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更新日:2017年4月1日

心臓血管外科

スタッフ

心臓血管外科長

山田 知行

部長 兼 医療安全対策室長

心臓血管外科・勝山

勝山 和彦

専門医認定

心臓血管外科 専門医
日本外科学会 外科専門医
日本胸部外科学会 認定医

心臓血管外科について

食生活の変化による高血圧、高脂血症等の生活習慣病が増加するにつれて心筋梗塞や大動脈瘤といった循環器系の疾病も増加傾向にあります。比較的低侵襲な内科的治療方法が拡大、進歩している一方で、依然として心臓外科手術でしか治療し得ない病態も多く、我々の専門技術で患者様に貢献したいと切望しています。

心臓外科領域においても低侵襲手術は大きな割合を占めるようになってきています。動脈瘤に対するステント治療や、いまだ適応は限定されるものの大動脈弁疾患に対するTAVR (Transcatheter Aortic Valve Replacement): 経カテーテル的大動脈弁置換術等が広まってきており、これらも視野に入れた治療選択を行います。同時に、開心術でしか行えない弁形成術といった自己弁温存術式も積極的に導入する予定です。さらには、天皇陛下が冠動脈バイパス術を受けられたように冠動脈疾患に対しても外科治療の長期成績が評価されており、こちらも引き続き本領域の主流手術として継続します。

また、心臓手術を受けられる患者様は身体の不調のみならず、精神的にも大きな不安をお持ちですし、このご心労をお察しし、難しい状況を一緒に乗り越えられますように、患者様からの「声」を広く受け入れ、迅速に対応する事で回復に向けてのお手伝いを致します。

常勤医2名は心臓血管外科専門医で手術経験が豊富であり、質の高い外科治療が可能です。

当院は心臓血管外科専門医認定機構の関連施設に認定されています。

「医者がすすめる専門病院(京都、兵庫、滋賀)」(ライフ企画)に紹介されています。

治療方針

心臓及び血管に病気を抱えておられる患者様にとって、いかなる治療方法が最善かを、循環器内科の医師と入念に検討し、手術治療が妥当と判断された場合には、患者様とそのご家族に病気と治療についての説明を十分に行います。そして、治療についてきちんと納得いただいたうえで、必要な外科治療を確実・安全に行う事を当科の方針としています。患者様に「成人病センターで手術して良かった」と満足して退院して頂く事を第一に考えています。患者様の満足度自体はなかなか数字には表れませんが、数字に表れなくとも、この「患者様の満足度」を心臓血管外科治療における当チームの最大の目標にしています。

また、安全で確実な診療にはチーム医療は欠かせません。循環器内科の医師とは毎週検討会を行い、患者様にとっての最善な治療方法について、心臓及び血管治療のガイドラインに基づきながら検討しています。また、麻酔科の医師やコメディカルのスタッフとは定期的に手術検討会を行い、情報を共有しながら手術だけでなく、手術後も円滑な回復が図れるようにしています。情報をチームで共有し、医療の風通しのいい環境を作る事で、仮に何か問題が生じても迅速に対応できるようにしています。

心臓血管手術及び術後には高度な医療機器を必要としますが、当院では臨床工学士の24時間にわたるサポート体制があり、患者様のみならず、医師や病棟スタッフも安心して診療に専念できています。

胸部・腹部の大動脈瘤ステントグラフト

 

切らずに治す大動脈瘤!

当センターは胸部・腹部ステントグラフトの実施認定施設です。

 

ステントグラフトとは細いカテーテル内に折りたたんだ人工血管のことです。通常の人工血管置換術は腹部の切開手術が必要ですが、この方法ではお腹を切らずにすみます。下肢の付け根にある動脈(大腿動脈)からカテーテルを挿入して動脈瘤内に人工血管を挿入し、それを拡張して人工血管を内装することで、手術と同様の効果を得ようとするものです。動脈瘤自体は残りますが、破裂を予防することはできます。

2006年4月から市販のステントグラフトが保険適応となり、数種類の人工血管が使用可能となりました。この新しい治療はどの病院でもできるわけではなく、関連11学会から構成される日本ステントグラフト実施基準管理委員会から施設認定を受けた病院でしか実施できません。そのためには厳しい基準(経験豊富な専門医や臨床工学士が多数必要なことや、設備が整っていること)を満たす必要があります。当科では循環器内科と連携してその認可を得ることができました。残念ながら、全ての動脈瘤に使用可能なわけではなく、動脈瘤の形態により適応基準も厳しく制限されています。

また、2010年からは、胸部大動脈瘤に対しても認定を受け、ステントグラフト治療を行っております。

詳細については、当科外来を受診して下さい。

特色ある検査・治療法・医療設備

  1. 大動脈瘤の急性期・慢性期手術
    • 大動脈外科として解離性大動脈瘤、胸部大動脈瘤および腹部大動脈瘤などの急性期・慢性期手術を多数手がけています。腹部大動脈瘤は予定手術では死亡率は1%以下です。特に解離性と胸部大動脈瘤手術成績の向上をめざしています。
  2. 弁膜症手術
    • 弁膜症手術において、弁置換手術はもとより行っていますが、僧帽弁・三尖弁などは弁形成術による治療をめざしています。代用弁としては、機械弁のみならず、患者さんに応じて生体弁も使用しています。さらに、80代の高齢者や低心機能症例、心筋梗塞後の僧帽弁閉鎖不全における弁置換手術も行っています。
  3. 虚血性心疾患
    • 虚血性心疾患(狭心症など)においては、動脈を使ったバイパスをめざしています。心筋梗塞後の左室瘤など左室容積削減手術(Dor手術)や心拍動下の冠動脈バイパス術も行っています。
  4. MICS 
    • 低侵襲心臓外科手術(MICS,Minimally Invasive Cardiac Surgery)として、心房中隔欠損症や弁膜症手術においては、胸骨部分切開のみで行っています。このため、皮膚切開創が従来よりかなり小さいことのみならず、術後の創痛も軽く、早期離床も可能です。
  5. 無輸血手術
    • 心臓手術および大動脈瘤手術ともに無輸血手術に取り組んでいます。
  6. 更生医療認定施設
    • 障害者自立支援法による更生医療認定施設です。

外来担当医表

外来担当医表をご覧ください。