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更新日:2017年11月1日

 なぎさの音色

 

田崎 真也さん

田崎 真也(たさき しんや) さん

東京都出身。第8回世界最優秀ソムリエコンクールで、1995年に日本人で初めて優勝。2011年、黄綬褒章受章。2010年10月〜2017年6月まで国際ソムリエ協会会長を務め、現在は日本ソムリエ協会会長を務める。

広報誌「滋賀プラスワン」2017年11・12月号掲載

ソムリエ 田崎 真也さん

全国に誇れる、滋賀の気候風土が育む日本酒と食文化。

世界を代表するソムリエ・田崎真也さんは、奥琵琶湖の「ロテル・デュ・ラク」をはじめ県内のレストランやリゾート施設をプロデュースされています。田崎さんに滋賀の食文化についてうかがいました。

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本場でサービスを極めたい!
ワインの勉強からソムリエに

フランス料理店に就職していた時に、本物のサービスを極めたいと、19歳でフランスに渡りました。フランス各地でワインの勉強をしましたが、それはあくまでもサービス向上のためでした。ソムリエを職業にしようと心を決めたのは、25歳の時に「全国ソムリエ最高技術賞コンクール」で優勝してからです。

ソムリエとして日本料理店で仕事をしていた時、日本料理にワインを合わせるのは不自然だと感じて日本酒を勉強しました。どのお酒をどの温度でどのタイミングで出すのかを考えました。それまで日本には、日本料理との相性を考えて日本酒を出すという発想がなかったんですよ。でもワインと同じように、地元の米を使い、その土地の気候風土で発酵熟成される伝統的な味わいの日本酒は、その土地の伝統的な料理に合うようにできているんですよね。


琵琶湖の水に育まれた
豊かな食材と個性的な酒

滋賀は琵琶湖を中心とした食文化がある、とてもユニークな土地柄です。琵琶湖には固有種の魚介類が生息し、それらを利用した伝統料理がある。水の質が良いため、様々な農作物が栽培されていて、近江牛はもちろん鶏や豚もとても質が高いです。2ヶ月に1度は滋賀に来るのですが、そのたびにいろいろ発見があります。

滋賀の秋の食材としてまず思い浮かぶのは鴨ですが、鹿や猪などのジビエ、冬にはモロコやビワマスも美味しいですね。

滋賀の水は源流に近いので、やわらかく、酒もまろやかでやわらかいのが特徴です。しかし、総じて言うと、日本酒はもともと蔵元によって特徴が異なります。湖北と湖南でも、水や冬の気候などが異なるため、酒造りの技術も全然違います。琵琶湖周辺のそれぞれの蔵元でそれぞれに個性的な日本酒が造られています。

伝統的な味、伝統的な食はそこに住んでいる人たちの幸福感のベースになるもの。全国に誇れる滋賀の伝統食をこれからも大事にしてほしいです。


田崎 真也さん

田崎さんプロデュースのお店

■ロテル・デュ・ラク
長浜市西浅井町大浦2064 TEL.0749-89-1888
http://www.lhotel-du-lac.com/(外部サイトへリンク)
■レストラン グラン・クルー
長浜市朝日町6-3 TEL.0749-65-3347
http://kitaoumi-grandcru.com/(外部サイトへリンク)

 

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