戦争体験談・資料提供のお願い

滋賀県平和祈念館は、
県民の戦争体験を語り継ぎ、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、
平和を願う心を育むための拠点となる施設です。

1:戦場・戦地の人々 戦場の郵便配達員

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-野戦郵便隊の軍属として-
藤井憲一さん(大正5年生まれ 長浜市)

家族と兵士たちをつなぐ大切な郵便物を配達するという役目

昭和14年7月、長浜郵便局に勤める藤井さんは、野戦郵便隊の軍属として日中戦争に従軍しました。
日本から遠く離れた戦場の兵士たちが心待ちにしている、家族からの便りや慰問品。藤井さんは、家族と兵士たちをつなぐ大切な郵便物を配達するという役目を、2年近くつとめました。
「軍事郵便がくると、部隊ごとに分類して、軍のトラックに乗って各部隊に配るわけですわ。」

所属した湖州・野戦郵便局の建物の前で。藤井さんの腕にしているのが郵便局員の腕章。この腕章をつけていると自由に移動できた。

所属した湖州・野戦郵便局の建物の前で

命がけの配達

100キロ200キロと、遠くの部隊へ配達することもありました。
「遠い所になると、朝5時くらいに起きて、帰りは夜の7時か8時くらいになりました。トラックで帰ってくるときには襲撃されたこともあって、それがいちばん怖かったな。明かりをめがけてバリバリ撃ってくるんやからね。」と命がけの配達の様子を語ってくれました。


野戦郵便局で押されたスタンプ。風景が描かれているのが特徴的。


「野戦郵便従軍」と書かれた赤タスキ。このタスキを胸に、家族や近所の人たちに見送られ応召しました。

 
 

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