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東近江の田園振興「新鮮!!とれたてNEWS」

東近江地域の田園振興に関する事業・イベント等について、写真と短文で紹介します。

令和3年(2021年)

令和3年10月22日

小学校の社会科見学

10月22日(金)東近江市立湖東第2小学校の3年生児童20名が、社会科学習の一環で永源寺ダムの施設を見学されました。

令和2年(2020年)

令和3年3月5日

「近畿農政局管内技術研究等発表会」が開催されました。

近畿農政局管内技術研究等発表会は、近畿管内の農業農村整備事業等に携わる国営事務所職員および府県職員が、日常業務における調査、計画、設計、積算、施工、監理、新技術及び広報活動等に関する部門の研究、経験等の発表を通じ、職員相互の情報交換等を行う場であり、毎年開催されているものです。例年は会場に関係者が集まっての発表会ですが、今回はweb会議システムによるリモート開催となりました。今年度は滋賀県の代表として、当課職員が「深井戸改修工事における工法検討」という課題で発表を行い、見事優秀賞を受賞しました。

例年と異なる発表形式となり、準備に苦労しましたが、受賞という形で結果に残り嬉しく感じました。農業土木職員として知識・経験を深められる、大変貴重な機会でした。

令和3年2月25日

団体営事業の完了調査を行いました。

 2月25日に団体営事業の完了調査を行いました。団体営事業とは、市町、土地改良区その他の農業者等の組織する団体が事業主体となり、農業の持続的な発展を図ることを目的として、農業生産活動の基盤となる農用地、水路、農道を整備する事業のことを言います。当管内では50の事業主体が取り組まれ、約120件もの事業を実施しています。今回は排水路に関する事業が実施され、経理書類、施工管理書類、完成現場の確認をしました。書類は整理されており、現場もしっかりと施工されていました。事業主体は、来年度以降も本事業を活用して、農業農村の向上を図っていきたいとおっしゃっていました。

令和2年12月8日

東近江田園振興課で職場研修を行いました。

12月8日、東近江田園振興課で職場研修を行いました。内容としては、コンプライアンス研修から始まり、人権研修、環境にやさしい県庁率先行動計画等に関する研修、交通事故防止研修といったラインナップで、盛り沢山な内容でしたが、一つひとつのテーマについてじっくり考え、職場内の様々な意見が聞ける貴重な機会でした。

その後、令和2年度新規採用職員からこの数か月で受講した様々な研修を振り返っての発表がありました。このような場を設けることのできる職場環境は素晴らしいと感じました。
学び、気付き、考えることが日々の業務に繋がっていく。学び続けることは大事だなと再確認することができました。
これからたくさんの経験を積み、彼の更なる活躍を期待しています。

令和2年12月1日

令和2年度農業土木技術研修が開催されました。

12月1日、尻無北部地区にて、ほ場整備事業の現地研修会が開催されました。これは滋賀県内の土地改良事業に携わる県職員を対象にしたもので、40名が参加しました。

本研修は、農業農村整備工事の現場を見学して幅広い知識を得るとともに、農業農村整備が果たす役割などを現地で体得することにより、今後の業務に役立てることを目的としています。

今回は、特にICT技術を用いたスマート農業への転換をするための基盤整備事業として紹介されました。自動給水バルブという機器を用いて、スマートフォン上のアプリで設定した時間に指定の水量を供給することが可能になりました。このことも踏まえ、現地の営農組合代表の方から、整備前の後で農業形態にどのような変化が起きたのか、また確実に担い手への農地集約がなされている状況をお聞きしました。

令和2年11月28日

「世代をつなぐ農村まるごと保全東近江支部研修会」が開催されました。

11月28日に「世代をつなぐ農村まるごと保全東近江支部研修会」が開催されました。 

「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」は農用地、水路、農道などの地域資源の保全管理をはじめ、農業・農村を守っていく活動を非農業者を含め地域ぐるみで行う対策です。東近江管内では320集落が取り組んでおり、県下でも最も高い取組地域の一つとなっています。

 

五箇荘コミュニティセンターで研修会が開催され、97人が参加しました。令和2年度における対策・取組の留意事項や地域資源の適切な保全管理のための推進活動について滋賀県農政水産部農村振興課からの説明と、活動実施および報告書作成の際の注意点について滋賀県世代をつなぐ農村まるごと保全推進協議会事務局からの説明があり、出席者の皆さんは熱心にメモをとっておられました。

