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更新日:2013年6月18日

 淡海へのラブレター

 

世武 裕子さん

せぶ ひろこさん

滋賀県草津市出身。
幼い頃からクラシックや民俗音楽などを聴き、小学生の時、映画音楽作曲家を目指すようになる。2002年渡仏、パリ・エコールノルマル音楽院で、映画音楽の作曲を学ぶ。帰国後の'08年、アルバム「おうちはどこ?」でデビュー。今年公開の国分太一、乙武洋匡主演の映画「だいじょうぶ3組」で音楽を担当。

公式サイト

外部リンク http://sebuhiroko.com(外部サイトへリンク)

広報誌「滋賀プラスワン」2013年5・6月号掲載

歌手・作曲家 世武 裕子さん

自分の中にある滋賀が、
音楽に表れ、人に届く。

乙武洋匡氏のデビュー小説の映画化で、滋賀県内でもロケが行われた「だいじょうぶ3組」。その音楽を手掛ける草津市出身の音楽家、世武さんに故郷への思いをお聞きしました。

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映画音楽の夢を実現

3月に公開された「だいじょうぶ3組」の音楽にたずさわるきっかけは、私の作品をプロデューサーが聴いてくださったことでした。ロケ地が滋賀だと後で知って、びっくりしました。県内で重要なシーンが撮影された時には、旧豊郷小学校の現場に足を運びました。

映画音楽の仕事は子どもの頃からの夢で、専門の勉強をするためにフランスに留学しました。今回夢がかなってとてもうれしく思いますし、偶然とはいえ、滋賀と関わりのある映画だったことも、とても励みになりました。

私の曲を聴いた方によく「滋賀っぽい」「湖のイメージ」と言われます。滋賀で育った私と、フランスで音楽を学んだ私、それをブレンドしたのが現在の私で、滋賀とは切り離せない関係です。音楽は人間がそのまま出ますから、私の中にある滋賀が、自然に音楽に表れているんですね。

自然体で暮らせる滋賀

留学や東京の生活を経て、滋賀のことを考える度に「滋賀ってすごいな」と思います。米、野菜、果物、川魚など、おいしい素材がたくさんあり、土地が豊か。自分の畑で作ったものをご近所同士が物々交換したり、フランスの文化に近いかも。琵琶湖は天気の良い日は向こう岸や山が見えるから、海ほど寂しくないのがまた良いんです。そして、作られたものではない自然のままの風景が、あちこちにあります。誰もが琵琶湖や自然を大切にしていて、うちの母も洗剤に気を遣うなど、みんなが環境を守ろうしています。他県より進んでいる意識を、これからも大切にしてほしいと思います。

そして滋賀気質というのか、自然体でみんなのんびりしているので、心が落ち着きます。がつがつしていないところも大好き。地道にがんばり、生活力の高い滋賀は、世の中の流れや価値観の変化の中で、気づきを生むかもしれません。自分も自然体で、そういう滋賀らしさを大切にしていきたいと思っています。

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