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更新日:2013年1月31日

農業排水対策営農技術集

はじめに 
 
   滋賀県では、近畿1400万人の貴重な水資源である琵琶湖の水質を守るため、昭和50年代から施肥田植機や緩効性肥料の普及など環境と調和した農業を推進してきました。
   代かき・田植え時期の農業濁水問題につきましては、これまでから、農業団体や市町村と連携しながら農業者への啓発活動や濁水の発生防止に効果がある水田ハローなどの営農用機械の導入支援、さらには用排水の反復利用施設の整備などに鋭意取り組んできたところです。
   しかしながら、この間の県下主要河川の平均透視度は、少しずつ良くなってきていますが、未だ抜本的な改善には至っていない状況です。
   目に見える改善効果を上げるためには、畦畔からの漏水防止や、浅水代かきなどの営農対策と施設整備対策を集落ぐるみで徹底して行うとともに、これらの取り組みを同一の排水系統で集中的に実施することが必要であると考えております。
   そこで、平成14年には農政水産部、各地域振興局職員による農業排水対策ワーキンググループを立ち上げ、啓発、営農、施設対策についての検討を進めてまいりました。本書ではこの検討結果をもとに、農業排水対策にかかる営農対策面の技術を掲載しています。
   対策には様々な技術や方法がありますが、ひとつの技術を実施するだけで改善することは難しく、また、地域やほ場の条件によってふさわしい方法は異なると考えております。こうしたことから、本書を参考として集落ぐるみで話し合いの場を持っていただき、その地域にあった技術が実践され、目に見える改善効果をみんなで共有できますことを期待しております。 
 
     平成15年3月

滋賀県農政水産部長
浅田  博之

 


 

目次

農業排水対策技術集用写真

I  農業濁水の現状 
  1 主要河川における透視度の状況(代かきから田植え期間中)
  2 農業濁水発生の構造
  3 代かき、田植えの実施時期
  4 環境こだわり農業(農業排水対策関係)実践度

II  農業濁水対策 
  1 農業濁水対策の体系
  2 個別技術の効果、コスト、難易度等
  3 主な水稲栽培法と水環境への影響
  4 主な営農対策
  5 減水深が小さいと見込まれる地帯図

III  農業濁水防止のための時期別管理作業法の改善 
  1 濁水防止のための管理作業
  2 秋・春の管理作業
     (1) ほ場の均平化
       ア ほ場均平を乱さない平耕起作業
       イ レーザー均平作業機を使った均平作業

     (2) 畦畔等からの漏水対策
       ア 畦塗り、畦畔シートの設置
       イ 畦塗り機による漏水対策
       ウ 畦シート埋設機による漏水対策
       エ 耕盤形成爪による漏水対策
       オ 畦畔強度の増強
  
  3 水管理の改善
     (1) 簡易止水板(濁水防止止水板)の普及
     (2) 自動給水栓の普及
     (3) 田越しかんがいと一筆内みずすましほ場
     (4) 濁水沈降資材の利用
  
  4 代かき方法の見直し(浅水代かきの実施)
     (1) 荒代かきの見直しと落水の禁止
     (2) 水田ハローによる浅水代かき
     (3) ロータリ作業機による浅水代かき
     (4) 代かき作業後の入水

  5 田植え方法の改善
     (1) 田植え前落水防止の必要性
       ア 落水をしない作業方法の改善
       イ 強制落水防止
       ウ 肥料養分等の流出防止
 
    (2) 回転式マーカー等利用による落水をしない田植え
       ア 回転式マーカー利用
       イ 偏光グラス(眼鏡)を利用した強制落水防止
    (3) 代かき後未入水田植え
    (4) 表層代かき田植え
    (5) 無代かき田植え
    (6) 不耕起田植え
  
  6 直播方法の改善
    (1) 浅水代かき後未入水直播栽培(条播)
    (2) ショットガン湛直
    (3) 乾田直播栽培

IV 営農方法の改善事例と技術チェックリスト 
  1 営農方法の改善事例
  2 営農技術のチェックリスト

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