滋賀県の女性の平均寿命は、 「令和2年都道府県別生命表の概況」(令和4年12月23日厚生労働省発表)において88.26年(全国2位)であり、非常に高い水準にあります。
しかしながら、主観的健康寿命は、令和元年のデータで76.59年(全国24位)となっており、決して良い数字とは言えない状況です。
また、同年の「自分が健康であると自覚していない期間の平均(不健康期間)」は11.45年(全国41位)であり、「日常生活に制限のない期間の平均」の指標値は74.44年(全国46位)となっています。(男性は73.46年で全国4位)
この平均寿命と健康寿命(指標値)の乖離については、政府の健康日本21においても言及されているところですが、このギャップの要因の可能性や意味を見出すことも含めて統計的な解析と考察を行い、事業報告書にまとめました。