「エディブル・スクールヤード(食育菜園)」(※1)は、子どもたちが菜園やキッチンでの授業の中で、健康や環境、コミュニティを大切にすること、それが自分たちの持続可能で豊かな暮らしにつながることを体感する、食を通じた持続可能な生き方のための教育プログラムです。
県内の多くの公立小中学校では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念(※2)や「エディブル・スクールヤード(食育菜園)」の取組に通じるような、野菜や米などの栽培活動に長年にわたり取り組んできており、児童生徒が、自然・環境・いのち・地域・つながりなどの大切さなどを学んでいます。
【取組紹介】
※1 エディブル・スクールヤード(食育菜園)とは
1995年に米国カリフォルニア州バークレー市にある公立中学校校庭に食育菜園を設けたことから始まった、持続可能な生活・農業等について教育する活動です。アリス・ウォータース氏によって創設され、全米の公立、私立校で正規の授業として実践されており、20余年に及ぶ実績があります。
持続可能な生き方やエコロジーを理解する知性と、自然界と結ぶ情感的な絆を子どもたちが身につけるため、各々の学習目的を融合させたガーデンとキッチンの授業を行っています。
※2 国連の持続可能な開発目標とは
国際連合広報センター(外部サイトへリンク)
シンポジウム「アリス・ウォータースさんに学ぶ 食・農・暮らしの持続可能な未来」の開催