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あづま総合運動公園避難所とJICA二本松避難所での被災者支援(2011年7月1日~7月14日)

滋賀県の派遣職員が被災地の現状や支援状況をお伝えします。

平成23年7月14日

JICA二本松避難所

二本松婦人会のみなさんが来所され、「ふれあい喫茶」を開いてくださいました。婦人会のみなさんはご自宅で作られた漬物などをお持ちくださり、入所されている方にふるまってくださいました。みんなでおいしくいただくとともに、作り方の秘訣を教えていただくなど、会話がはずむ楽しいひとときを過ごしました。

婦人会のみなさんが帰られるときには、お礼として人力車に乗っていただきました。初めての方もおられ、とても喜んでいただきました。笑顔がいっぱいあふれる一日になりました。

平成23年7月14日

あづま総合運動公園避難所

本日から第27陣が支援を開始しました。昼にはピンクリボンの車で、とんこつラーメンの炊き出しがあり、大行列の人気でした。

暑い日でしたが、大盛況に終わりました。

平成23年7月13日

あづま総合運動公園避難所

滋賀県災害支援第26次隊の業務もいよいよ大詰めを迎えました。
この隊からJAバンク滋賀信連の方が2名参加されています。出身の組織は違っても、震災後の復興に向けた思いは同じであり、この一週間、互いに協力しあって業務にあたりました。

あづま総合運動公園内にあるあづま球場横には被災者の方々のためのお風呂が自衛隊の設営により提供されています。このお風呂は毎日午後3時から9時まで入ることができ、一日の疲れを流しておられます。また介護が必要な方々には毎週火曜日と金曜日の午後1時から3時まで利用されています。

平成23年7月12日

JICA二本松避難所

今日外は非常に良い天気!思わず外に出かけたくなっちゃいそうです。でも、外は外で非常に暑いので、避難されているみなさん、水分補給等をこまめに行ってください!

今日は『新聞広告(チラシ)でつくろう!~カゴ作り』が行われました。二本松婦人会の方々に講師としてボランティアで来ていただきました。チラシから作っていくものだったのですが、チラシをうまく編んでいき、最後にニスを塗ると完成!その完成品は、チラシから作ったとは思えない、立派なカゴになっていました。
さて、我々第26陣もいよいよ後半戦に入りました。被災者のみなさんにも顔を覚えていただき、非常に心地よく避難所運営をさせていただいています。
いつか、テレビで芸能人が被災地を訪問し、「被災者のみなさんを励ますつもりが、逆に励まされた。」というのを耳にしました。そのときは何となく「そうなのかな」と思っていたのですが、実際私も避難所に来て、避難されている皆さんに温かく接していただき、元気をいただいています。みなさんの笑顔のせいか、この一週間の避難所支援を行っているうちに、この避難所に愛着が湧いてしまい、ここを出るのがいつしか寂しい気持ちになっています。
『笑顔が笑顔を生み、そしてまた誰かを笑顔にする。~笑顔の連鎖反応~』
気づいたら、その連鎖反応に巻き込まれていました。
みなさん、本当にありがとう。

平成23年7月12日

あづま総合運動公園避難所

本日のあづま総合運動公園には、由紀さおりと安田祥子姉妹が来場され、童謡など懐かしい曲を何曲も披露されました。地元放送局の取材も多く、賑やかな一日となりました。ミニコンサートの後のサイン会も長蛇の列で握手した被災者もいつもより元気が湧いてきた様子です。

平成23年7月11日

JICA二本松避難所

今日は朝から蒸し暑い1日となりました。避難住民の方とあいさつを交わすと、多くの方から「今日は暑いですね。」と言葉をかけられました。東北地方は本日梅雨明けとなったとうことで、これから本格的な暑さを迎えることとなります。そこで、少しでもこの暑さを和らげていただきたいということで、午後には避難住民の皆さんに扇風機を配布させていただくこととなり、各世帯に1台ずつ扇風機を配布いたしました。

本日で3月11日の東日本大震災から4カ月を迎えました。大震災の起こった午後2時46分から、震災により犠牲になられました皆様方に哀悼の意を表しまして、避難所にいらっしゃる住民の皆さんと職員一同で黙とうを行いました。黙とうを通じまして、大震災により犠牲になられました皆様への想いを、あらたにいたしました。犠牲になられました皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

午後からは元青年海外協力隊ガーナ隊員の湯野澤さんによる指編み教室が開かれました。今日は学校が振替休日であったことから、子どもさんも参加されて皆さんで楽しく指編みを学んでいらっしゃいました。

また、二本松市内の理容師2名の方が見えられ、ボランティアによる散髪が行われました。散髪を受けられた皆さん方は、髪の毛をサッパリとカットされ、気分もスッキリとリフレッシュされたご様子でした。