令和2年11月10日

東近江農業農村振興事務所農産普及課の若手ゼミが開催されました。(その2)

11月10日(火)に開催された東近江農業農村振興事務所農産普及課の若手ゼミのテーマは「農業基盤整備についてその2」でした。講師は10月開催の前回に引き続き、当課の職員が担当しました。

この日は実際の工事現場の紹介ということで、東近江市尻無町で行われている、ほ場整備工事の現場を紹介しました。農産普及課の参加者は、工事現場を見るのは初めてという方ばかりで、とても新鮮な様子で現場を見学しておられました。

 

~講師として感じたこと~

同じ「農業農村振興事務所」という事務所に所属していながら、お互いに仕事で関わる機会が少なく、お互いがどういう仕事をしているか詳しくはわからないという職員が多い中で、このような勉強会をきっかけに、ハード面・ソフト面を含めた農業・農村への理解を深めていければと感じた。

令和2年11月6日

「蔵王ダムクリーン作戦」

令和2年11月6日(金)、蔵王ダム(蒲生郡日野町)にて「蔵王ダムクリーン作戦」を実施しました。
例年は100人規模で実施しますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため少人数での作業となりましたが、落ち葉や剪定した草の撤去を行い、法面と管理道路を中心にきれいにすることができました。

令和2年10月27日

小学校の社会科見学(その2)

10月27日(火)山上小学校と市原小学校4年生児童47名が社会科学習の一環で永源寺ダムの施設を見学されました。
ダム湖敷には3つの集落があり、ダム建設により213世帯の方々が移転を余儀なくされました。
これらの方々の理解があって、ダムができたことなどを学びました。

令和2年10月26日

生物環境アドバイザー研修が開催されました。

10月26日、県内で活動される「世代をつなぐ農村まるごと保全活動組織」の関係者の方が、生物環境アドバイザー研修に参加されました。

この研修は、水土里ネット滋賀の主催で「植物分類・植生コース」、「魚類・底生動物コース」の2コース構成となっており、講義や野外実習、室内実習に基づいて、理論や調査法等の基礎知識を習得願い、地域のリーダーや専門家として農村環境の保全活動で、より一層ご活躍いただけるよう、アドバイザー研修を実施するものです。

滋賀県は、研修運営のサポートとして参加させて頂きました。現地調査では、参加者の方々が楽しく調査をされていました。この研修では、参加者の方々が積極的に質問をされ、研修に対する熱意がとても感じられました。

令和2年10月22日

小学校の社会科見学

10月22日、東近江市立湖東第三小学校の3年生児童の皆さんが社会科見学として、永源寺ダムの見学に来られました。

児童の皆さんからは、「ダムの材料は何?」など様々な質問を受けたり、制水ゲートの大きさに驚くなど、永源寺ダムの事を知ってもらう良い機会となったと思います。

令和2年10月14日

東近江農業農村振興事務所農産普及課の若手ゼミが開催されました。

10月14日(水)に開催された東近江農業農村振興事務所農産普及課の若手ゼミの講師は当課の職員でした。

このゼミは先輩職員が講師となり勉強会を開催することで、若手職員の東近江地域の農業・農村への理解を深め、資質向上を図るために開催されています。

この日のゼミのテーマは「農業基盤整備について」です。

参加者からは、

「農業基盤整備事業を行う上で、事前の調整や整備した土地や施設は最終的にどうなるのかといったことは考えたこともなかったので、今回の講義を聞いてほ場整備事業には農家の方も深く関わりをもたれるものであるという事を改めて認識できました。」

 「印象に残ったのは用水路のことで、地下を走る管水路が全体の7割近くあるということでした。滋賀県は琵琶湖を中心に水が豊かにあって、水には困らないところだと思っていましたが、地形も含め利用しにくい環境だと分かり、水利施設の整備は重要だと改めて感じました。」

 といった感想で、田園振興課の仕事を知ってもらう良い機会となりました。

令和2年9月29日

永源寺ダム緊急初動体制訓練を行いました。

 永源寺ダムでは、大規模地震発生時において行うダムの点検作業や情報収集といった初期活動について、訓練を毎年実施しています。

 今年は、9月29日に緊急初動訓練を開催し、永源寺ダムの近くに住む職員等29名が参集し、2班に分かれて管理支所内および堤体等の点検の実習を参加者全員が行いました。

 気持ちの良い秋晴れの中、時間をフルに使っての訓練となりました。

令和2年9月28日

環境情報協議会を開催しました。

 9月28日、東近江合同庁舎にて「令和2年度第1回東近江地方環境に係る情報協議会」を開催しました。

 この協議会は農業農村整備事業を円滑に推進していくために、環境に関する意見交換や情報収集を行うもので、今回は既存の1地区の変更計画と2地区の新規事業計画案について、学識経験者・地域住民と特定外来種・希少種や濁水対策方法などの意見交換等を行いました。

