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更新日:2018年2月15日

野鳥における鳥インフルエンザについて

お知らせ

死亡した野鳥を見つけたら

  • 検査対象となる野鳥が死んでいた場合は、素手で触れず、近くの県森林整備事務所にご連絡ください。 検査優先種(主に水鳥)の場合、回収を行います。
  • 野鳥のほとんどは、寒暖の変化、寿命、栄養状態など様々な原因で死亡します。死亡野鳥を見かけた際に直ちにこの病気を疑う必要はありませんが、素手で触らないようにしましょう。
  • 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、通常の接触で人間に感染することはまずありません。落ち着いて対処してください。
  • 鳥の排泄物等に触れた後は、手洗いとうがいをしましょう。特に、消毒用エタノールを用いることが有効です。
  • 水辺等に立ち寄って、野鳥の糞を踏んだ場合は靴底を洗いましょう。

※以下に該当するものは、ウイルスの検出が困難であるため、死亡した野鳥を回収を行いません。

  • 腐敗が進んでいるもの(おおむね死後24時間経過)
  • 乾燥が甚だしいもの
  • 個体の損傷が激しいもの(顔面や腹部がつぶれているもの)
  • 検査優先種外のもの(※大量死は除く)…カラス、ドバト、スズメ・ヒヨドリ等の小鳥は検査対象外
  • 検査優先種であっても、死亡している死亡羽数が実施要件を満たしていないもの
  • 処分の際には、使い捨てゴム手袋マスクをつけ、個体に直接接触しないように処分してください。処分方法は敷地内に埋葬する、または各自治体のルールに従って一般廃棄物として処理してください。

対応レベルと検査優先種一覧

【対応レベル】

対応レベル 発生状況 死亡野鳥等調査の実施要件
検査優先種1 検査優先種2 検査優先種3 その他の種
対応レベル1 通常時 1羽以上 3羽以上 5羽以上 5羽以上
対応レベル2 国内発生時(単発時) 1羽以上 2羽以上 5羽以上 5羽以上
対応レベル3 国内複数箇所発生時 1羽以上 1羽以上 3羽以上 5羽以上
野鳥監視重点区域 発生地周辺
(半径10km以内を基本)
1羽以上 1羽以上 3羽以上 3羽以上

※死亡野鳥等の羽数は、同一場所(見渡せる範囲程度)での概ね3日間の合計羽数です。

 

 【検査優先種】

 検査優先種1(17種)
カモ目カモ科 ヒドリガモ チドリ目カモメ科
ヒシクイ キンクロハジロ ユリカモメ
マガン カイツブリ目カイツブリ科 タカ目タカ科
シジュウカラガン カイツブリ オオタカ
コクチョウ カンムリカイツブリ ハヤブサ目ハヤブサ科
コブハクチョウ ツル目ツル科 ハヤブサ
コハクチョウ マナヅル  
オオハクチョウ ナベヅル
オシドリ    

 

 検査優先種2(11種)
カモ目カモ科 ツル目クイナ科 クマタカ
マガモ オオバン フクロウ目フクロウ科
オナガガモ タカ目タカ科 フクロウ
トモエガモ オジロワシ  
ホシハジロ オオワシ  
スズガモ ノスリ  

 

検査優先種3
カモ目カモ科 チドリ目カモメ科
カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種) ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1,2以外全種)
カイツブリ目カイツブリ科 タカ目
ハジロカイツブリ等(検査優先種1,2以外全種) トビ等(検査優先種1,2以外全種)
カツオドリ目ウ科 フクロウ目
カワウ コミミズク等(検査優先種1,2以外全種)
ペリカン目サギ科 ハヤブサ目
アオサギ チョウゲンボウ等(検査優先種1,2以外全種))
ツル目ツル科  
タンチョウ等(検査優先種1,2以外全種)  

 