また、二本松市内にある福島県ガールスカウト第20団から雑巾を避難住民の皆さんに寄贈いただくこととなり、ガールスカウトの代表の方が見えられ贈呈式が行われました。

平成23年7月11日

あづま総合運動公園避難所

本日東北地方の梅雨明けが発表となり、これからさらに暑くなることが予想されます。今日で震災から4か月となりますが、復興の目処はたっておらず避難者の体調が心配されます。

今日もあづま総合運動公園は蒸し暑い一日となりましたが、ボランティアの方々からかき氷が提供され学校帰りの子供たちに喜ばれていました。

平成23年7月10日

JICA二本松避難所

9日に行われた避難住民による記念植樹が大きく新聞に取り上げられました。この記事は施設内のあらゆる場所に掲示され、住民の方々はあらためて皆で取り組んだ成果に喜びを共有されていました。

また、本日もボランティアの方々によるイベントが開催され多くの住民の方が参加されました。参加された方はボランティアスタッフや住民同士との会話を交わしながら、とても楽しい時間を過ごされていました。

平成23年7月10日

あづま総合運動公園避難所

今日のあづま総合運動公園は、朝から厳しい暑さとなりました。
福島県の障害者スポーツ支部連絡協議会の皆さんが実施されたユニバーサルスポーツの催しでは子どもたちがいろんな球技を楽しんでいました。早く慣れ親しんだ地元の公園で遊べる日が来ますように祈るばかりです。
三陸沖に地震があり一部の地域には一時的に津波注意報が発令されましたが大事には至りませんでした。

平成23年7月9日

JICA二本松避難所

過去のブログでも何回か書かせていただいたのですが、JICAは7月末で閉鎖予定です。今日はJICAでお世話になった感謝の気持ちを込めて、JICAに避難されている方が自ら企画された『クリーンアップ作戦第二弾』を行いました。天気が少し心配されたのですが、皆さんの日頃の行いもあり、当日は晴れ!まずは、避難されている方、JICAスタッフ、ボランティアの方、福島県職員の皆さんで中庭を大掃除。

そして、そのあと「感謝」の気持ちを込めて記念樹を植えました。写真に写っている「感謝、旅立ち」と書かれている看板は南相馬市から避難されている方が、南相馬市で津波の被害にあった家屋の一部を加工して持ってきてくださったものです。もうすぐ、震災から4ヶ月が経とうとしていますが、この間避難されている方が、様々な想いの中過ごされていたということを改めて感じました。

本日、避難所に2件救援物資を持ってきていただきました。「鳥取県救援物資を募る会」の方から、衣類、下着等の救援物資の提供があったのと、「須賀川第一小学校ボランティア委員会」の方からうちわとカレンダー(被災地用に特別に作った7月始まりのカレンダー)の提供を受けました。救援物資という言葉が聞きなれた今、あえて記事にしようと思ったのは、やはりその「想い」からでした。鳥取県から来ていただいた方は被災地に支援物資を持ってこられるのは2回目でした。鳥取で支援物資を仕入れて、それを自ら片道16時間、車を運転して持ってこられました。4カ月が経とうとしている今、必要なものを考えて行動に移していただいているその実行力は見習わなければなりません。

また須賀川第一小学校ボランティア委員会の代表の方(本日救援物資を持ってきていただいた方)がおっしゃっていた言葉が印象に残ったので、ここで書かせていただきます。その方もすでに何回か救援物資等活動していただいています。震災当日、知り合いが津波被害に遭われたそうです。そのとき、被害に遭われた方から、メールを受け取ったのですが、そこにはわずか2行。

-家族は全員無事です。しかし、それ以外の全てのものを失いました。-

その時、返す言葉が見つからない。それ以上に、言葉が出てこない。ということをおっしゃっていました。

今、世界中が日本を、いや、福島を注視しています。その中で、一人一人ができることは小さなことかもしれません。震災を忘れてはいけません。今もなお、避難所生活されている方がいることを忘れてはいけません。今回、私は避難所に約一週間いる中でできることを考えました。

「一つでも多くの笑顔を咲かせる。」

避難されている方とできるだけ話をするようにしています。

私に楽しそうに話をしてくださる方の顔が今も頭から離れません。避難所に来てわずか2日目の私を受け入れてくださっているようで、私もとても嬉しかったです。

私の避難所支援もまだ前半戦です。

-あなたの笑顔が一つでも多く咲きますように-

平成23年7月9日

あづま総合運動公園避難所

今日のあづま総合運動公園は、35度近い暑さとなりました。併設されているスイミングプールでは、被災されている方々も地域にお住まいの方々もたくさん入場されていました。午後2時すぎにはにわか雨が降って幾分涼しくなりましたが、暑い日が続きますので熱中症に気をつけて過ごしていただきたいものです。

