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省エネ住宅の普及

省エネ住宅について

2025年度には、すべての住宅が省エネ基準適合義務になります。
2030年度には、省エネ基準がZEHレベルに引き上げられます。

「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策等のあり方・進め方に関するロードマップ(2021.8)」参照

省エネ住宅とは

省エネ住宅とは、省エネ基準を満たす住宅です。

省エネ基準=外皮基準+一次エネルギー消費量基準

  • 外皮基準「断熱性能」:屋根・外壁・窓などの断熱の性能に関する基準
  • 一次エネルギー消費量基準:暖冷房、換気、 給湯、照明など住宅で使うエネルギー消費量に関する基準

省エネ基準を満たすためには。

  • 外皮(外壁、窓等)の表面積当たりの熱の損失量等(外皮平均熱貫流率UA値、冷房期の平均日射熱取得率ηAC値)が基準値以下となること
  • 一次エネルギー消費量BEIが基準値以下となること。

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)

ZEH(ゼッチ)とは、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備によりできる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅です。

省エネ住宅のメリット

  1. 環境と家計に優しい
    省エネ性能の高い家電や照明、効率の良い給湯器など最新の機器・設備を導入することでエネルギーの使用を削減でき、環境にも家計にもプラスに。また、太陽光発電などでエネルギーを作り出せば、さらに省エネです。
  2. 一年中快適な空間に
    断熱性能が高いと部屋の中が均一に同じ温度に保たれ、一年中、24時間快適に過ごすことができます。
  3. 毎日の健康な暮らしを
    断熱性能が高く暖かい住宅は、ヒートショックの防止、高血圧症の防止など、住まい手の健康作りにつながります。
  4. 災害時も頼りに
    太陽光発電システムや家庭用蓄電池などを備えておけば、停電時や災害時など、もしもの時に頼りになります。

省エネ住宅にするためには

  • 窓、床、壁などの住宅の外周部の断熱性能の向上、特に開口部(窓)の断熱が効果的!!(内窓の取り付け、ガラスの交換、窓の交換)
  • 高効率設備の導入(冷暖房設備、照明設備、給湯設備)
  • 窓、屋根等の日射の遮蔽(オーニング、庇、日射遮蔽性能の高いガラス、カーテン等の設置)

省エネ住宅の新築

省エネ基準適合義務について(2025年)

R4改正建築物省エネ法(国土交通省)(外部サイト) 
2022年6月に公布された「脱炭素社会の実現に資する建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律」により建築物省エネ法が改正され、2025年から全ての新築住宅に省エネ基準適合が義務付けされます。(具体的な施行日は今後決定されます。)

これに伴い、2021年に施行された建築主の努力義務や建築士の説明義務が以下のとおり見直しされます。
・建築主は、建てようとする住宅について適合義務となる省エネ基準を上回る省エネ性能を確保するよう努めることとなります。(建築主の努力義務)
・建築士は、当該設計を委託した建築主に対して省エネ性能の向上について説明するよう努めることとなります。(建築士の説明努力義務)

待って!家選びの基準変わります ~省エネ基準の適合義務化に向けて広報漫画などを公開しました!~(国土交通省) (外部サイト)

省エネ基準適合性についての説明義務制度・省エネ基準適合の努力義務(2021年)

R1改正建築物省エネ法(国土交通省)(外部サイト) 
2021年4月1日より、建築物省エネ法が改正され、説明義務制度が施行されました。

建築士は、300 平米未満の住宅を設計する際に建築主に対して省エネ基準への適合性等について書面を交付して説明することを「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」で義務付けられています。
また、建築主は、建てようとする住宅について 省エネ基準に適合するよう努力義務が同じ法律で課せられています。建築士から積極的に説明を求めて、省エネ基準に適合する住宅を目指しましょう。
※建築主が説明を希望しない旨の意思表明をした場合、建築士から説明は行われません。
※2025年に省エネ基準適合義務が施行されることに伴い上記内容は見直しされますのでご注意ください。

