仕事のごみゼロ
「食品ロス」とは、「食べられるのに廃棄される食品」のことをいいます。
我が国では年間約2,531万トンの食品廃棄物が排出されていますが、そのうち約600万トン(平成30年度推計)が食品ロスと言われています。ご飯一杯を約130グラムと仮定すると、全ての国民が毎日ご飯1杯分相当の量の食品を食べずに捨てている計算になります。
食品には、消費者の手元に届くまでに肥料・飼料の製造、生産に要する労働力、加工・包装・運搬等のエネルギーが掛けられています。それにもかかわらず食べられる食品を廃棄することは、もったいないことであるとともに、環境負荷(CO2発生等)にもつながるため大きな課題となっています。
こうしたことなどを背景に、滋賀県では、平成29年度より、食品ロスを減らす県民運動「三方よし!!でフードエコプロジェクト」を立ち上げ、食品ロス削減の取組を推進しています。
また、令和3年3月、これまでの取組を活かしつつ、食品ロスの削減に向けた取組を一層推進するため、「滋賀県食品ロス削減推進計画」を策定しました。
計画に基づき、消費者、事業者、関係団体、行政等が一丸となって、様々な取組の全県的な展開を目指していきますので、御協力をお願いします。
詳細については「滋賀県食品ロス削減推進計画について」をご覧ください。
滋賀県では、食品ロス削減の県民運動「三方よし!!でフードエコ・プロジェクト」の一環として、食品ロス削減に取り組む飲食店、宿泊施設、食料品小売店を「三方よしフードエコ推奨店」として登録し、その取組を広く県民の方々へ紹介しています。
食品ロスの削減に取り組んでおられる事業者様、取組を予定されている事業者様など、ぜひ当推奨店制度への参画をご検討ください。
推奨店には、プロジェクトのイメージキャラクターである「よっしーくん」がPRするステッカー、ポスター、チラシ等をご提供します。
☆現在の登録店舗一覧は 家庭のごみゼロ「食品ロスを減らそう」 に掲載しているほか、「三方よしフードエコ推奨店検索サイト」でもご覧いただけます。
<よっしーくん>
滋賀県生まれ。近江米100%の三角おにぎりの妖精。食品ロスを減らすために滋賀県内を日夜、奔走している。口癖は食べ物の無駄をなくしたときに発する掛け声、「よし!!」。
登録要件や申込方法等、詳細については「三方よしフードエコ推奨店検索サイト(推奨店募集)」をご覧ください。
「三方よしフードエコ推奨店」の取組を紹介する動画をYouTubeに掲載しました!ぜひ御覧ください。
「三方よし!!でフードエコプロジェクト滋賀県」
【動画の概要版】
【その他の取組紹介】
【滋賀県食品ロス削減優良取組表彰受賞者の取組紹介】
「滋賀県食品ロス削減優良取組表彰」について
https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/haikibutsu/315423.html
食品ロスは事業活動の様々な場面で発生します。食品ロスの削減に御協力お願いします。
詳細はパンフレットをご覧ください。
☆家庭から発生する食品ロスの削減については 家庭のごみゼロ「食品ロスを減らそう」 をご覧ください。
環境省は、事業者や消費者などが行う3R行動について、その行動量(削減された食品廃棄物の量)を入力することで、天然資源削減量(石油、水)、最終処分削減量、二酸化炭素削減量といった環境負荷削減効果※が自動計算される『3R行動見える化ツール<食品廃棄物編>』を作成しています。
※環境負荷低減効果は、商品の原材料調達、製造、輸送、処分に至るまでのライフサイクル全体での一般的な取扱いを想定して概算したもの。正確な環境負荷低減効果を算定するものではない。
例えば、小売店等で消費者に向けて環境負荷削減効果を提示することにより、商品の販促に御活用いただくこともできます。
農林水産省 : 食品リサイクル・食品ロス(外部サイトへリンク)
消費者庁 : 食べものの無駄をなくそうプロジェクト(外部サイトへリンク)
環境省 : 食品リサイクル関連(食品ロスの削減・食品廃棄物の抑制)(外部サイトへリンク)
政府インターネットテレビ : もったいない!食品ロスを減らしましょう~大切な食品を捨てない取り組(外部サイトへリンク)
滋賀県 : 第五次滋賀県廃棄物処理計画の策定について
滋賀県 : 食品ロス削減の取組について