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更新日:2026年4月30日
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夏の高温に強い近江米新品種「ことさんさん」がデビュー!
提供年月日:2026年5月7日

近年の夏の高温で、特に品質低下が深刻であった近江米「キヌヒカリ」等に代え、広く生産者に栽培いただける新品種「ことさんさん」がデビューします。県農業技術振興センターが育成した期待の品種です。
今後、生産者や近江米関係機関と連携し、本品種の面積拡大を一気に進め、近江米産地全体の品質向上を図り、西日本一の米産地を目指します。
開発までの経緯
猛暑等による影響で本県産米の品質が低下しており、特に県内で約5,000ha(水稲作付面積の約17%)で作付けされている早生品種「キヌヒカリ」の品質低下が深刻で、生産現場からはその代替となる高温耐性の新品種の誕生を強く求められていました。
そこで、県農業技術振興センターでは平成21年(2009年)に「にこまる」と「レーク65」を交配し、様々な試験を繰り返し選定した本品種を、令和8年2月に品種登録出願しました。

「ことさんさん」の来歴
名称について
- 名称:「ことさんさん」
- 命名理由:「湖の都」である本県の水田で稲穂がさんさんと太陽の光を浴びている様子をイメージして名付けられました。
- 経緯:近江米振興協会関係団体において名称候補の募集を行い、6つの最終候補の中から知事が決定しました。
新品種の特徴
- 収量は640kg/10aで、「キヌヒカリ」より約1割多収(農業技術振興センターでの試験)。
- 猛暑に強く、整粒率等の品質は「キヌヒカリ」より優れる。
- 食味は「キヌヒカリ」と比べ良好で、「コシヒカリ」と同等のおいしさ。
- 熟期は中生の早熟期となり、例年は9月5日頃に成熟期を迎える。

玄米外観の比較

高温登熟性検定の結果(2015~2022年)
今後の予定
- 令和8年は県内各地約10haで栽培し、令和9年産から本格的に栽培を開始します。
- 令和12年5,000haを目標に、関係機関と連携して作付拡大に取り組みます。