかとのご質問でございます。
本年4月から担当室の技術職員を2名から5名に増員をし、体制を強化をいたしましたので、今後調査や設計などの業務委託を実施するにあたりましては、まずは担当室が、積算や入札手続き、施工管理、成果品の検収等、業務全般の監督内容を一層充実させ、責任を持って取り組んでまいりたいと存じます。その際、必要に応じて関係部課の協力や、専門家の助言などもいただきながら、的確な業務遂行に努めてまいりたいと思います。
このページのトップに戻る

一般質問(一問一答)

西川仁議員(日本共産党滋賀県議会議員団)

西川仁議員

一般質問(要旨)1処分場の早期安定化の観点からの有害物の範囲を特定することで間違いはないか。

知事答弁

県が進める原位置浄化策は、現在のところ、30年間の水処理施設の運転を想定しています。
この運転期間を短縮するためには、地下水汚染の原因物と推定されるものを取り除くことが有効であると考えております。
このため、詳細設計の中の調査で、処分場の早期安定化の観点から、有害物の範囲を特定することということで間違いございません。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)2今回、県が言う有害物の想定は、2年前の措置命令と同じ様なものか。

知事答弁

2年前の措置命令では、西市道側平坦部の有害産業廃棄物である廃油、燃え殻等が入ったドラム缶、一斗缶、ポリタンクと、集中して出てきた木くずを撤去するよう命じております。
今回の措置命令は、処分場全体について是正を命じておりまして、地下水汚染を遮水壁で止め、あわせて水処理施設により、水質の改善を図ろうとしております。
そのため、処分場周縁地下水や浸透水の汚染原因物と想定される、かたまった有害産業廃棄物を除去することで、効果を上げようとしておりまして、木くずは、その対象とは想定しておりません。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)3有害物調査の範囲は深部までおよぶのか。

知事答弁

今年度実施予定の詳細設計では、高密度電気探査を実施する予定でございます。
RD最終処分場の廃棄物埋め立ての深さは、最大で25m程度でありますので、この調査によりまして、ドラム缶等の埋め立て状況が、廃棄物層底面まで推察できるものと伺っておりまして、調査の結果を見まして、除去等の必要な対応を検討していきたいと考えております。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)4高密度電気探査の一般的調査目的は何か。

部長答弁

高密度電気探査とは、地盤に電流を流しまして、地盤内の電気的特性の変化によって発生をする電位の変化を測定いたしまして、得られたデータを解析する。それによりまして、地下構造を探査する方法の1つでございます。
一般的には、地質構造や地滑り面の位置、地下水の状況、および廃棄物の分布状況などを把握する目的で実施されているものでございます。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)5過去に県が実施した探査では廃棄物を見つけられなかったことが実態ではないのか。

部長答弁

ご指摘いただきましたのは、平成13年に行った電気探査であると思いますけれども、この場合は一般的に廃棄物の概略を見るために使用いたしました。
今回の調査を予定している業者につきましては、鉛直方向および水平方向に感度の良い方法を組み合わせて、ジョイント解析を行うというところに長けた業者であるというふうに聞いております。ある程度かたまった有害廃棄物等の位置の推定を行うということにおきましては、他府県の支障除去事例におきましても多数の実績がをあげているものでございます。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)6県の想定では、粘土層が約8,000平方メートル破壊されているとなっているが間違いないのか。

知事答弁

平成19年度に行った調査によりますと、廃棄物層の下の粘土層が破壊され、廃棄物と帯水層が接している範囲は、全体で4箇所、約8,800平方メートルと推定しております。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨)7.破壊された粘土層から有害物が地下水汚染が続く可能性があると思うがどうか。

知事答弁

RD最終処分場の下の地下水は、廃棄物層からの有害物流出の影響を受けていると考えられまして、廃棄物層の下の粘土層が破壊されている部分から、有害物が帯水層に流出しているものと推定しております。
そのため、この処分場の汚染地下水が下流域へ拡がらないように、県が進める原位置浄化策では、破壊された粘土層より下の、十分な遮水性をもつ粘土層の深さまでソイルセメント遮水壁を築造する。そして、下でおさえるということで汚染地下水の拡散は防止できるものと考えております。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨) 8-1.産廃特措法の支援を受けるためには粘土層修復の方針は取れないのか。