令和2年6月23日

日野町小野で生きもの調査を行いました。

 6月23日(火)に日野町小野の水田に設置された小溝の生き物調査を行いました。

小溝には里山と水田を行き来する両生類や水生昆虫等が多く生息していました。

小溝の役割は湿田の解消だけではなく、里山や水田に生息する生き物の生息空間の役割も果たしています。田園振興課では、湖辺の魚のゆりかご水田だけではなく里山周辺の水田の豊かな自然環境を維持する機能にも着目してその効果を調査しています。

令和2年6月17日

「しがのふるさと支え合いプロジェクト」

 6月17日、近江八幡市の沖島にて「しがのふるさと支え合いプロジェクト」のための打ち合わせに行ってきました。この「しがのふるさと支え合いプロジェクト」とは、中山間地域の集落や地域活動団体と、企業や大学、NPO法人等の皆さんが協働・連携し、それぞれが有する知恵や経験、ネットワーク等の力を活かした取組を進めることで、地域の活性化を図ることを目的としているものです。

 沖島では、湖を泳いで渡って畑を荒らす猪がいるそうで、その獣害対策としてどういった取組ができるか等を主に話し合いました。

令和2年5月26日

「魚のゆりかご水田」にて稚魚確認を行いました。

5月26日、東近江市栗見出在家町において、魚のゆりかご水田米認証に関するフナやナマズ等の稚魚の水田での生育確認作業に行ってきました。この日は「栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会」の皆さんと計13人が3班にわかれての確認作業でした。最初はなかなか見つからず本当に見つかるのか少々心配でしたが、無事に稚魚の確認が出来ました。ナマズの小さいながらもしっかり「ヒゲ」がある可愛らしい姿を見つけた時のあの興奮は今でも忘れられません!

「魚のゆりかご水田」にいる稚魚たちがすくすくと大きく育ってくれることを期待しています。

令和2年4月1日

新年度のスタートです。

4月1日、令和2年度が始まりました。
東近江農業農村振興事務所は、5名の新規採用職員を迎えました。
本年度も田園振興の情報を積極的に掲載していく予定ですので、どうぞよろしくお願いします。

令和2年2月23日

近江八幡市小田町にて魚道の設置が行われました。

2月23日、近江八幡市の「小田町の農地と環境を守る会」で世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策の一環として魚道の設置が行われました。

近江八幡市小田町は、水茎干拓の承水溝から毎年魚が遡上してくる地域で、「魚のゆりかご水田」を実施されることとなったためです。この日は、集落の方9名と関係機関の職員で、集落内の2か所のほ場の排水路に一筆型魚道が設置されました。

地域のお子さん方と一緒に、魚が遡上する姿を見るのを楽しみにされていました。

令和2年2月22日

魚のゆりかご水田の活動について三日月知事に報告されました。

2月22日に滋賀県庁において「琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会」が、魚のゆりかご水田の活動について三日月知事に報告されました。
当協議会は、「豊かな生きものを育む水田」での生態系保全に関する技術の向上、取組拡大、生産されるコメの販路確保・拡大のための情報発信を行う組織で、「魚のゆりかご水田」の取組や「世界農業遺産」の認証を目指す活動を展開されています。
今回の報告会には、管内の東近江市栗見出在家町・近江八幡市牧町など5地区の代表らが出席し、今後の取組拡大や情報発信等について活発に意見交換されました。

令和2年2月20日

幻の銘酒「百済寺樽󠄀」

東近江市百済寺町で444年ぶりに復活した「百済寺樽(ひゃくさいじたる)」*の新酒が今年も販売されました。


百済寺樽は、湖東三山の一つ百済寺(東近江市百済寺町)の僧坊酒として醸造され、織田信長の焼き討ちでその歴史を閉じました。
地元農家や地域おこし協力隊・酒蔵などの方々が、JA・市・県と連携し「幻の銘酒」復活プロジェクトを展開されました。
農業・農村の活性化を図るモデル的な活動の成果として、地域の歴史・文化と農産物のブランド化を結び付け3年前に復活されたお酒です。
 

