近年、地域で飼い主の不明な猫に餌を与えたことから、猫が増えてしまい、糞害などの苦情に結びついているケースが増加しています。
猫は犬と違い、登録義務やつないで飼う義務が法的に規定されていないことから、飼い猫とそうではない猫との区別がつきにくく、責任の所在もあいまいなため根本的な解決策が見いだせないという現状があります。
まずは地域猫活動パンフレットをご覧ください。
動物保護管理センターは地域猫活動※を支援しています。
※地域猫活動・・・活動する地域の自治会、または自治会の了承を得たボランティアグループが、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施し、当該猫を適正管理する活動をいう。
地域で猫問題に取り組みたいとお考えの自治会や個人の方がありましたら、まずは動物保護管理センター(0748-75-1911)にご相談ください。
野良猫の不妊去勢手術費、えさ代等を対象に、8万円(上限)の補助金の交付が受けられます!
令和6年度の補助金については、こちらをご覧ください。
・補助金の申請、問い合わせ先は滋賀県動物保護管理センターです。(湖南市岩根136-98)(電話0748-75-1911)
・申請前に必ず相談いただくようお願いいたします。
答えはノーです。
隠れた(無責任な)エサやりによって猫が減らなかったり、おなかがすいた猫がゴミや畑を荒らしたり、栄養不足で猫が病気になったりして、地域の生活環境をよけいに悪化させるおそれがあります。また、地域の猫がやせ細っていくのは動物愛護の観点からも好ましいことではありません。
飼い猫を適正に飼っていただくことは野良猫の発生源対策として非常に重要です。
飼い猫を飼い主が適正に飼養するとともに、野良猫は地域で適正に管理する必要があります。
猫は繁殖力が強く、ただ餌を与えているだけで不妊去勢手術をしないと、1年に3回くらい子供を産んで、あっという間に増えてしまいます。
増えすぎた猫は隣近所の迷惑となり、人間関係を悪化させ、人と猫の双方にとって住みにくい地域環境になってしまいます。
まずは、猫すべてに不妊・去勢手術を実施し、地域でルールを作って適正な管理を行うことが大切です。
地域で猫問題に取り組みたいとお考えの自治会等がありましたら、自治会等を通じて動物保護管理センターにご相談ください。(まずは個人からご相談いただいても結構です)
地域で協議の場を持ち、次の事項に承諾いただいた場合、動物保護管理センター、市町担当部署、滋賀県動物愛護推進員や各ボランティア等と連携し、不妊・去勢手術の負担を軽減するアドバイス等、地域で猫とうまくつきあっていくための支援をします。
地域で人と猫が共生していくために県でとりまとめたガイドラインです。