県立八幡商業高等学校では、家庭部の生徒(部員38人)が、学校家庭クラブ活動の一環として地元で作られた野菜を使い、新たに「かぼちゃパウンド」を作り出しました。協力いただいたのは、土や目に見えない生き物たちを大切にしながら野菜作りをする小林ファームさんです。バターナッツかぼちゃを使った「かぼちゃパウンド」は、優しい味でとてもおいしくできています。
「かぼちゃパウンド」を作るきっかけは、八幡商業高校家庭部の顧問が、市が主催する「SDGs子ども特派員」の企画の存在を知り、地元にある高校として地元のためにできることはないかと考えたのが始まりでした。5月に顧問と生徒が主催者である近江八幡市消費生活センターを訪問し、協力することが決まりました。その後は、生徒自ら消費生活センターからイベントの趣旨を聞いたり、実行委員会に参加したりするなどして企画を練りました。8月には生徒自ら小林ファームを訪問し、実際に野菜を食し今回の「かぼちゃパウンド」のアイデアを固めていきました。その後、多くの人のアドバイスを受け試行錯誤ののち今回の開発となりました。
この「かぼちゃパウンド」は、11月13日(土曜日)に行われる「近江八幡SDGs子ども特派員vol.5親子で探る体験ツアー」の参加者に、このレシピに込めた思いを紹介して食べてもらおうと企画しています 。