その他の種
上記以外の鳥獣すべて

※検査優先種については、感受性の高さ、発見のしやすさ、近縁種での感染例による予防的な意味合いなどを複合的に勘案して、環境省が選定しています。検査優先種が高いから高病原性鳥インフルエンザにかかりやすい、ということではありません。あくまでも、死亡野鳥調査での分類です。
(詳しくは、「検査優先種の選定について」をご参照下さい。)

鳥インフルエンザが疑われる個体を発見したときの連絡先

連絡先 所在地 管轄する地域 電話番号
西部・南部森林整備事務所 〒520-0807
大津市松本一丁目2-1
大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市 077 -527 -0655
西部・南部森林整備事務所高島支所 〒520-1621
高島市今津町今津1758
高島市 0740 -22 -6033
甲賀森林整備事務所 〒528-8511
甲賀市水口町水口6200
甲賀市、湖南市 0748 -63 -6116
中部森林整備事務所 〒527-8511
東近江市八日市緑町7-24
彦根市、近江八幡市、東近江市、日野町、竜王町、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町 0748 -22 -7717
(彦根市、愛知郡、犬上郡)
0748 -22 -7718
(近江八幡市、東近江市、蒲生郡)
湖北森林整備事務所 〒526-0033
長浜市平方町1152-2
長浜市、米原市 0749 -65 -6616

※夜間、休日については、(代表)077-528-3140へご連絡ください。 

PDF 野鳥との接し方(PDF:69KB)

野鳥におけるインフルエンザの早期発見および発生した場合のウイルスの感染範囲の状況を把握するため、以下の調査を実施しています。

  1. 鳥類生息状況調査渡り鳥の飛来状況や野鳥の生息状況の調査および異常の監視。
    発生時には強化して実施。
  2. 死亡野鳥等調査野鳥の死亡個体を対象として、ウイルス保有状況を調査。通常時も年間を通じて実施。
    →発生時には強化して実施。
  3. 糞便採取調査主に渡り鳥等の水鳥の糞便を対象として、ウイルス保有状況を調査。
    一定期間(毎年10月~4月の期間)、定期的に実施。

検査優先種の選定について

   検査優先種の選定については、環境省において以下の点を考慮して選定されています。

  1. 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1 亜型)に感受性が高いことが知られている種
    高病原性鳥インフルエンザウイルスのかかりやすさや発病の程度(感受性)には種差があることが知られています。
    自然感染事例や感染実験からハクチョウ類、ガン類、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ類などは感受性が高いと考えられます。
  2. 過去に国内外で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1 亜型)に感染して死亡例のある種
    1.の種に比べると個体数は少ないが感染死亡例があるという種は多い。多くのカモ類やオオバン、カモメ類やカワウ、サギ類などが該当する。カモ類の中には、感染しても重篤な症状を出さずにウイルスを排出するものもあります。
  3. 集団で生息する種
    H5N1亜種の高病原性鳥インフルエンザウイルスは、消化管からも排出されるが、呼吸器からの方が多いことが確認されています。このため、多数の個体が近距離に集まって生息する種は、よりウイルスに感染しやすいと考えられています。
    集団で生息する種には、複数種が混在している場合(サギのコロニー、ガンカモ類の越冬地など)と、単独種でねぐらやコロニーを形成する場合(カラス類、スズメ、ムクドリ、ハクセキレイ、カワウ、ウミウなど)があります。
  4. 肉食の種
    肉食の鳥は感染した鳥類の死亡個体を食べたり、衰弱した個体を捕食することによって、感染しやすいと考えられています。
    国内でも感染したニワトリの死亡個体を食べたと考えられるハシブトガラスや感染した野鳥の補食による感染と推測されるクマタカやハヤブサ、フクロウの感染例があります。
  5. ユーラシア大陸から渡ってくる種
    現時点では、 ウイルスは国内に常在しているのではなく、発生のたびに大陸から持ち込まれたと考えられています。

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