動物を飼う場合はルールを守りましょう
他人に迷惑や危害をおよぼすことのないようにしましょう!
動物が好きな人ばかりではありません。
他人に迷惑や危害をおよぼすことのないよう、十分な心くばりと正しいしつけが必要です。
人の生命身体または財産に対する侵害を防ぎ生活環境を害することのないよう責任をもちましょう。
- 犬の放し飼いは条例で禁止されています。放し飼いの犬は、人を攻撃したり、他人の土地・畑などを荒したり、
他の犬とケンカをしたり、交通事故にあうなどの危険性も多く、いろいろな病気に感染する原因にもなります。
また、犬アレルギーの方や小さな犬でも怖いという方もいます。
- 公共の場所(公園、湖、川など)で遊ばせるときは必ずリードをつけましょう。
- 犬が施設から逃亡しないようにしましょう。
- けい留されている犬の行動範囲が道路又は通路に接しないようにしましょう。
- 飼い主の制止に従うようしつけを行いましょう。
- できるだけ屋内で飼養しましょう。猫は放し飼いが当たり前という方がいますが、そんなことはありません。
屋外は猫にとって危険なことばかりです。家の中で十分運動できれば、ストレスになることもありません。
- トイレを家の中に設置し、他人の庭や畑で糞尿をさせないようにしましょう。
- しつけは、飼い主と飼い犬・猫の大事なコミュニケーションです。
犬も猫も人間と暮らすためには、人間のルールを覚える必要があります。
いいことをしたらたくさん誉め、ごほうびをあげて、いろんなルールを覚えさせましょう。
毛や爪の手入れをしたり、病院へ連れて行くために必要です。
社会化され、人なつこい動物は知らない場所へ行ったり、知らない人に出会ってもすぐに新しい環境に慣れることができます。
迷子になっても保護されやすく、万が一飼い続けることができなくなっても、新しい飼い主にもらわれやすくなります。
- 体罰は絶対にしないようにお願いします。人を恐がる犬・猫になってしまいます。
- やむを得ず飼えなくなった場合は、新しい飼養者を見つけて下さい。
- 飼う前に、最後まで責任を持てるかどうかよく考えることも大切です。
犬の登録・狂犬病予防注射を必ず受けましょう。(詳しくは市町役場へ)
- 犬を取得した日から30日以内に犬の登録をしましょう。
- 1年に1回、狂犬病予防注射を受けましょう。
- 登録事項(住所、飼い主)に変更のあった場合には、変更の届出をしましょう。
不幸な命を増やさないため避妊・去勢をおこないましょう。
避妊・去勢は繁殖の制限だけでなくいろいろな利点があります。
- 病気の予防になります。(メス:子宮ガン、卵巣ガン、子宮蓄膿症などオス:前立腺ガンなど)
- 発情期の徘徊の防止、他の犬が寄りつくことを防止できます。
- オス犬は性格がおとなしくなることが多く、無駄な犬同士のケンカが減ります。
- その動物の習性や本能をよく理解し、適正に管理しましょう。
- 発育状況などに応じて、十分なえさと水を与えましょう。
- 健康状態などに応じて適正な運動をさせましょう。
- 病気の予防など健康管理をしましょう。
- ノミ・ダニなど外部寄生虫やフィライリアなどの予防薬や駆虫薬
- 感染症を予防するワクチンなど
- 開業獣医師の指導のもと適正に病気の予防を行ってください。
- おもちゃや煙草の誤飲・誤食にも注意しましょう。
(煙草については、受動喫煙等の影響にも配慮しましょう。)