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更新日:2014年4月30日

森林病害虫獣情報

東近江地域振興局管内で発生している森林病害虫獣の被害についてお知らせします。松くい虫による被害

松くい虫(マツ材線虫病)

マツノマダラカミキリ(以下カミキリ)が媒介するマツノザイセンチュウ(以下線虫)が原因となる松の枯れのことを松くい虫による枯れと呼んでいます。
夏から秋にかけて葉が急速に赤変し、枝を切ってもヤニの流出がほとんど見られないのが特徴で、症状が見られた頃にはほとんど手遅れとなります。枯れた松からは翌春、線虫を保持したカミキリが羽化し、他の健全な松へ被害を拡大させるため、翌春までに伐倒駆除・焼却・チップ化などの処置が必要です。
予防方法は、初夏の薬剤散布によるカミキリの駆除や冬季の樹幹注入が有効とされています。

 

ナラ枯れ

コナラ・ミズナラをはじめとするナラ類にカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)が木に穴をあけナラ菌を持ち込む事により発生します。
滋賀県では平成9年頃から県北部で被害が確認されてきました。当管内においても平成18年に東近江市・近江八幡市・安土町にて被害が初めて確認されました。

フラスナラ枯れ

被害の特徴は…

  • コナラ・ミズナラ・アカガシ・アラカシ・クリ・カシワ等のナラ・シイ・カシ類が枯れる。
  • 夏の終わり頃から枯れ始める。他の健全木が緑葉であるのに褐色に枯れる。
  • カシナガが穴(直径1〜2mm)を開けるため、被害木の根元には幹から木くず(フラス)が出ている。
  • 大径木(直径30cm程度以上)が枯れやすいといわれている。カシナガが進入しても、小径木は枯れにくい。
  • 潜入孔の多くは地上から2m程度の高さにある。
  • 被害はカシナガの移動により広がっていく。

防除方法は…

  • 被害木のくん蒸・ビニール被覆、粘着剤の塗布などの方法があり、現在、研究が進められています。
  • 被害を未然に防ぐには、森林整備の際に被害に遭いやすい大径木を残さない、被害木が少ないうちに駆除を行うなどが考えられます。

ほ乳類による造林木(スギ・ヒノキ)の被害

若齢木

シカ・カモシカ・ノウサギにより植栽した木の枝葉が食べられ、ひどい場合は枯れてしまいます。
被害の激しい場所では植栽した木の大半が被害を受け枯れることもあります。
ヒノキ幼齢木の食害状況

壮齢木

シカにより幹の角こすり害と樹皮の剥皮害を受けることがあります。
被害にあった木は、材の変色・腐れがおこり、材としての価値が激減します。
剥皮害3齢級剥皮害壮齢木

林地の獣害対策については「造林・育林情報」で詳しく説明しています。


滋賀県では、森林所有者等が自主的に病害虫の駆除・防除を行う場合、滋賀県森林病害虫等防除センターが所有する「動力噴霧器」「移動式チッパー」「シュレッター」などの貸借を行っています。詳しくは森林整備課までお問い合せ下さい。

農薬の使用にあたっては、農薬の使用方法・使用量・対象樹木を遵守してください。

 

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