平成23年7月8日

JICA二本松避難所

滋賀県からの支援スタッフは本日より第25陣から第26陣に引き継がれました。また、福島県の2名の支援スタッフの方も本日交代されております。福島県のスタッフ皆さんと協力しながら避難住民の皆様に快適に過ごしていただけるよう取り組んでまいりますので、よろしくお願いします。

本日は、明日に避難住民の皆様が予定されています記念植樹のライラックの木が届けられました。二本松の皆様への感謝の気持ちを込めた記念植樹です。ライラックの花言葉は「出会いの喜び、友情」で、避難生活という中でありながらも、その出会い、生活を通してできた友情をこれからも大切にしていこうという避難住民の皆様の思いが込められています。

この数日はぐずついた天気となっていますが、明日はすっきりとした晴れ間の中で避難住民の皆様の思いのこもった記念植樹を実施いただけることを願っています。

平成23年7月7日

JICA二本松避難所

JICA二本松では、毎日午後に、JICAのスタッフの方、福島県、滋賀県の職員による15分程度の定例会があり、行事予定の確認や避難所運営についての意見交換等を行い、情報を共有しています。滋賀県職員も出席して、避難所運営の支援業務について主体的に携わらせていただいています。最近は、やはり退所に向けての対応が議題の中心となっています。

今日は、七夕。館内の通路にも飾り付けがされており、夕食も七夕メニューでした。

どうか、みなさんの願い事が叶いますように。避難所を退所された後は、また大変だと思いますが、一日も早く安心できる生活に戻れますよう心からお祈りいたします。

平成23年7月7日

あづま総合運動公園避難所

滋賀県災害支援第25次隊の業務もいよいよ大詰めを迎えた本日、7月7日は七夕です! 避難所の案内カウンターにも、ささやかながら七夕飾りがされています!限られた物資の中で用意された笹の葉には、多くの方々の祈りが込められています。

この後の天気予報ではあいにくの下り坂とのことですが、今夜は織姫と彦星に被災地の一刻も早い復興と、被害にあわれた方々が日常を取り戻されるよう私も祈りたいと思います。

平成23年7月6日

JICA二本松避難所

今日の午前中は駐車場周りの草刈が行われていました。きれいに晴れた青空の下、草刈後の光景はよりきれいに見えました。

草刈つながりでは、今週末に「クリーン作戦第二弾」として草刈とゴミ拾いが予定されています。今回のクリーン作戦では当避難所が7月末をもって閉鎖予定であることもあり、終了後に記念植樹の実施も計画されています。みなさんがこれから始められる新たな生活に幸せがたくさん訪れることを切に願っています。

平成23年7月5日

JICA二本松避難所

住民自治会議に出席させていただきました。避難住民代表と福島県、JICAが毎週火曜日に意見交換を行っています。7月31日をもって閉鎖予定の当避難所ですが、まだその後の行き先が決まっておられない方もあり、そのことも話題に上りました。これらの方には、今後、福島県・市町村の担当者が丁寧に対応していかれるようです。避難所運営の難しさを感じました。

また、地元の方が、支援物資として、豆腐の燻製と地元産の煮卵を届けに来所されました。大変珍しい、心のこもったもので、皆さんに大好評でした。震災から4ヶ月が経とうとしていますが、地元の皆さんの温かい気持ちは続いており、大変ありがたいものです。

平成23年7月5日

あづま総合運動公園避難所

4日の夕方は激しい雷雨で、体育館が一時停電するほどでしたが、5日も朝6時過ぎから9時過ぎまで、かなりの雨が降りました。4日までの蒸し暑さから一転して、午前中は少し肌寒いくらいでした。

体育館の床が濡れると滑りやすくなって危ないので、避難されている方も、来館された方も、傘は入口外側にある傘立てに置いてもらって、濡れた物を中に持ち込まれないようにしています。

入口では、避難されている方への傘の貸し出しも行っており、来館された方の確認とあわせて、入口担当者の業務のひとつになっています。

5日も午後はすっかり晴れて、少し暑さが戻ってきました。避難されている方が居住される体育館の、すぐ近くにあるテニスコートや陸上競技場などでは、中体連の大会が開催され、多くの選手の歓声が響いていました。一方、体育館前の広場では、避難されている方のためにポン菓子が作られ、多くの方が訪れていました。

日常生活と避難生活が隣り合わせの、あづま総合運動公園です。

平成23年7月4日

JICA二本松避難所

にぎやかなイベント等があった昨日とは異なり、今日は月曜日で静かな朝ですが、小中学生の子ども達はバス等で元気に登校しました。一学期も残りわずかです。子ども達が一日も早く落ち着いた環境で学校生活が送れるよう願うばかりです。

