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ホーム > まちづくり・防災 > 防災・危機管理 > 花折断層帯の被害想定について

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更新日:2018年11月1日

花折断層帯の被害想定について

平成19年11月1日に、中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」(第31回)から、
「中部圏・近畿圏の内陸地震に係る被害想定結果について」が公表されました。

被害想定が公表された断層は、次の考え方に基づいています。
「名古屋、京都、大阪、神戸など大都市や工業地帯への影響、文化財保護等を考慮して
選定された11の活断層とM6.9の仮想の2つの活断層」

 

対象活断層11の活断層と2つのM6.9の仮想の活断層対象活断層図

 

 

花折断層の被害想定結果について

中央防災会議の専門調査会が公表した花折断層帯の被害想定結果は、従来、県が実施していたものを大きく上回り、

琵琶湖西岸断層帯の被害想定に匹敵するものとなっています。

 

 

〔本県調査との違い〕

震度分布図:専門調査会の方が震度6強以上の分布が広い

被害想定:建物被害、人的被害とも専門調査会の方が、揺れによる被害は数倍、

火災による風速15m/s時の焼失なども含めると人的被害は、10倍程度大きい

 

花折断層帯の震度分布比較

花折断層帯の震度分布比較(国と県)

 

 

花折断層帯(専門調査会実施)と琵琶湖西岸断層帯(滋賀県実施)の震度分布比較

花折断層帯と琵琶湖西岸断層帯の震度分布比較

 

被害想定結果

地震被害想定総括表(滋賀県)

想定地震

発生時刻

建物被害

人的被害

地震火災

避難者数

全壊棟数

半壊棟数

死者数

負傷者数

重傷者数

炎上出火件数

琵琶湖西岸断層地震
〔ケース1〕
〔断層の破壊開始が大津市中部〕
早朝

45,994

54,078

1,274 10,166 650 39 82,889
昼間 857 7,941 511 93
夕刻 898 7,635 493 93
花折断層地震(県)
花折断層帯北部・中部
早朝

6,665

23,392

126 4,475 345 9 23,262
昼間 94 3,416 267 19
夕刻 89 3,289 257 19

重傷者数は、負傷者数の内数

避難者数は避難所生活者の最大数

地震被害想定総括表(専門調査会H19.11)

花折断層地震(専門調査会)
花折断層帯中部・南部
早朝

22,000
〜26,000

1,200

6,200
〜6,500

1,200
〜1,400

昼間

26,000
〜37,000

500〜600

4,600
〜5,600

800
〜1,100

夕刻

 

 

滋賀県外の活断層による被害

これまで県では実施していなかった府県境を越えた活断層による被害想定も公表されています。

 

 

建物全壊

人的被害

死者

負傷者

重傷者(負傷者の内数)

冬5時

冬12時

冬5時

冬12時

冬5時

冬12時

冬5時

冬12時

養老-桑名-四日市

断層帯

約3,300〜

約4,100

約4,600〜

約6,700

約100

約70

約700〜

約800

約700〜

約900

約100

約100〜

約200

布引山地東縁断層帯

約100

約100

約10

約20

約20

花折断層帯

約22,000〜

約26,000

約26,000〜

約37,000

約1,200

約500〜

約600

約6,200〜

約6,500

約4,600〜

約5,600

約1,200〜

約1,400

約800〜

約1,100

奈良盆地東縁断層帯

約600

約600

約30

約20

約200

約200

約20

約10

京都西山断層帯

約1,300

約1,400〜

約1,500

約70

約30

約500

約400

約60

約40

生駒断層帯

約500

約500

約30

約10

約100

約100

約20

約10

上町断層帯

約100

約100

約30

約30

被害値の最小は風速3m/sの場合、最大は風速15m/sの場合。

「−」は値がゼロまたはわずかであることを示す。

「建物被害」は、「揺れ」「液状化」「急傾斜地崩壊」「焼失」による被害の合計

「人的被害」「負傷者」「重傷者」は、「揺れ」「急傾斜地崩壊」「火災」による被害の合計

 

被害想定結果が違う原因について

滋賀県が平成15年度から16年度にかけて実施した花折断層帯の被害想定調査結果と、平成19年11月1日に中央防災会議の

専門調査会が公表した花折断層帯の被害想定結果が違う原因は、次のとおりと考えられています。

 

  1. その前提となる地震動予測が異なる。
  2. また、地震動予測が異なる原因は、

1.断層モデルの設定が違う

2.断層パラメーターの設定が違う

3.表層地盤モデルが違う

 

  • 断層モデルの設定について

滋賀県:花折断層帯の北部と中部をモデル化している

専門調査会:花折断層帯の中部と南部をモデル化している

 

  • 断層パラメーターの設定について

 

花折断層帯

専門調査会

滋賀県

マグニチュードM

7.4

7.6

モーメントマグニチュードMw

7.0

6.9

地震モーメントMo(N・m)

4.1E19

3.15E19

走向

20°,343°

14.8°,22.7°

傾斜

90°,70°

85°

上端深さ(km)

4

2

下端深さ(km)

18

18

断層長さL(km) ※1

33

30+17

断層幅W(km)

14,15

16

断層面積S(k平方メートル)

498

752

地震規模の決め方

Log L = 0.6M−2.9

Mw = 0.88M + 0.54

断層面積S(k平方メートル)より地震規模Mo(dyn・cm)を算出

S = 4.24×10-11×Mo(1月2日)※2

Log Mo = 1.5Mw+16.1

工学的基盤までの地震動の計算

統計的グリーン関数法

ハイブリッド法

地表までの地震動の計算

実験式 ※3

応答計算(等価線形)

 

  • 表層地盤モデルについて

滋賀県:地盤モデルを平均値で推定。地盤の非線形挙動も考慮(軟弱地盤の厚い部分では、減衰効果が働く場合もある)

→現実的な地震動分布を想定

専門調査会:地盤モデルを「平均−標準偏差」で推定している

→それぞれの場所での、地盤増幅が最大値に近い

 

詳細については、滋賀県防災危機管理局(TEL077-528-3438)までお問い合わせください。