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ホーム > 県政情報 > ようこそ知事室へ > 知事談話 > 滋賀の教育を考える

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更新日:2014年11月13日

滋賀の教育を考える

皆さん、おはようございます。11月に入り、近江の山々、木々も少しずつ色づきはじめました。たいへん美しい季節です。いかがお過ごしでしょうか。

11月1日は、ご存じだったでしょうか、「滋賀 教育の日」です。そこで今日は皆さんと一緒に滋賀の教育について考えてみたいと思います。


私は知事として、また3人の子を持つ一人の父親として、さらには一人の県民として「夢と生きる力を育む教育」を皆さんと一緒にこの滋賀でつくっていきたいと考えています。

その「生きる力」の中で、きわめて重要なのが「学力」の根底ともなる「学ぶ力」です。

そしてこの「学ぶ力」と捉えた「学力」を伸ばすことは、学校の先生だけに求められるのかというと、それは違うと思います。子どもたちは、学校のみならず、家庭や地域などの場で様々な経験を通じて成長していきます。それゆえ、県全体で、県民運動として滋賀の子どもたちの「学ぶ力」をしっかりと高めていく、そういう教育を行っていくことが大切だと考えています。


去る8月、4月に行われました小学校6学年と中学校3学年を対象とされた「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されました。滋賀県は、小学校の国語と算数、中学校の国語と数学、全ての教科でその正答率が全国平均を下回るという結果でした。私は知事としてこの正答率および学習状況を改善するという意味において、重い使命感を感じています。


正答率のほかにも、全国と比べて1日あたり1時間以上テレビやビデオなどを見たりする割合が高い、という傾向であります他、小学生も中学生も「先生が自分のよいところを認めてくれますか」という問いに対して、そう思うと答える子どもの割合が全国よりも低いという、そういう結果もありました。


一方で、この調査では滋賀の強みもでています。例えば、地域活動が活発な滋賀。「地域の行事への参加」に関する設問で、小学生、中学生共に、参加するという答えが全国平均に比べて割合が高いという傾向があります。

これまでから滋賀には、自然体験学習の「うみの子」「やまの子」「たんぼの子」また「ホールの子」、職場体験「中学生チャレンジウィーク」など、多様な学びの場があります。こうした本県の特徴、良いところはさらに伸ばしていくことも必要です。


先ほど県民運動と言いましたが、まずは横つなぎで挑戦していきたいと考えます。学校だけでなく、家庭学習、環境学習、地域活動、子育て、食育、大切ですね、スポーツ、ワークライフバランスなど、子どもたちの「学び」に関わることは私たちの仕事の中にたくさんあります。

皆さんには、部局を超えて、一職員として、一県民として、それぞれに滋賀の子どもたちの「学ぶ力」の向上のために何ができるのか、一緒に考えていただきたいと存じます。


そして、職員の皆さん、仕事以外でも、自分の子しかり、親戚の子や近所の子など、日頃、何らかの形で子どもと接する機会があるのではないでしょうか。

まず、できることからはじめましょう。自分のまわりにいる子どもたちの良いところを見つけて、一日一回ほめてあげてください。

将来のこと、夢、悩み、友達や仲間のこと、子どもたちと一緒に語る時間をつくっていただきたいと思います。


さらに、職員の皆さんには、日頃たずさわっていらっしゃる、また、これまで培ってこられた専門知識や経験、また様々な人的なつながりがあると思います。そういうものを是非、子どもたちのために、それぞれの地域で使っていただきたい。例えば、地域での出前講座、自然観察会、スポーツ活動、まち歩き、なんでも結構です。


そうした家庭や地域での人と人とのつながりの中で、子どもたちは「自分は一人じゃない」「いいところ持っているんだ」「明日もがんばろう」。「学ぶ力」の根っことなるものが育っていくのだと思います。


笑顔と希望の絶えない滋賀の子どもたちを育む努力をみんなで一緒に。コツコツと確実に。


今日はこれで終わります。共にがんばりましょう。