多くの人にとって、仏像は難しくてなじみにくいという印象があるようです。たしかに仏像は種類がたくさんあり、おぼえるだけでもひと苦労しそうです。仏教の予備知識が必要というのも大きな理由の一つかもしれません。
しかしながら、滋賀県に伝来する国宝・重要文化財のうち、最も多数を占めているのが仏像で、飛鳥時代から現在に至るまで、多種多様な仏像が人々によって守り伝えられてきました。
このセミナーでは、仏教伝来と同時に製作された仏像の歴史および滋賀県に伝来する仏像の特徴、さらには文化財としての仏像修理の最新情報を、日ごろ仏像に親しむ機会のない方々にもわかりやすく紹介します。そして、仏像の魅力を実感して親しみを深めていただき、文化財としての仏像を永く守り、伝えていただきたいと思います。
皆さまのご参加をお待ちしています。
1.日時令和2年(2020年)1月19日(日)10:30~15:45※10:00開場
2.会場ピアザホール滋賀県大津市におの浜一丁目1番20号ピアザ淡海2階
3.内容
「入門セミナー仏像に親しむ」
(1)開会挨拶10:30~10:40
(2)講演「奈良の大仏と京の大仏」10:40~11:55
講師:神田雅章氏(龍谷大学教授)
(3)講演「近江の仏像―平安時代の彫刻を中心に―」13:00~14:15
講師:高梨純次氏(公益財団法人秀明文化財団参事)
(4)講演「仏像修理の世界」14:30~15:45
講師:高橋利明氏(楽浪文化財修理所所長)
4.主催滋賀県教育委員会
5.定員400名(事前申込制先着順)
6.参加費無料
7.参加申込方法
(1)FAX・電話・メールに住所(市町まで)・氏名(ふりがな)・連絡先(携帯電話推奨)を記入の上、下記まで申し込み。
(2)申込締切令和2年1月16日(木)午後5時
8.参加申込・問い合わせ
滋賀県教育委員会事務局文化財保護課美術工芸・民俗係
〒520-8577滋賀県大津市京町四丁目1番1号
TEL:077-528-4672FAX:077-528-4956 E-mail:[email protected]