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更新日:2016年12月8日

外来魚対策研究

1. 内湖をモデル水域とした外来魚駆除研究 

オオクチバスとブルーギルを継続的に駆除している内湖(モデル水域)において、より効率的な駆除方法の開発と、駆除による魚類相の変化のモニタリングを行っています。得られた成果は、琵琶湖での外来魚駆除事業に反映されます。

このモデル水域において最も高い効果を発揮している駆除方法は電気ショッカーボート(Electric Fisher Boat : EFB)です。EFBによる駆除調査を本格化して以降、オオクチバス成魚(体長約20cm以上)は急激に減少し、それに伴ってホンモロコをはじめとする多くの在来魚やエビ類が大幅に増加しています。

 しかし一方で、オオクチバスの幼魚が大量に出現する「リバウンド現象」が起こっており、同現象の原因解明と予測・予防技術の開発が課題となっています。

内湖グラフ

 2. 琵琶湖での外来魚駆除とその評価

(1)電気ショッカーボートによる駆除効果の評価

琵琶湖南湖では平成24年度より外来魚(オオクチバス・ブルーギル)の産卵期(4~6月)を中心にEFBによる駆除調査を実施しています。この駆除方法は、外来魚が産卵のために沿岸域に集まる習性を利用しており、大型の親魚を効率的に捕獲できます。水産試験場では駆除データ(駆除魚の体長組成、獲れ具合等)を解析し、外来魚生息状況を評価するための指標としています。 

 

電気ショッカーボート(EFB)での駆除

EFBで駆除されたオオクチバス
(大型の親魚が多い)

(2)ビームトロール網による外来魚当歳魚の発生状況調査

水産試験場では、毎年9~11月にかけて琵琶湖沿岸域でビームトロール網という小型のトロール網で外来魚当歳魚の採捕調査を行っています。この調査により外来魚当歳魚の発生状況を評価しています。

 

投入直後のビームトロール網の様子

 ビートロ当歳魚

ビームトロール網で採捕された
オオクチバス当歳魚

(3)外来魚生息量の推定

琵琶湖では毎年多くの外来魚が駆除されています(水産課ページへ)。水産試験場ではその事業効果を評価するために毎年、外来魚の生息量を推定しています。外来魚推定生息量は平成25年度当初には990トンと平成19年度(1,871トン)の約半分まで減少しましたが、それ以降増加に転じ、平成27年度当初には1,240トンと推定されました(水産課ページへ)。 この生息量の増加は、平成25年度以降の少雨や水草の異常繁茂等により、駆除事業が低調であったことによると考えています。

 

3. 新たな外来魚対策研究

最近、特定外来生物に指定されているチャネルキャットフィッシュ(PDF:65KB)(アメリカナマズ)やコクチバス(PDF:98KB)が琵琶湖や河川で生息域を拡大したり、生息量を増加させる兆候がみられたことから、平成27年度からその対策研究に取り組んでいます。

 

チャネルキャットフィッシュ

コクチバス

  • チャネルキャットフィッシュでは瀬田川や琵琶湖における生息状況を把握するとともに、知見がほとんどない生態的特性を把握したうえで効率的な駆除技術の開発を行います。
  • コクチバスではダム湖から河川への流下拡散の状況を把握するとともに、効率的駆除技術の開発を行います。

 

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お問い合わせ

滋賀県水産試験場

電話番号:0749-28-1611

ファックス番号:0749-25-2461

メールアドレス:gf30@pref.shiga.lg.jp