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ホーム > 県政情報 > 広報 > 県政eしんぶん(報道資料) > 2017年10月17日号 > 平成29年度堅果類豊凶調査結果およびツキノワグマの出没予測について

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県政eしんぶん報道資料

平成29年度堅果類豊凶調査結果およびツキノワグマの出没予測について

滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課
滋賀県立大学環境科学部野間研究室

今年度秋期のツキノワグマの出没予測に役立てる目的で、湖北および高島地方の山地において堅果類の結実調査を行いました。

これまでの研究により、ブナ・ミズナラ・コナラ等は、ある程度の広がりを持った地域で結実の豊凶が同調することが知られています。

平成29年度の結実状況

ブナ 凶作
ミズナラ 並作
コナラ 不作

(※豊凶評価は、豊作>並作>不作>凶作の順となります。)

今年度のブナは着果個体が少なく、凶作であると考えられます。また、ミズナラについてはほとんど着果しており、全体的に密に着果している個体も多いことから、並作であると考えられます。コナラについては、地域や個体によって着果度にバラつきが見られましたが、全体的には密に着果している個体は少ないため、不作であると考えられます。液果類やクリについては平年並みに着果が見られます。

クマの出没予測

以上のような観察結果および他地点の聴き取りの状況から、今年度の堅果類全体の実なりについては全体的に平年よりもやや少なめの状況であり、奥山に分布するブナの実なりが悪いため、ツキノワグマが生息域付近の集落へ出没する可能性があります

堅果類は極端な不作ではないため、平成26年度ほどの大量出没にはならないと考えられます。しかし、特に平成16年度、18年度、22年度、26年度にツキノワグマの出没が相次いだ地域においては、比較的出没が多くなる可能性がありますので十分に注意してください。

クマとの遭遇を防ぐために

過去にツキノワグマの出没が相次いだ地域やツキノワグマの生息地域付近では、今年も出没が多くなることが予測されますので、人家付近には収穫残渣や生ゴミ等のツキノワグマの誘引物(餌となるもの)を置かないようにし、収穫の予定のない柿や栗の実、ハチの巣は撤去してください。また、早朝や夕方などには単独での行動を避け、ツキノワグマに自分の存在を知らせるため、ラジオ、笛、鈴などで音を出して行動するなど、ツキノワグマとの遭遇に十分注意してください。

また道端や人家周辺のやぶを刈り、見通しをよくすることは、不意の遭遇を避けるうえで効果があると考えられています。上記のような対策を地域ぐるみで進めることにより、クマによる被害の予防に努めましょう。

お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境部自然環境保全課 

電話番号:077-528-3483

ファックス番号:077-528-4846

メールアドレス:dg00@pref.shiga.lg.jp