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更新日:2015年9月17日

琵琶湖環状線構想(北陸本線直流化事業)の概要

現状

現在、琵琶湖を取り巻くJR鉄道幹線として、琵琶湖線(東海道線京都~米原)、北陸 本線(米原~近江塩津)および湖西線(山科~近江塩津)が運行されていました。

これらはいずれも複線(一部複々線)電化路線ではありますが、電化方式については、北陸本線長浜~近江塩津および湖西線永原~近江塩津(総延長29.5km)が交流、その他は直流となっていました。

このため、琵琶湖線および湖西線を始めとするJR西日本のアーバンネットワークを走る新快速等の直流専用電車は、北陸本線長浜駅および湖西線永原駅止まりとなり、この区間は老朽短編成の交直両用電車で細々とつないでいるにすぎず、県北部地域(湖北・湖西地域)の住民は、域外への移動に乗り換えを含めて著しく不便を強いられ、円滑な地域間交流が阻害されていました。

滋賀県内JR幹線網

 

琵琶湖環状線(北陸本線長浜駅~湖西線永原駅間直流化)とは

そこで、これら交流電化区間を直流方式に切り替え、京阪神方面から琵琶湖線および湖西線を経由して、琵琶湖の周囲を環状運行する鉄道網を形成することにより、本県内のあらゆる地域間の交流を促進させるとともに、湖北・湖西地域を京阪神地域と直結させることで、これらの地域の開発を促進し、南高北低といわれる県土の均衡ある発展を図ろうとする事業です。

 

これまでの経過

本県では、古くから県政重要課題として、北陸本線の直流化を目標に掲げ、地元市町村とともに、旧国鉄およびJR西日本に対し、要望活動を展開してきました。

その成果が実り、平成3年9月には、琵琶湖環状線の第1段階の整備として、米原~長浜間の直流化が実現し、新快速を中心に京阪神方面から長浜行きの直通電車が多数運行されるようになるとともに、長浜以北も増発や接続が改善(長浜~近江今津直通電車の新設を含む)されたことで、沿線の長浜市・近江町の人口が減少から増加に転じ、観光客が激増することなどによって、北陸本線全体の利用者が大幅に増加しました。

 

その後も第2段階として、残る長浜~永原間の直流化をめざし、JR西日本に対し、要望折 衝活動を続けるとともに、下記のとおり、体系的に様々な条件整備を進めてきました。

a、国の上位計画への位置づけ

  • 近畿圏建設計画および中部圏建設計画(国土庁H3月9日承認、H8月8日改定計画承認)
  • 滋賀県地域交通計画(運輸省H7/6/9答申)
  • 大阪湾臨海地域開発整備計画(運輸省外6省庁H8/6/28承認)

b、調査・検討

  • 琵琶湖環状線に関する経済効果検討調査(H5)
  • 琵琶湖環状線構想促進調査(H6)
  • 琵琶湖環状線関連地域開発整備構想調査(H7)

c、工事費用負担の準備

  • 滋賀県鉄軌道関連施設整備基金積立(H1~H14末) 約45億円
  • 関係19市町村による基金積立(H7~H14末) 約10億円

d、構想推進組織の運営

  • 琵琶湖環状線促進期成同盟会(H2月5日~)
  • 会長:知事 湖北・湖西19市町村(商工会、観光協会を含む)加盟(現在3市6町)

e、鉄道利用促進のための条件整備…採算性向上につながる市町村の施設整備等への補助

  • 無人駅舎の整備(平成18年度末現在6カ所)
  • 駅周辺駐車場整備(平成18年度末現在18カ所)
  • 駅周辺自転車駐輪場整備(平成18年度末現在18カ所)
  • 北陸本線SL列車運行対策(平成7年度~ 米原~木ノ本間)
  • 北びわこ周遊観光キャンペーン(平成11年度~ )→ キャンペーンの実績
  • 北びわこ周遊ロングランキャンペーン(平成13年度)
  • 利用客目標達成プログラム(平成13年度~ )→ プログラムの詳細
  • 米原駅~長浜駅間直流化10周年記念事業(平成13年度)
  • 電車DEぐる~っと琵琶湖・滋賀 パンフレットラックの設置(平成13年度~)
    (JR各駅:県外26箇所、県内35箇所)
    (近江鉄道駅12箇所、信楽高原鐵道駅1箇所)
    (県外市町村庁舎:5箇所、県内主要ホテル10箇所)

