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更新日:2017年9月19日

DVを知る

  • どういう人が暴力をふるうのか、DVがなぜ起こるのか、そしてDVによってその被害者や子どもはどのような影響を受けるのかなどについてお知らせしています。

どんなときに起こるのか。

暴力が起こるのは、薬物やアルコールを飲んでいるときばかりではありません。

ごく些細なことが暴力の引き金になります。

DVは特別な人にだけ起こっているのではありません。

加害者、被害者いずれも、学歴や年齢、職業、収入、社会的地位に関係なく、すべての人が被害を受ける可能性があり、すべての人が加害者となる可能性があります。

ごく普通の家庭やカップルにも起きる問題です。

DVが発生する背景には、「夫(男)が主人で妻(女)はそれに従うべき」という考え方があります。

「男は仕事」「女は家事育児介護」といった性別役割分担意識や、「男が主、女は従」といった社会風潮などがあります。男性の暴力に寛容な社会や男性優位の社会が暴力を生み出しています。

DVは、社会におけるこうした男女の不平等な力関係を背景として、強者である男性から弱者である女性に対し行われる人権侵害であり、個々の家庭の問題にとどまらない構造的な問題があります。

暴力を受けた被害者への影響

暴力による骨折や打撲、やけどやケガといった身体への影響はもとより、身体に傷は残らなくても自分はダメな人間だ、誰からも見放されているなど不安や無気力、不眠などの心理的な影響が起きてきます。

パートナーに対して殺意を抱いたり、逆に自殺などを考えるようになってきます。

特に、家庭内での長年にわたる暴力によって発生するPTSDが大きな問題となっています。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)

生死に関わるような災害や脅威が及ぶような出来事(トラウマ)を体験して強いストレスを受けたり、家族や親しい人が被害にあうのを目撃したあと、しばらくたって現れる症状です。

  • 外傷の再体験(フラッシュバックや悪夢)
  • 外傷を思い出すもの(人、場所、会話など)を避けようとする傾向
  • 外傷に関する記憶の欠落や健忘
  • 不眠、過度の覚醒、おびえなど
  • 感情の麻痺や無気力、孤立感や引きこもり、絶望感などがあります。

 

子どもへの影響子どもは暴力の犠牲者です!「児童虐待」そのものです!
DVを見て育つことで様々な影響がでます。

  1. 子どももDVの直接的な被害者になるという影響。
    夫は、妻に暴力をふるうとともに子どもにも暴力をふるう(身体的暴力、心理的暴力、性的虐待、ネグレクトなど)。
    暴力をふるわれる母親が行き場をなくし子どもに暴力をふるってしまう。(身体的暴力、心理的暴力など)
  2. 暴力の目撃者になることでの影響。
    両親の暴力現場と愛着の繰り返しを見続けることで情緒不安定となる。(心理的虐待)
  3. 暴力が世代から世代へと受け継がれていく(世代間連鎖)。
    暴力を見て育った子どもたちは、暴力を学んでしまう可能性が発生します。(DVのある家庭で育った子どもたちが必ず暴力をふるうとは限りません。)
  4. 子どもの安全な生活や発達が保障されない。
    DVにさらされることで、自尊感情や自己肯定感が持てなくなり、精神的に不安定な状態が続き、不登校や成績低下、家出、非行などの状態を引き起こす。

なぜ逃げられないのか。

暴力が繰り返し振るわれるのがわかっているのに、被害者が逃げなかったり、逃げてもまた戻ってきてしまうのはなぜでしょうか。

  • 経済的に依存している。
  • 世間の目が気になる、恥ずかしい。親や親戚との関係がまずくなる。
  • 子どものために我慢しなくてはいけない。父親を奪ったらかわいそうだ。
  • パートナーへの愛着、未練がある。
  • パートナーが変わってくれるという期待がある。
  • 相談するともっと暴力がひどくなる。パートナーが追ってくる。
  • 当座のお金や働き口、住まい、子どもの学校をどうしていいかわからない。

などのことが頭をよぎり、家を出る(パートナーから離れる)決意がなかなかできないのも事実です。

しかし、暴力は再びくり返されるのです、次第に強く大きく・・・・。


くり返される女性への暴力

 

DVのサイクル 加害者 被害者
開放期
(暴力の反動で女性に愛情をそそぐ?時期)
・大切にしているような言動をとる
・プレゼントをする
・もう暴力を振るわないと約束する、謝る
・変わるのではないかと期待する
・約束、謝罪を信じたいと思う
・やり直そうと思う
緊張形成期
(暴力の前段階)
・ストレスがたまり言葉が荒くなり軽い暴力を起こす ・暴力がいつ起こるか緊張する
・軽い暴力に対して自分のせいだと思う
・大きな暴力に発展しないと信じる
暴力が起こる ・激しい暴力を起こす
・怒りのコントロールができなくなる
・重度の外傷を受ける
・緊張と恐怖でパートナーに従順になり暴力を受け入れる
・助けを求めるためのアクションを起こす

図1家にとどまる(パートナーのもとに居る)ことも選択肢ですが、家を出る(パートナーから離れる)ことも選択肢のひとつであることに、あなた自身が気づくことが大切です!!

ぜひ相談してください!!