大規模国際会議開催前のサイバー攻撃に御注意ください！

　G7(主要国首脳会議)広島サミットが、本年5月19日(金)から3日間の日程で開催されます。過去、国際的な大規模イベント開催前にはサイバー攻撃が高い確率で発生していることから、現在、サイバー空間での脅威が非常に高まっている状況と見られます。

　先日、滋賀県議会や大津市議会のホームページ等が一時的に閲覧できなくなるトラブルが発生しました。これらの事象とサミット開催との関連性は不明ですが、こういった事象が現実に発生していることを鑑みると、特に、公的機関が運用している各種システムや重要インフラに係るシステムのセキュリティは万全にしておかなければなりません。

　また、サプライチェーンを狙ったサイバー攻撃も発生していることから、事業規模、種別を問わず、県内事業者の皆様は、今一度、自組織のセキュリティを点検していただき、抜けのないサイバー攻撃対策をお願いします。

○不審なメールに添付されたファイルを開封しない。

○IDやパスワードの使い回しをしない。

○外部記録媒体やBYOD(Bring Your Own Device)の取扱いは、自組織の規定通りに運用する。

○機器等や使用アプリケーションのバージョンを最新のものにする。

○機器等の脆弱性を放置しない。

○サーバの設定に誤りがないか、抜けがないか点検する。

など、まず、基本的な対策がとれているか確認してください。 

サイバー攻撃による被害を受けたとき、もしくは、サイバー攻撃の兆候を認知された場合は、サイバー犯罪対策課に御相談ください。