詳しくは下記ホームページをご覧ください。
https://www.hyakusaijitaru.com

 

*酒名の「樽」については文字化け防止のため、正式表記と異なる漢字を用いています。

令和元年(2019年)

令和元年11月8日

蔵王ダムクリーン作戦に参加しました。

 11月8日、「蔵王ダムクリーン作戦」に参加しました。

 蔵王ダムは農業用の利水ダムですが、農業への利用と合わせて空き容量を利用した洪水防止等の多面的機能を有しています。このことから、多面的機能を享受している地域住民・企業・行政が協働して、毎年この時期に保全活動を行っています。

この日は晴天に恵まれ、参加者は総勢87名にものぼり、蔵王ダムが多くの方々に支えられていることを実感する機会となりました。

令和元年11月4日

東近江の野菜づくりワークショップを開催しました。

 11月4日、東近江市の大規模ほ場整備事業推進集落を対象とした「東近江の野菜づくりワークショップ」を開催し農家47名の参加がありました。今回は、地域の「野菜振興」に向けて各自10年後の目標金額を設定し、数名のグループに分かれて話し合いを行いました。その中では「キャベツやタマネギ・ブロッコリーなどの多品目栽培で4億円を目指そう」といった具体的な取り組みを掲げて実現に向けた事業計画が検討されました。

令和元年10月27日

永源寺ダム源流巡りウォークラリーが開催されました。

 奥永源寺で10月27日に行われた「愛知川源流ウォーク」に参加しました。このイベントは、永源寺ダムに貯えられ、愛知川の左岸・右岸の田んぼで美味しいお米つくりに欠かせない農業用水がどこから流れてきているのか、また、一級河川愛知川の現状と課題等を知ってもらい、水と森の保全意識を高めてもらうことを目的に愛知川沿岸土地改良区が開催されたものです。

 当日は、気持ちの良い秋晴れの中、約70名の親子連れの参加があり、永源寺ダム施設の見学で監査廊に入ったりと普段入ることのない場所に大人も子供も興味津々の様子でした。

 お昼には「みずかがみ米」でカレーを食べ、「水土里の学習会」のあと、永源寺ダムの源流である御池川を中心としたウォークラリーを行いました。紅葉には少し早い時期でしたが、水源地域の風や音色を感じながらの散策で、参加者の皆さんに水と森の大切さを感じてもらえたのではないかと思いました。

 

令和元年10月25日

東近江地方 環境に係る情報協議会が開催されました。

 10月25日に「東近江地方 環境に係る情報協議会」が開催されました。

 この協議会は、東近江管内で実施する県営・団体営農業農村整備事業の新規事業計画および事業計画変更の段階で、環境に関する意見交換や情報収集を行うために開催されています。

 今年度は、令和2年度新規地区として、栗見出在家地区について審議されました。

 

令和元年9月19日

永源寺ダム緊急初動対策班訓練を行いました。

 永源寺ダムでは、大規模地震等の発生時に、情報収集や被災状況の点検が速やかに行えるように、緊急初動訓練を毎年実施しています。

 今年は、9月19日に訓練を開催し、関係職員22名が参集し、5班に分かれて緊急点検作業の確認を行いました。

 

令和元年9月3日

営農コストの省力化に向けたほ場整備事業がいよいよスタート!

 東近江市尻無町でのほ場整備事業に着手するにあたり、地鎮祭と起工式が盛大かつ厳粛に執り行われました。この事業により、ほ場の大区画化による大型機械での効率的な農業が可能になり、自動化により用水管理が省力化されます。

 この事業を契機に、農業の発展だけでなく、地域全体が活性化し、魅力あふれる尻無町となるよう取り組みます。

令和元年8月2日

東近江市愛東外町で生き物観察会が開催されました。

 東近江市農村まるごと保全広域協定運営委員会の主催による生き物観察会が開催され、当課職員も参加しました。県では今年度から、農業用水管路(石綿管)の更新を行う県営経営体育成基盤整備事業愛東外地区に着手しており、当地区の自然環境を一緒に調査させていただきました。

 地域の子どもたちなど約20名が参加し、ドジョウやドンコ、ヨシノボリ、イモリ、サワガニ、シジミ等たくさんの生き物が観察できました。参加した子どもたちが地域の自然環境について考える良い機会になり、大変喜んでいました。聞き取りによると、ホタルも生息しているとのことで、自然に恵まれた地域であることを確認しました。

令和元年6月28日

「水茎地区 排水機場整備第1工事」 第1回現場見学会を実施しました!