部長答弁

RD最終処分場問題等、生活環境保全上の支障またはそのおそれの除去を行う必要があると判断された事案につきましては、県は廃棄物処理法に基づいて措置命令を発出し、措置が講じられる見込みがない場合は、県が代執行を行い、その代執行の費用について、産廃特措法の支援を受けられるものとされております。
この場合の事業者に命じる措置命令の内容でございますけれども、支障の程度及び状況に応じその支障を除去し、または、発生を防止するために必要であり、かつ経済的にも技術的にも最も合理的な手段を選択して措置を講じるように命じなくてはならないとされております。
粘土層修復の手法につきましても産廃特措法に基づく「支障の除去等」の方法のひとつとして認められているものでございますけれども、修復箇所をしっかり特定するためには大量の廃棄物を現地盤まで掘削をし、その廃棄物を処分場内では仮置きできない。したがいまして、場外に仮置き場が必要となります。
また、その仮置き場についても管理型処分場と同等の施設を設けなければならないので、結局多額の経費が必要であり、原位置浄化策にくらべて合理的、経済的ではなく、粘土層修復の方針は取りがたいものと判断しているものでございます。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨) 8-2.措置命令により行われた粘土層修復は、いくらぐらいかかったか。また、その量はどのくらいであったのか。

部長答弁

平成16年11月から翌年6月にかけまして、深掘箇所の是正工事を行っております。
このとき、底面の是正範囲は約800平方メートル程度、廃棄物の掘削量は約44,000立方メートル程でございましたが、その時ですら、掘削した廃棄物の処分場内仮置きが困難となるような状況であったと伺っております。
現在、既往の調査により想定をしております廃棄物と帯水層が接している面積は、先程知事がお答えしましたように約8,800メートルと推定されます。
現在、粘土層修復ということでE案という案が提案されておりますけれども、この場合、廃棄物と接するKs2層(帯水層)上部の粘土層を修復する面積を4,376平方メートルとしているわけでございますが、この場合であっても、約16万5千立方メートルの廃棄物を掘削除去する計画となっております。
仮に、推定どおりを申しますと、面積は全体で約8,800平方メートルとなるわけでございますが、これはE案の約2倍となりまして、仮に単純に掛けましても33万立方メートルもの大量の掘削廃棄物が発生いたしまして、仮置きする事は非常に困難と考えております。
粘土層修復は、ある程度場所が特定できまして、かつ、規模が小さければ有効と存じますけれども、大規模なものにつきましては有効とはいえないと考えております。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨) 8-3.措置命令により行われた粘土層修復は、いくらぐらいかかったか。粘土層修復の処置を求められていると思うがどうか。

部長答弁

先程の是正工事の金額につきましては、RD社が実施したということになっておりまして、当方の方では数字については掌握をしていないということでございました。
繰り返し申し上げますけれども、今回の場合粘土層による修復につきましては、一定の透水性、現在の粘土層の持っておりますその透水性を新たな粘土でそれを確保するということは非常に難しいというふうに考えておりますし、現実的にその範囲を特定するためには大量の廃棄物を結局全量に近い量を出さなければならないということにもなります。そういう意味では、私達といたしましては、これは取りがたい。したがいまして、全周遮水壁を打ち込みまして、それを難透水層の部分まで打ち込みまして、それによってその辺の地下水、浸透水のそれを措置をするというような工法が合理的、経済的、効果的であると判断しているものでございます。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨) 9ソイルセメントの40m規模での成功事例はあるのか。

部長答弁

ソイルセメント遮水壁についてのお尋ねでございますけれども、代表的な工法でありますTRD工法について申し上げますと、大きなチェ-ンソーのようなものを地中に建て込みまして、これを横方向に移動させて地盤を掘削しながら、掘削した土とセメント等混合・攪拌し、壁状の構造物を地中に造成するという工法でございます。
このTRD工法の施工実績は、平成5年5月から本年3月の期間で400箇所以上ございます。これらの実績のうち、鉛直方向の壁長40m以上のものが32箇所ございました。
また、産業廃棄物処理場におけます実績は28箇所ありまして、最大壁長は39.7mのものがございます。
損傷した事例についてでございますけれども、TRD工法の技術の改善や研鑽などを目的として設立されておりますTRD工法協会にその旨を問い合わせたところ、先にお示ししました事例も含めまして、そのような損傷事例はないと聞いております。
このページのトップに戻る

