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ホーム > 環境・自然 > 環境 > プランクトン観測室 > 琵琶湖のプランクトン情報

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更新日:2015年3月18日

琵琶湖のプランクトン情報

琵琶湖では、プランクトンが大量に増えて湖面の色を変える「淡水赤潮」や「アオコ」現象が毎年のように見られます。また、「ピコプランクトン」という、ふつうの顕微鏡では見えないくらいの小さなプランクトンがたくさん増えて透明度を悪くする現象も観測されたことがあります。
琵琶湖をとりまく環境の変化とともに、そこで生活するプランクトンも、その種類や増え方が年々変化してきています。ここでは、琵琶湖でみられる様々な現象の原因となっているプランクトンや、現在、琵琶湖で多くみられる
プランクトンの種類について紹介しています。

水の華とは?(淡水赤潮、アオコ)             ■ピコ植物プランクトンとは?
琵琶湖固有種と最近見られなくなった種    ■琵琶湖の主なプランクトン          ■リンク

水の華とは?(淡水赤潮、アオコ) 

湖や池で、ある種のプランクトンが異常に増えて水面の色を変えてしまう「水の華」と呼ばれる現象が起こることが古くから知られています。その「水の華」現象のなかでも、特に水の色が赤みを帯びて見える場合、海で起こる「赤潮」とよく似ていることから「淡水赤潮」と呼んでいます。また、藍藻(らんそう)と呼ばれるプランクトンのなかには、大量に浮いてきて水面を緑色に変えてしまうものがあります。この場合、緑色の粉を散らしたようにも見えることから「アオコ」とも呼ばれています。
琵琶湖では、ウログレナと呼ばれるプランクトンの増加によって起こる「淡水赤潮」と藍藻類に属するミクロキスティスやアナベナと呼ばれるプランクトンの増加によって起こる「アオコ」現象がみられます。

  

ピコ植物プランクトンとは? 

 

     

     picophyto 

                          落射蛍光顕微鏡による撮影
(緑色の光をあてることによって、だいだい色に光っています。)

琵琶湖で生活しているプランクトンの大きさは、肉眼でも観察できる大きなものから、普通の光学顕微鏡では観察できないくらい小さなものまで様々です。

プランクトンを大きさ別に分類したとき、大きさが0.2~2μm(1μmは1mmの1,000分の1)の最も小さなランクのものをピコプランクトンと呼んでいます。

また、この中で光合成色素を持つものをピコ植物プランクトンと呼んでいます。ピコ植物プランクトンは細菌と同じくらい小さいので、観察するためには落射蛍光顕微鏡や電子顕微鏡のような特殊な顕微鏡が必要です。

 

琵琶湖のピコ植物プランクトン

miicropico      走査型電子顕微鏡写真(京都市水道局水質試験所の協力により撮影)

琵琶湖で最初にピコ植物プランクトンが話題になったのは1989年7月でした。この時、北湖で湖水の濁りの程度を調べるため、直径30cmの白い円板を水中に沈めて水深何mまで見えるかを測ったところ(透明度といいます)、この時期では普通5m前後のところが2.5~3mまでしか見えませんでした。また、顕微鏡で観察してもプランクトンが非常に少ないのに、湖水の水質分析をすると植物プランクトンが体内に持っているクロロフィル(葉緑素)という物質が高い濃度で検出されました。そこで、特殊な顕微鏡(蛍光顕微鏡、電子顕微鏡)で調べたところ湖水1ml中に100万個以上のピコ植物プランクトンがいることがわかりました。この時以後ピコ植物プランクトンについても調査が進められています。

琵琶湖でのピコ植物プランクトン数の季節変動

 picono  操作型電子顕微鏡写真

琵琶湖のピコ植物プランクトンの数は、冬には湖水1ml中に5千個~1万個と少なく、春から増え始めて7~8月には多い年で100万個程度まで達します。その後、秋から冬にかけて徐々に減っていきます。しかし、年間を通じて5千個以下に減ることはないようです。
最近は、このピコ植物プランクトンの増加が原因で透明度が大きく低下する現象は観測されていませんが、湖水中の他のいろいろな生物の増え方に影響をおよぼす重要な種類なので今後も注目していく必要があります。

picograf

 

琵琶湖固有種と最近みられなくなった種 

      pedibiwae        biwatubo        nipponica

[ビワクンショウモ(PDF:81KB)]

[ビワツボカムリ(PDF:75KB)]

[アウラコセイラニッポニカ(PDF:78KB)]

琵琶湖に産するプランクトンは、現在、約500種以上が報告されていますが、世界中でも琵琶湖にだけ産する種類-固有種-には ビワクンショウモと ビワツボカムリがあります。

 また、日本では琵琶湖でしかみられない種類としてアウラコセイラニッポニカがあります。ここではこれらの珍しい種類について紹介します。

リンク 

琵琶湖のプランクトンを紹介されている他の機関

琵琶湖プランクトンの世界』(外部サイトへリンク)

滋賀大学教育学部附属環境教育湖沼実習センターの「しがプロジェクト」の一環として制作、公開されています。

 

琵琶湖関連のその他のリンク

滋賀県立琵琶湖博物館(外部サイトへリンク) 「湖と人間」をテーマにした博物館

 

 

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お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 

電話番号:077-526-4800

ファックス番号:077-526-4803

メールアドレス:de51200@pref.shiga.lg.jp