 田園振興課では現在、水茎干拓の新しい排水機場を整備しています。
 基礎となる杭の施工前に、地盤の改良を実施していますが、中層混合処理工法のうち「パワーブレンダー工法」という特殊な工法で改良しており、6月28日(金)に関係者向けの現場見学会を実施しました。
 特殊な工法、そして水茎干拓の特有の環境を知っていただける貴重な機会となりました。

令和元年6月25日

東近江農業農村振興事務所がJAグリーン近江・生産者と連携し、授業参観で活動をPRしました!

 6月25日(火)に近江八幡市立岡山小学校の5年生全員を対象にした合同授業参観で、児童・保護者の方々約170名に、「魚のゆりかご水田」などの取組についての出前授業を開催しました。

 最初に農政水産部が作成した「魚のゆりかご水田プロジェクト」の紹介ビデオ(教育委員会監修)を上映した後、東近江農業農村振興事務所がクイズ形式で、「魚のゆりかご水田」や「水草堆肥」のおさらいと、環境こだわり農業や世界農業遺産に関する説明を行いました。

 また、岡山小学校の近くで「魚のゆりかご水田」に取り組まれている農家さんに、自然の物質循環を大切にし、琵琶湖の環境保全につながるお米作りについてお話をしていただきました。授業で紹介した取り組みについて、子ども達は、たくさん手を挙げて質問をしてくれました。子ども達を見守る保護者の方々、そして、先生方の温かいまなざしが印象的でした。

 子ども時代をこの地で過ごし、「魚のゆりかご水田」での体験などをとおして琵琶湖や自然環境を大切にする意識を育んでくれることを願って、東近江農業農村振興事務所では、今後も様々な方と連携を図りながら、こうした活動を続けていきます。

「魚のゆりかご水田」の出前授業の様子
「魚のゆりかご水田」で米づくりをされている牧町農地水環境委員会の浜田敏次代表が取組を説明

令和元年6月15日

東近江市栗見出在家町「魚のゆりかご水田」で生き物観察会が開催されました。

 東近江市栗見出在家町で取り組まれている「魚のゆりかご水田」で生き物観察会が開催されました。
 当日の天気予報は雨でしたが、時には青空がのぞく空の下、参加者約150人が1時間ほど田んぼ横の水路で魚つかみを行いました。子供たちが小さな網で琵琶湖の固有種であるニゴロフナをはじめ、ナマズ、コイなどの大きな魚を次々つかむのを見て、大人も一緒に楽しんでいました。捕獲した魚の種類を琵琶湖博物館の学芸員さんから説明を受けた後、会館に移動して「魚のゆりかご水田」で作られた「魚のゆりかご水田米」で昼食をいただき解散しました。

 二ゴロブナは生まれた田んぼを目指して帰ってくる習性があるため、また来年、出会えることを期待したいと思います。
 

令和元年5月24日

永源寺ダム管理演習を行いました。

 永源寺ダムでは、放流時に関係機関への通知や放流警報等の周知を的確に行えるように、ダム管理演習を毎年実施しています。実際のダム放流は行いませんが、通常時の河川状況を把握することにより、河川利用者等への危害を防止するために重要な演習です。

 今年は5月24日に実施し、固定警報局と警報車3台での音声放送とサイレン吹鳴による警報作業や非常事態を想定した危機管理演習を行いました。

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令和元年5月23日

「魚のゆりかご水田」で魚の遡上がはじまりました!

 5月に入り田植が始まってから例年になく降雨の少ない日が続いていましたが、5月20日からのまとまった降雨のおかげで、東近江市栗見出在家町の魚のゆりかご水田にもようやく魚の遡上がはじまりました。

令和元年5月5日

「魚のゆりかご水田」で田植体験イベントが行われました!

5月5日の子供の日、東近江市栗見出在家町の「魚のゆりかご水田」で田植体験イベントが行われました。
気持ちよく晴れたこの日、たくさんの家族連れや大学生・関係機関・地元住民等約100名の参加があり、はじめての手植えに、全身泥だらけになりながら、子供たちも楽しい一日を過ごしました。
6月に生きもの観察会、9月には稲刈り体験を計画されています。
「魚のゆりかご水田」は、現在、県内28集落140ヘクタールで取り組まれています。
 

お問い合わせ
滋賀県東近江農業農村振興事務所田園振興課
電話番号:0748-22-7723
FAX番号:0748-23-4912