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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事談話 > これからの滋賀の教育が目指すもの

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更新日:2018年6月6日

これからの滋賀の教育が目指すもの

みなさん、おはようございます。6月になりました。

日中の気温も高くなり暑い日が続いておりますが、路地のあじさいは美しく、湖面のきらめきと山の緑がまぶしい季節となりました。


「水道水 安全おいしい 金メダル」

この標語のもとに6月1日から7日まで第60回水道週間と設定されています。「水を大切に」という思いを持ち、企業庁の皆様の市町と連携した取組に感謝を表したいと思います。

先週は、素晴らしい晴天のもと、全国「みどりの愛護」のつどいを無事に開催することができました。皇太子殿下、同妃殿下には、式典に御臨席いただくとともに、県内各地をごゆっくりと御視察いただきました。

殿下からは、本県の緑化施策をはじめ琵琶湖など自然を大切にする環境への取組に対し、お褒めのお言葉を賜りました。私たち滋賀県民のこれまでの取組を御評価いただけたことで、改めて全国・世界に誇るべきものが滋賀にはたくさんあることを確信した次第です。

この度の行啓については、本県の職員をはじめとする関係者の皆様に準備から当日の対応まで、多大な御尽力をいただきました。改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。


さて、本日は、「滋賀の目指す教育」についてお話します。

今年度、子どもたちの「夢と生きる力」を育み、生涯を通じての学びを推進するため「滋賀の教育大綱」の策定に向けて、総合教育会議の場で教育委員の皆様と議論を進めているところです。

「滋賀の教育が目指すものをいかに設定し、どのように表現するか」を議論する中で、教育委員の皆様から現在の教育の課題やこれからの教育のあるべき姿について御意見や御提案をいただいています。


印象に残った御意見を紹介しますと

○現在の教育現場では、「正解をいかに速くだせるか」ということばかりが評価されていて、物事の本質を理解し、自らの言葉で表現するために「悩み、苦しむ姿」が評価されていないのではないか。

○「教える」ことは必要であるが、その先にある「育つ」が何よりも重要である。「育つ」というのは自発的なものであり、「苦しみや悩み」を伴うが、この苦しみや悩みが、「学ぶ力」であり「生きる力」につながっていくのではないか。

などの御意見をいただきました。

委員の皆様との議論の中で私自身の思いも掘り下げ、本県らしい「滋賀の目指す教育」を一緒にまとめあげたいと思います。

今回の議論の中で出された委員の皆様の御意見は、「人間の成長」という意味においてもとても大切な視点が含まれおり、学校教育だけでなく、職場での人材育成(OJT)にも同じことが言えるのではないかと感じました。

人生100年時代、子どもだけでなく、私たち大人も学び続けます。

子どもも大人も時間をかけて「悩み、苦しむこと」が認められ、「学ぶ力」「生きる力」を伸ばし続けることのできる環境、「安心して育つことのできる環境」を滋賀において一緒につくってまいりたいと思いますので、それぞれのお立場での御協力をお願いいたします。


さて、早いもので知事としての4年間の任期が終わろうとしています。次の4年間に向けて、しばらくの間、公務を抑えさせていただくこととなります。

出水期にも入りますことから、災害対応など県民の皆様の安全・安心への対応はもちろん最優先にさせていただきます。

また、県政が滞ることのないよう必要な政策判断はしっかりとさせていただきますので、情報等は適宜報告していただくようお願いします。


それでは、これから蒸し暑い日が続きますが、体調管理にはお気をつけて、一緒にがんばっていきましょう。

これで、今月の知事談話を終わります。