JICA二本松では、管理棟にある広報展示室が各方面からの支援物資のストックヤードとなっています。ここには外国の人形や楽器等が置かれており、JICAの施設ならではの雰囲気です。福島県と滋賀県の職員がここの前に設置しています受付にいて、避難入居者の方のご希望により物資をお渡ししています。すべてご希望通りとはなかなかいきませんが、可能な範囲で適切にお応えしていきたいと思います。また、今日から、福島県の緊急雇用による臨時職員の方が来てくださり、支援物資の在庫管理等のお仕事をしていただきます。よろしくお願いします。

平成23年7月4日

あづま総合運動公園避難所

今日は、あの「富士宮焼きそば」の提供がありました。さすがにすぐ長蛇の列ができ、待ち時間はいつもより長くなりましたが、焼きそばを受け取られた皆さんは笑顔でそれぞれのスペースにもどっていかれました。

この笑顔が早くもとの生活で出るようにと願うばかりです。

平成23年7月3日

JICA二本松避難所

今日は朝から雨が降り、少しジメジメとした一日でしたが、こんな天気も忘れさせてくれるような楽しいイベント盛りだくさんな一日となりました。

まず午前中には東京よされ会の方々による八丈太鼓の演奏が披露され、迫力ある太鼓の音と演奏している方の楽しそうな笑顔が印象的でした。

午後からは三遊亭遊馬さんによる落語やエレクトーン演奏も行われ、イベント会場となった食堂は一日を通してたくさんの方でにぎわっていました。

平成23年7月3日

あづま総合運動公園避難所

今日は日曜日ということもあり、朝からバルーンアートや足湯、健康体操、午後には整体、和太鼓の演奏、ミニ縁日そしてオーケストラの演奏会と、イベント盛りだくさんの一日でした。
震災の日からまもなく4カ月が過ぎようとしていますが、未だに多くの方々が被災地のことを想い、こうした活動を続けてくださることは、本当に有り難いことだと思います。

平成23年7月2日

JICA二本松避難所

滋賀県からの支援スタッフは本日より第24陣から第25陣に引き継がれました。第25陣もこれまで同様避難者の方に快適に過ごしていただけるよう取り組みます。よろしくお願いします。

良い天気でしたので、外回り関係の話題を中心にお伝えします。本日より、JICA二本松のグラウンドが一般開放されています。本日は、早速、地域の元気な小学生が野球に汗を流していました。どこでも、子どもたちの元気な姿は変わりません。また、施設内の草刈りなども行われており、すっかりさっぱりとした外観になりました。

一方で、当避難所は、7月末をもって閉鎖となる予定であることもあり、受付業務をしていると、避難者の方が今後の行先への不安を口にされることもあります。震災から何か月も経ちますが、避難者の方の置かれた困難な境遇は変わることがないことを実感しました。

平成23年7月2日

あづま総合運動公園避難所

今日から滋賀県災害支援業務を第25次隊が担当することになりました。これから6日間、避難されている方に少しでも喜んで頂けるよう頑張って参ります。
今日のあづま総合運動公園は、朝は涼しく爽やかでしたが、その後ぐんぐん気温が上がり、暑い一日になりました。炊き出しが行われ、昼食に冷やし中華がふるまわれました。余った冷やし中華を我々も頂きましたが、冷たくおいしかったです。避難所では食事の内容を選ぶ自由が制約されますが、皆さんしっかり食べて夏を乗り切って頂きたいと思いました。

平成23年7月1日

JICA二本松避難所

今日から7月です。日本全国連日猛暑の様子ですが、標高の高い場所にあるJICA二本松避難所ではそこまでの暑さは感じられません。

さて、当避難所は、7月末をもって閉鎖となる予定です。そのためか、少しずつ退所される避難者の方が増えています。今日も2世帯5名の方がこの避難所を出られました。これから月末にかけて、退所される方はさらに増えていくこととなるでしょう。

退所された方々の中では、仮設住宅や自治体が借上げたアパート、マンションなどに移られるケースが多いようです。
避難所とは違い情報の入手も難しくなり、なにより自活しなくてはなりません。これからが本当に大変だと思いますが、皆さんの新しい生活を心から応援しています。

平成23年7月1日

あづま総合運動公園避難所

今回の避難所派遣職員の一人の小学三年生の娘さんやその友達が東日本大震災で被災された方のためにツルを折ってくれました。思い立ってから短い期間で約三百羽折ってくれました。施設を管理している法人を通じてあづま総合運動公園避難所のボランティアの方に渡し、玄関の柱に掛けていただきました。ボランティアの方には「ツルは、折るのに時間がかかるのによく折ってくださいました。」と喜んでいただきました。避難している方がこれを見て少しでも元気を出していただければと願っております。