西川仁議員

一般質問(要旨) 10遮水壁構築箇所にゴミがある場合、どのくらいのごみを除去できるのか。

部長答弁

遮水壁構築場所にごみがある場合、それは大丈夫なのかというお尋ねでございますけれども、基本的には廃棄物が存在しないところに構築をさしていただくものでございます。工事の施工上やむを得ず廃棄物がある箇所に遮水壁を構築するということになりますれば、工事の際に廃棄物を掘削除去いたしまして良質土に置換してから、置き換えてから遮水壁を施工すると考えております。
その場合、ゴミの掘削除去範囲が大切になってくるものでございますけれども、今年度発注予定の詳細設計のなかでその具体的な工法や施工計画を検討いたしまして、その点も明確にさせて参りたいと考えております。
このページのトップに戻る

一般質問(一問一答)

九里議員(民主党・県民ネットワーク)

九里議員

一般質問(要旨)1固まって存在する有害物の高密度電気探査による調査の有効性は確実か。

知事答弁

高密度電気探査とは、一般的に、地質構造や地滑り面の位置、地下水の状況、および廃棄物の分布状況などを把握する目的で実施されております。
今回、調査を予定している業者は、平成13年に実施した電気探査とは異なり、鉛直方向と水平方向にそれぞれ感度の良い方法を組み合わせ、双方の感度を生かしたジョイント解析を行うことや、業者が廃棄物探査を目的とした独自の解析手法を持ち合わせていることから、かたまった有害廃棄物等の位置が一定程度推定でき、さらに必要に応じ、他の手法と組み合わせることにより精度を上げることが出来ると聞いているところでございます。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 2.自治会長85名から要望のある栗東市民全域への納得と同意について、説明会実施の可否と予定日と対象を問う。

知事答弁

現在、県が進める原位置浄化策について、自治会毎に説明会を開催するなど、地元7自治会の合意と納得を得るため、一生懸命取り組んでいるところでございます。
RD問題の1日も早い解決のためには、過去の経緯からも周辺7自治会としっかり協議を進めることが大切であり、栗東市民全体の合意と納得については、栗東市の同意により判断すべきと考えております。従って、現在実施している説明会を栗東市全域に広げていく考えはありません。
対策工の実施は、多額の県費を投入する事業であり、県民の皆さんに対する説明責任を果たさせていただき、その一環として、栗東市民に対しても地元栗東市と協議の上、必要に応じて対応していきたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 3監視委員会設置に向けてのスケジュール、メンバー構成、および責務と権限をどのように考えているか。

知事答弁

この監視委員会に向けてのスケジュール、メンバー構成、責務と権限についてですが、何よりも、住民の皆さんとまずはしっかり話し合いを行い、決めていくことが大切と考えており、具体的な内容については、今後相談させていただきたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 4.2回目の説明会終了後の住民反応をどう考えるか。理解が得られたと考えるか。

知事答弁

今回の2度目の一連の説明会は、第1巡目の説明会における疑問や質問に答える形で、主に対策工の技術的な説明を7自治会に対して行ってまいりました。
説明会では、これまでと異なり、耳を傾けていただく住民の方も見受けられ、理解に向けて前進があったのではないかと思っております。しかしながら一方で、依然として心配や疑問の声も多くいただいております。
この心配や疑問の声は、大きく分けて三つありまして、一つは、県が進める原位置浄化策についての技術的側面や将来的な効果に対する不安や疑問です。二つ目には、違法な有害物に関する強い疑念でございます。三つ目には、対策工事の実施に伴う周辺環境に与える影響についての心配です。
このような疑念、ご心配を受け止めさせていただきながら、引き続き、説明会を開催し、今後は住民の皆さんの意向を反映した「よりよい原位置浄化策」について説明させていただくとともに、このような心配や疑問にもさらにしっかりお応えするなかで、できる限り早期に県が進める原位置浄化策に合意と納得を得たいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 5RD問題の1日も早い解決に向け、知事の決意を問う。

