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研究担当職員紹介(佐藤 祐一)

総合解析部門

主任研究員

佐藤 祐一

satoh
(表)
専門分野 環境システム工学
センターでの研究テーマ ・琵琶湖・集水域の水質・生態系評価手法の構築・多様な主体の協働による在来魚保全・再生活動の進行管理・将来像の共有化促進と社会実装支援のための手法
外部研究プロジェクト等への参加 ・環境研究総合推進費実施課題(5-1607)「琵琶湖における有機物収支の把握に関する研究」(分担者)・総合地球環境学研究所プロジェクト「生物多様性が駆動する栄養循環と流域圏社会-生態システムの健全性」(分担者)・科研費基盤C「なぜ連携が起きるのか?-環境保全活動における多主体連携の生起要因に関する研究-」(分担者)・日本水環境学会ノンポイント汚染研究委員会「流域に沈着した放射性物質の移動と消長に関する文献調査及び知見整理」研究メンバー
略歴
主な著書・論文
学会・研究会等での発表
審議会委員等 マザーレイクフォーラム運営委員会 幹事委員(2011年度~)家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト 事務局長(2015年度~)湖南流域環境保全協議会 顧問(2015年度~)関西広域連合 琵琶湖・淀川流域対策に係る研究会 海ごみ発生源対策部会 委員(2017年度~)日本水環境学会ノンポイント汚染研究委員会 幹事長(2016年度~)日本水環境学会関西支部 幹事(2008年度~)
講義・指導等 【大学等での講義】 ・立命館大学非常勤講師(2014年4月~)
ひと言 「流域管理」とは何をすることでしょうか?琵琶湖やその流域の中には、水の流れから物質の流れ、そこに息づく動植物たち、生活する人々、その文化、経済…一言で流域を管理すると言っても、考えなくてはいけない対象は限りなくあります。それら対象間の相互作用やトレード・オフを考慮すると、新しい流域管理のあり方が見えてくるのではないでしょうか。そのためには、縦割りの解消や異分野間の連携、市民と行政、研究者の協働など、人と人のつながりをしっかりと構築し、多くの人が主体的に取り組める仕組みが必要です。その橋渡し役になれるよう、努力を重ねていきたいと思っています。

略歴

  • 2004年 京都大学大学院工学研究科博士課程 中退
  • 2004年 パシフィックコンサルタンツ株式会社 流域計画部
  • 2006年 琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門研究員
  • 2008年 京都大学大学院 論文博士(工学)(題名:「河川開発と環境保全のコンフリクト存在下における代替案の評価と合意形成に関する研究」)
  • 2014年 琵琶湖環境科学研究センター 総合解析部門主任研究員

【受賞歴】

  • 第10回淡海の川づくりフォーラム 準グランプリ:「家棟川・童子川・中ノ池川にビワマスを戻すプロジェクト」(2017)
  • 地理情報システム学会ポスターセッション賞:「琵琶湖淀川流域を対象とした流域診断手法の開発とクラウドGIS による情報共有-日本版Surf Your Watershed を目指して-」(第23回地理情報システム学会学術研究発表大会,2014)
  • 日本水環境学会関西支部 第6回奨励賞:「琵琶湖流域水物質循環モデルの開発」(2011)
  • 日本オペレーションズ・リサーチ学会論文賞:”Sampling Site Location Problem in Lake Monitoring Having Multiple Purposes and Constraints” Journal of Operations Research Society of Japan Vol. 53, No.4(日本オペレーションズ・リサーチ学会2011年秋季研究発表会,2011)
  • 日本オペレーションズ・リサーチ学会事例研究賞:琵琶湖湖水観測地点の配置問題の研究(日本オペレーションズ・リサーチ学会2011年秋季研究発表会,2011)
  • 環境システム計測制御学会(EICA)奨励賞:「陸域・湖内流動・湖内生態系を結合した琵琶湖流域水物質循環モデルの構築」(第22回環境システム計測制御学会(EICA)研究発表会,2010)
  • 環境システム優秀発表賞:「湖辺域の広域景観計画策定に関するシステム論的研究」(第36回環境システム研究論文発表会,2008)

主な著書・論文

  • 佐藤祐一:放射性物質は琵琶湖でどのように広がるか,内藤正明・嘉田由紀子編,滋賀県発!持続可能社会への挑戦,pp.181-190,昭和堂,2018.
  • 佐藤祐一・岡本高弘・早川和秀・大久保卓也・小松英司:琵琶湖における難分解性有機物の起源:発生源における生分解試験とボックスモデルによる推計,水環境学会誌,39(1),pp.17-28,2016.
  • 佐藤祐一:自治体における湖沼流域水質予測モデル構築の現状と課題,水環境学会誌,37(7),pp.253-256,2014.
  • 佐藤祐一:流入負荷の削減で琵琶湖は「きれい」になるのか?-琵琶湖環境・対策の変遷と今後の方向性,西澤栄一郎編,農業環境政策の経済分析,pp.189-212,日本評論社,2013.
  • Yuich Sato: New challenge of citizen participation for environmental conservation, Hiroya Kawanabe, Machiko Nishino, Masayoshi Maehata eds., Lake Biwa: Interactions Between Nature and People, pp. 497-501, Springer, 2012.
  • 佐藤祐一・小松英司・永禮英明・上原浩・湯浅岳史・大久保卓也・岡本高弘・金再奎:陸域-湖内流動-湖内生態系を結合した琵琶湖流域水物質循環モデルの構築とその検証,水環境学会誌,34(9),pp.125-141,2011.
  • Haraguchi, K. and Sato, Y.: Sampling Site Location Problem in Lake Monitoring Having Multiple Purposes and Constraints, Journal of Operations Research Society of Japan, 53(4), pp.289-304, 2010.
  • 平山奈央子・佐藤祐一・岩見麻子・井手慎司:ワークショップにおける話題変遷の客観的把握と可視化の試み,土木学会環境システム研究論文集,38,pp.163-170,2010.
  • 佐藤祐一・西野麻知子:水位操作がコイ科魚類の産卵に与える影響のモデル解析と対策効果予測,湿地研究,1,pp.17-31,2010.
  • 佐藤祐一・金再奎・岩川貴志・高田俊秀:湖辺域の広域景観計画策定に関するシステム論的研究,土木学会環境システム研究論文集,36,pp.197-205,2008.

学会・研究会等での発表

  • 佐藤祐一・早川和秀:物質循環からみた琵琶湖の健全性評価:循環の「円滑さ」を表す指標の提案,第52回日本水環境学会年会講演集,p.506,2018.
  • 佐藤祐一・中野良博・西村拓巳・幡野真隆・北出肇:ビワマス遡上・産卵環境再生の取組 多主体協働による魚道設置と産卵床造成,日本陸水学会第82回大会講演要旨集,2017.
  • 佐藤祐一・永禮英明:流域社会と湖内生態系におけるリンフローの把握,第20回日本水環境学会シンポジウム講演集,pp.221-222,2017.
  • 佐藤祐一・岡本高弘・七里将一・川崎竹志・田中輝子・小松英司・上原浩・吉武央気・永禮英明:琵琶湖水質の将来予測シミュレーションについて(1)~第7期湖沼水質保全計画の結果から~,第51回日本水環境学会年会講演集,p.410,2017.
  • 佐藤祐一・石川可奈子・井上栄壮・岡本高弘・芳賀裕樹・川崎竹志・尼子博章:琵琶湖南湖における水草消長モデルの構築とシナリオ解析,日本陸水学会第81回大会講演要旨集,p.70,2016.

お問い合わせ

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