 

効果

第一段階の整備である長浜直流化は、鉄道利用者の大幅な増加をもたらしましたが、そのことが、次のような様々な二次的効果をもたらしました。

1、人口の増加

長浜市は直流化前は人口が減少傾向にありましたが、通勤圏の拡大により人口流出の歯止めがかかったことと、観光客の激増による産業の活性化等により、増加に転じました。

2、都市としての評価の高まり

民間調査機関による都市の住みよさランキングで、長浜市が平成7年度から3年連続全国第1位となりました。

3、経済的波及効果

人口の増加、観光客の増加等により、家計消費、飲食消費、観光消費、建設消費等跡大幅に伸びました。→沿線への直接的経済効果は年問約63億円と推計されます。

長浜以北の直流化による琵琶湖環状線の実現により、次のような効果が期待されます。

1、観光入り込み客の大幅な増加

<1>景気の低迷等により、観光客が伸び悩む中、現状でも湖北・湖西地域を訪れる観光客は飛躍的に増加しています。

◎観光入り込み客数の変化 (百人)
  S62 S63 H1 H2 H3 H4 H5
湖北 30,658 34,104 40,789 41,423 49,034 53,795 52,005
湖西 11,929 12,222 11,935 15,587 18,765 20,370 19,802
42,587 46,326 52,724 57,010 67,799 74,165 71,807
滋賀県 329,520 316,168 339,733 359,300 380,267 376,749 375,065
  H6 H7 H8 H9 H10 H11 H11/S62
湖北 53,872 53,777 87,928 67,423 66,003 73,373 239.3%
湖西 22,476 24,844 27,621 27,655 26,521 26,985 226.2%
76,348 78,621 115,549 95,078 92,524 100,358 235.6%
滋賀県 380,568 358,289 419,149 424,736 427,069 427,942 129.8%
  H12 H13 H14 H15 H16 H17 H17/S62
湖北 79,387 85,665 94,278 91,805 91,690 91,602 298.8%
湖西 26,145 27,026 28,481 28,182 28,586 33,069 277.2%
105,532 112,691 122,759 119,987 120,276 124,671 292.7%
滋賀県 427,122 439,948 439,930 422,920 436,819 431,190 130.9%

<2>古くからある文化財や史蹟とともに、歴史や自然を生かした観光施設の整備が進んでいます。

<3>京阪神地域から距離的に近い。

◎木ノ本駅からの距離と時間
  東回り(琵琶湖線経由) 西回り(湖西線経由)
距離
新快速直通 距離 新快速直通
京都駅 88.6km 80分 90.1km 80分
大阪駅 131.4km 110分 132.9km 110分

こうしたことから、直流化による直通化の実現により、鉄道利用による入り込み客が大幅に増加することが期待できます。

2、日常的な鉄道利用者数の大幅な増加

長浜直流化のときと同様、定期客を中心に、日常的な鉄道利用者数の大幅な増加が期待できるとともに、通勤・通学圏の拡大と、域内就業機会の上昇により、過疎化の歯止めが期待できます。

3、上記により、長浜直流化のときと同様、大きな経済波及効果

予測値:湖北・湖西全体で、家計消費、飲食消費、観光消費、建設消費等


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お問い合わせ

滋賀県土木交通部交通戦略課 

電話番号:077-528-3684

ファックス番号:077-528-4837

メールアドレス:hc00@pref.shiga.lg.jp