知事答弁

RD処分場から高濃度の硫化水素ガスが発生してから既に9年が経過しようとしております。周辺住民の皆さんが、それより以前から悪臭や煤塵の飛散に苦しんでこられたことを重く受け止め、この問題の1日も早い解決に向け、確実に、着実に取り組んでいく決意でございます。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 6対策工の技術的側面と将来的効果を説明する機会をどのような形で行うのか。

知事答弁

2巡目の地元説明会では、対策工の技術的側面や効果などの質問や疑問に答える形で説明してきたところでありまして、引き続き、これからの説明会でも出された質問や意見に、丁寧に答えていきたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 7住民の違法有害物の埋め立てに関する疑念をなくすため、今後どのように対応するのか。

知事答弁

違法廃棄物の状況については、これまでの調査によって、240本を超えるドラム缶等を掘り出すといった成果が出ておりますが、今年度実施予定の詳細設計において、未調査区域を中心に先程ご説明いたしました高密度電気探査等を実施し、処分場の早期安定化とともに、住民の皆さんの不安解消も図っていきたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 8栗東市議会の決議と栗東市の要望を県としてどのように扱い、対応するのか。

知事答弁

栗東市議会では、地元住民の意向を十分に踏まえた対策工案を策定することと、地元住民の合意と納得が得られるよう最大限の努力をすること、との2点を内容とする要望事項についての決議がなされました。
また、栗東市からは、住民の意見を尊重した対策工案を策定し、早期に実施することを趣旨とする要請をいただいております。
このような決議や要請を十分に踏まえて、先の代表質問で4本の柱からなる「よりよい原位置浄化策」の方針を答弁したところであります。RD問題の解決に向けては、栗東市議会や栗東市の協力が欠かせないものと考えておりまして、そのうえで、この原位置浄化策に総意が得られるよう努力してまいります。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 9焼却炉撤去に伴う費用の見積もり試算をしているか。しているのであればどの程度までか。また工事着手はいつ頃か。

知事答弁

まず、焼却炉撤去の費用についてですが、焼却炉の焼却灰洗浄除去の費用を7,600万円と見積もっておりまして、この洗浄除去費用にどの程度加算されるかについては詳細設計の中で検討してまいります。
次に工事着手時期についてですが、対策工事は、原位置浄化策にかかる実施計画書の環境省同意を得てからの着手となります。そのためにも一日も早く速やかに詳細設計に着手できるよう、住民の皆さんの合意と納得を得ていきたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 10県における将来においての土地所有の検討を代表質問で答弁されたが将来とはいつ頃までの時期をいうのか。

知事答弁

RD問題は、県がRD社に対して廃棄物処理法に基づき措置命令を発し、RD社がその命令を履行する見込みがないことから、県が行政代執行として対策工の実施を計画しているものでございます。
当該土地については、廃棄物処理法および土地取得に関する関係法令を含めた法制度的な検討や、土地関係者との調整が必要であることから、将来的とは早くとも対策工の完了後とならざるを得ないと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 11安定化後の土地利用について、知事の考え方について改めて問う。

知事答弁

当該土地の利用については、廃棄物が残存する土地であるとして、廃棄物処理法に基づき、生活環境保全上の支障が生じないよう一定の制限が課せられているものでございます。
県は、今、一日も早い対策工の実施に向けて、誠心誠意地元の皆さんと話し合いを重ねているところであり、土地利用については、今後、話し合いの中で、地元の皆さんのご意向等をうけたまわってまいりたいと考えております。
このページのトップに戻る

九里議員

一般質問(要旨) 12産廃特措法の期限延長にかかる提案要望の具体的内容は何か。

知事答弁

是正工事の実施にあたりまして周辺住民に事業内容等について十分理解を求めていく必要があり、そのため、この秋に行う政府提案活動において、産廃特措法の期限の延長を要望して参りたいと考えております。
しかし、いずれにいたしましても、RD処分場問題は1日も早い解決が求められており、現行法の期限内で対策事業を完了するよう、努めて参りたいと考えております。
そのためにも、地元の皆さんの合意と納得を速やかに得ていく必要があり、地元栗東市や市議会においても、積極的な対応をいただくことが不可欠であります。
このページのトップに戻る

お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境部最終処分場特別対策室 
電話番号:077-528-3670
FAX番号:077-528-4849
メールアドレス:df0001@pref.shiga.lg.jp