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ジビエの推進について

現在県内には、ニホンジカが約4万頭生息しています。増えすぎたニホンジカの旺盛な食欲により農産物や森林植生への被害が深刻になっています。市町と県では、狩猟者の方々と共に年間1万頭以上のニホンジカ捕獲を行い、被害を少なくしようと懸命に取り組んでいます。

しかしながら、こうして捕獲されたニホンジカについて、そのうちジビエとして有効活用されているのは、自家消費を除き、約4%程度です。

そこで、滋賀県では捕獲したニホンジカ等を自然から頂いた恵みとして、有効に活用し、「困りごとをプラスにして、地に足をつけたキラリと光る活動」とするため、ジビエ活用の推進に取り組んでいます。

令和4年度野生獣の解体技術講習会の開催について

ジビエ利活用の推進のため、獣害対策で捕獲された野生獣を食肉利用するための正しい知識と解体技術の習得・向上に向けた標記講習会を下記のとおり開催します。
ご興味のある方の参加をお待ちしています。
詳細は下記チラシをご参照ください。

【基礎講座】
日時:令和4年(2022年)11月8日(火)13:30~16:30
場所:草津市立市民交流プラザ(草津市野路1-15-5フェリエ南草津5階)

【応用講座(1回目)】
日時:令和4年(2022年)11月25日(金)13:00~16:00
場所:高取山ふれあい公園森林体験交流センター(高取庵)(犬上郡多賀町大字藤瀬1090-1)
※ご好評につき、応用講座(1回目)は定員に達しましたので受付を終了いたします。

【応用講座(2回目)】
日時:令和4年(2022年)11月26日(土)13:00~16:00
場所:高取山ふれあい公園森林体験交流センター(高取庵)(犬上郡多賀町大字藤瀬1090-1)
※ご好評につき、応用講座(2回目)は定員に達しましたので受付を終了いたします。

※応用講座の1回目と2回目は同じ内容になります。

「しがジビエガイド」の発行について

ジビエにより親しんでいただけるよう、しがジビエが食べられるレストランやジビエ加工品の情報等をまとめた「しがジビエガイド」を発行しました。

※しがジビエとは...
滋賀県内で捕獲され、食品衛生法に基づく営業許可を取得した県内施設で加工処理されたシカ肉およびイノシシ肉のことです。

安心安全に野生獣をジビエ利用する方法について

野生獣であっても食肉として利用する場合には、家畜等の食肉と同等の品質を確保する必要があります。野生獣肉の場合は、山林等の屋外で捕獲した個体をその場で「止めさし」し、山林内から「運搬」後、加工施設で「解体」処理を行います。そして、これら全ての工程で、良い品質を保つことが求められます。そのため、野生獣の解体処理には、家畜の解体処理とは異なる技術と衛生管理が必要になります。

滋賀県野生鳥獣肉衛生管理ガイドラインはこちら(生活衛生課)

その他の情報

・ジビエ利用拡大コーナーはこちら(農林水産省ホームページ)

お問い合わせ
琵琶湖環境部 自然環境保全課 鳥獣対策室
電話番号:077-528-3489
FAX番号:077-528-4846
メールアドレス:[email protected]
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