パンフレット

省エネ住宅への改修(リフォーム)

問い合わせ先

  • 制度・省エネ基準について、省エネサポートセンター(一般財団法人建築環境・省エネルギー機構)
    TEL:0120-882-177(受付時間:平日9:30 ~12:00 / 13:00~17:30)
    ※質問の前にHPのFAQ(よくある質問と回答)をご確認ください。
  • 建築士からの省エネ性能の説明に関するご相談は、滋賀県建築士事務所協会
    TEL:077-526-4476
  • 建築物省エネ法に基づく届出等について、所管の特定行政庁にお問い合わせください。
    県はこちら 大津市、草津市、守山市、近江八幡市、東近江市、彦根市、長浜市は、各市役所まで。
  • 一般的な省エネ住宅について、滋賀県内の住宅相談窓口(湖国すまい・まちづくり推進協議会
    TEL:077-569-6501
  • 設計・工事監理に関するご質問建築物省エネアシストセンター(一般社団法人 日本設備設計事務所協会連合会 )
    TEL:03-5276 -3535 (受付時間:平日10:00 ~ 12:00 / 13:00 ~ 16:00)
  • その他、住宅に関するトラブルのご相談は、住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理センター)
    TEL:0570-016-100(一部のIP電話からは、03-3556-5147)(受付時間:平日10:00 ~ 17:00)

消費生活に関する相談窓口について

滋賀県消費生活センター

参考資料:悪質リフォームに関する注意喚起パンフレット

参考資料:低周波音に関する注意喚起パンフレット

法律に関する相談窓口について

法テラス(日本司法支援センター)

滋賀弁護士会

セミナー・講習会

湖国すまい・まちづくり推進協議会(一般社団法人 滋賀県建築住宅センター)

住宅リフォームセミナー『リフォームで実現!健康で快適な暮らし』(消費者向け)(終了しました)
講師:株式会社小橋工務店 代表取締役 小橋 正浩 氏
・日時:令和5年11月4日(土)10:00~12:00
・会場:ハッシュタグ大津京 シェアスペース(大津市二本松1番1号 ブランチ大津京)

長寿命化リフォームセミナー『リフォームで実現!健康で快適な暮らし』(事業者向け)(終了しました)
講師:株式会社小橋工務店 代表取締役 小橋 正浩 氏
・日時:令和5年11月4日(土)13:30~16:30
・会場:ハッシュタグ大津京 シェアスペース(大津市二本松1番1号 ブランチ大津京)

知って得する住宅省エネ化基礎セミナー(事業者向け)(終了しました)
・講習1「知って得する話したくなる省エネ法」積立百金倶楽部 河村 亮三 氏
・講習2「各種断熱材の特徴と断熱施工の注意点」マグ・イゾベール株式会社 石崎 裕人 氏
・講習3「省エネ住宅における開口部の重要性について」YKK AP株式会社 坂口 征弘 氏
<八幡会場>
・日時:令和5年11月28日(火)13:30~16:30
・会場:「G-NETしが」男女共同参画センター 視聴覚室(近江八幡市鷹飼町80-4)
<草津会場>
・日時:令和5年12月12日(火)13:30~16:30
・会場:フェリエ南草津 5階大会議室(草津市野路1-15-5)
※両日とも同じ内容です。

一般社団法人 全国木造建設事業協会

断熱施工実技研修会(大工技能者向け)(終了しました)
・内容:床・壁・天井の部位ごとの断熱方法、気密確保等の施工技術習得のための実地訓練
・日時:10月24日(火)、11月9日(木)、11月28日(火)、12月12日(火) 半日(9:00~12:00、14:00~17:00)
・会場:株式会社滋賀原木(彦根市地蔵町101-1)
※詳細は実施団体HPの専用ページから日時等をご確認してお申込みください。

国土交通省 オンライン講座・WEB動画

関連リンク

お問い合わせ
土木交通部 住宅課 企画係
電話番号:077-528-4235
FAX番号:077-528-4911
メールアドレス:[email protected]
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