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更新日:2018年3月1日

ふれあいプラスワン 一人ひとりが尊重される明るい社会へ

 

「やさしい日本語」ってなに!?

みんなに優しい みんなに易しい言葉で伝えよう

滋賀県には93カ国1地域からの26533人の外国人が暮らしています(平成29年12月31日現在)。外国人にもわかりやすいように配慮した「やさしい日本語」の取組を始められた甲賀市国際交流協会にお話を伺いました。

「やさしい日本語」は阪神・淡路大震災をきっかけに、外国人に早く、正しく、わかりやすく情報を伝えるために考えられたわかりやすい日本語です。

外国人住民は言葉の問題から地域住民とのコミュニケーションをうまく取れなかったり、生活に必要な知識や情報を得られなかったりする場合があります。

しかし、「やさしい日本語」なら理解できる人はたくさんおられます。どうすれば相手に伝わるのか、何が相手にとってやさしいのか考えてみませんか。

みんなの共通語「やさしい日本語」で地域づくり

高野 由美さん 大河原 佳子さん

甲賀市国際交流協会
高野 由美さん 大河原 佳子さん

■ 地域の共通語は日本語

甲賀市には現在、全人口の3%を超える多数の外国人が住んでいます。様々な場面で日本語がわからず困っている外国人も増えています。出身地が35カ国・地域にもわたるため、文書や看板をすべての言語に翻訳することは難しく、地域の共通語となるのは、やはり日本語なのです。

■ 取組をはじめたきっかけ

外国人住民の日本語のレベルは様々で、どのようにすればうまくコミュニケーションを取ったり、情報を伝えたりすることができるのかを悩んでいた時に「やさしい日本語」を知り、これだと思い、2年前からボランティアで「やさしい日本語」を広める活動を始めました。

「やさしい日本語」はあくまでも手段。言いたいことが伝わればいいのです。もし、外国人に話しかけて伝わらなければ、言葉や表現をかえてみてほしい。伝えたいという気持ちと、相手の文化や習慣のことを考えてみれば、日本語だけでも伝えることができます。

■ 外国人と防災まち歩き

▲「防災のためのまち歩き講座」の様子

昨年の秋、「防災のためのまち歩き講座」を開催しました。「やさしい日本語」で外国人住民と話しながら避難所や看板を一緒に見て回り、地震や台風の時にどう行動するかを話し合いました。その後、みんなで防災マップを見て、住んでいる地域の危険な場所や避難所を確認しました。

防災は誰もが関心が高く、まち歩きでは、外国人住民に情報を提供するだけでなく「あなたも地域の一員である」ということを伝えられました。そして、日本人と外国人が日頃から声をかけ合える関係になるための一つの機会になればと考えています。

■ ともに生きる地域づくりに向けて

「多文化共生」とは、ともに生きること。同じ地域に暮らす仲間であれば、コミュニケーションを取れる方がお互いに安心できます。外国人住民は少しでも日本語がわかるようになれば、もっと勉強しようという気持ちになります。

日本人が積極的に「やさしい日本語」を使うことで、お互いに歩み寄ることが自然にできていくのではないでしょうか。

 

違いを認め合いともに生きる

多くの外国人が暮らす滋賀県では、日本人住民と外国人住民が同じ地域に暮らす仲間として、言葉や文化、生活習慣などの違いをお互いに理解し合いながら、ともに生きていく多文化共生の地域づくりが求められています。

滋賀県では、「多文化共生推進プラン」に基づき、多言語による表記や、「やさしい日本語」の活用、漢字にふりがなを付けるなど、わかりやすい表記による情報の提供を進めています。

また、それらを推進するため、「滋賀県翻訳・多言語対応ガイドライン」の作成を進めています。

地震対策について多言語で翻訳しています。

 

「やさしい日本語」 を考えてみましょう。

ポイントは、単語や文の構造を簡単に、わかりやすくすることだね。

「やさしい日本語」に正解はありません。伝えたいことを先に、一つの文を短く、難しい言葉やカタカナ英語は易しい言葉にかえます。余分な情報を省いたり必要な情報を補うなど、相手に配慮した自分なりの「やさしい日本語」を考えてみましょう。

活用事例

  1. 今朝 → きょうの 朝
  2. 無料 → お金は いりません
  3. 土足禁止 → くつを ぬいでください
  4. 飲食禁止 → ここでは 食べること・飲むことは できません
  5. ここは通行止めです → ここは 通ることが できません
  6. 明日再度お越しください → 明日 もう一度来て ください
  7. 現在、JRの大津・草津間が不通になっています → 今 大津駅と草津駅の 間は 電車が 動いて いません
  8. ただちに高台に避難してください → 今すぐ 高いところへ 逃げて ください

 

人権尊重の視点から日常に「やさしい日本語」を

大切なのは、ちょっとした工夫と相手を思いやる「優しい心」です。外国人だけでなく、小さな子どもや高齢者、障害のある人など、いろいろな人に配慮した情報の伝え方をふだんの生活の中でも考えてみましょう。

「やさしい日本語」の視点を意識することで、様々な人とコミュニケーションを取りやすくなるのではないでしょうか。交流を深め、お互いの顔が見える関係を築いていきたいものです。

 

□お問合せ

県庁人権施策推進課

TEL:077-528-3533 FAX:077-528-4852 MAIL:cf00@pref.shiga.lg.jp