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更新日:2018年1月19日

じんけん通信

 「わからない」だから「かわらない」そんなあなたの人権意識

「かわりたい」だから「わかりたい」へチェンジしませんか?

あなたの「わかりたい」を応援したい。人権施策推進課では、そんな思いで毎月「じんけん通信」を発行しています。ブラウザの「お気に入り」に入れていただければ感激です。 

12月号の内容

  1. 特集 人権週間に寄せて
  2. 人権カレンダー  
  3. バックナンバー

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平成25年(2013年)12月(第68号)

 特集 人権週間に寄せて

はじめに
12月4日から10日は人権週間です!

国際連合では、世界人権宣言が採択された12月10日を人権デー」と定めるとともに、全ての加盟国にこれを記念する行事を毎年実施するように呼びかけています。

日本では、1949年(昭和24年)から毎年12月10日を最終日とする一週間を「人権週間」と定め、全国的に様々な行事が行われています。

今回は、採択から65周年を迎えた世界人権宣言について特集します。

世界人権宣言って?

「世界人権宣言」は、「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として、1948年(昭和23年)12月10日、第3回国際連合総会で採択されました。

前文と30の条文でできています。法的拘束力はありませんが、多くの条約や各国の憲法などにその精神が生かされるなど、今も高く評価されています。

どうして作られたの?

20世紀における二度の世界大戦により、多くの人々の尊い命が奪われるとともに、ユダヤ人などに対する迫害や日系アメリカ人の強制収容などさまざまな人権侵害が起こりました。このような経験から、人権の保障が世界平和の基礎であり、重要であるとの認識のもと、国際連合では、世界中のだれもが幸せに生活できる国際社会を作ろうと決意し、そうした社会の実現のためにこの宣言は作られました。

人権ってなんだろう

世界人権宣言の内容は多岐にわたり、人権を色々な側面からみることができます。宣言の構成や内容のポイントについて解説します。

◎基本原則(第1条・第2条)

第1条では、「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」とされています。これは、すべての人がかけがえのない同じ価値を持った存在であり、みんな平等であるという人権の基本原則を宣言したものです。

人権は生まれながらにして誰もが持っている権利で、何か特別な条件のもとに与えられるものではありません。宣言の中でも人としての価値はいかなる理由でも差別されないとされています。

◎市民的、政治的権利(第3条~第21条)

  • 安全に自由に暮らしたい
    当たり前のことですが、誰も不当に拘束されたり人としての尊厳を傷つけるような扱いを受けたりするべきではありません。自分の権利が侵害されたら法律に基づいて公正な裁判を受けることができます。
    また、私たちは国籍を持ってどこかの国に属することができます。もし、そこにいることが辛くなったら別の国に助けを求めることができます。
  • ○○する自由があります。
    私たちは日々の生活の中で色々なことを選択しています。自分の財産を管理し、結婚相手を選び、自由に引越しをして、好きな音楽を聞いたり仲間を集め活動したりすることもできます。そうした日常の何気ない行為も宣言の中でうたわれている権利の行使であり、人権が守られているということなのです。
  • 自分の国に関わりたい
    私たちは選挙によって自分たちの代表を選ぶことができます。これは誰かが勝手に国を動かすのではなく、国の在り方をみんなで決めるための大切な権利です。

 ※市民的権利には、この他「有罪が確定するまでは無罪とすること」、「思想・宗教の自由」「プライバシーの保護」なども規定されています。ジンケンダーI 

≪ジンケンダーの一言≫

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の統計によると2012年末時点で、4520万人以上が移動を強いられていることが明らかになり、760万人の新たな難民や国内避難民が発生しました。これは一日あたり平均2万3千人が国内外で保護を求め、避難を余儀なくされたことにます。

◎社会的、経済的および文化的権利(第22条~第27条)

  • 人間らしく生きる
    私たちはみんな社会の一員として生活しています。ですから自分ではどうしようもないことが起これば社会に助けを求める権利があるのです。
  • 働くことと休むこと
    宣言の中で、自由に働く権利の次には休む権利が書かれています。元気に働くためには適切な休息が大切です。
  • 「勉強する」ということ
    教育は自分の権利を行使したり、社会を変えていくためにとても重要です。世界には貧困や社会慣行などから学校に通えない子どもや、読み書きができない人がたくさんいます。

※この他社会的権利の中には、「文化を享受する権利」なども規定されています。

≪ジンケンダーの一言ジンケンダーB

ユニセフ(国際連合児童基金)によると、2010年時点で約6,100万人の子どもたちが小学校へ通っていません。 女子教育の必要を訴えて銃撃されたマララ・ユスフザイさんは国連本部での演説で、「1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます」と訴えています。世界をよりよくしていくためにも全ての子どもが勉強できるようになるといいね。

◎その他(第28条~第30条)

  • 身勝手と権利は違います
    第29条には私たち一人ひとりが人権の尊重された社会を維持していくために義務があるのだとしています。第30条にあるように、他人の権利を奪う権利はだれにもありません。また、第1条にも理性と良心をもって互いを思いやらなければならないとしています。権利があるからと言って独りよがりなわがままを押し通し、結果的に他人を傷つけることは人権を尊重していることはいえません。自分だけでなく相手の人権も大切にしながら、よりよい社会を作っていかなければなりません。
  • みんなで実現しましょう
    この宣言に書かれている権利が実現した社会に、日本や世界はどれだけ近づいているでしょうか。
    第28条には、宣言に謳われている諸権利が完全に実現した世界を求めて、社会づくりに参加することも私たちの権利だとされています。
    一つひとつは小さな一歩であっても、みんなが力を合わせれば少しずつ変えることができるのです。

≪ジンケンダーの一言ジンケンダーC

みんなが自分にできることを考えて行動することで人権が尊重された豊かな社会を作っていくのだ!僕も頑張るのだー!

 世界人権宣言と日本

世界人権宣言採択以後、国連では人権宣言の理念を具体化し、法的拘束力をもたせるため、2つの国際人権規約(社会権規約:A規約と自由権規約:B規約)をはじめとする様々な人権に関する条約が採択され、1995年~2004年においては、「人権教育のための国連10年」を実施されました。その後は「人権教育のための世界計画」によって人権が尊重された世界の実現に向けて国際的な取組が進められています。
また、日本は2012年12月末現在で13の人権に関する条約を締結し、それに合わせた国内法の整備が行われています。条約の締結国に対する国連の審査・勧告も受けています。

例えば2011年(平成23年)の「障害者基本法」の改正や今年6月に成立した「障害者差別解消法」などは2006年に採択されたあらゆる障害者の尊厳と権利を保障するための条約である「障害者権利条約」(日本は2007年に署名)の締結を目指して進められてきたものです。そしてその条約の根底には世界人権宣言の理念や明記されている諸権利が息づいています。

このように世界人権宣言の理念は、日本で生活する私たちにも関係しているのです。

≪ジンケンダーの一言≫

ジンケンダーAこの前、朝鮮人学校でのヘイトスピーチに対する有罪判決が出たけれど、その根拠となったのも人種差別撤廃条約だったのだ。

※特定の個人や集団などの人種、宗教などを差別的な意図をもって貶める言動

おわりに
あなたも考えてみませんか

「人権」というと「難しい」「自分には関係ない」と思ってしまうかもしれませんが、私たちの一人ひとりの心や日々の生活に関わるとても身近なものです。人権週間に合わせて様々な行事が行われます。あなたもぜひ参加して、家族や友達、職場の仲間などみんなで人権について考えてみませんか。

イベント情報はリンク先をご覧ください。

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 人権カレンダー 12月

  • 1日 世界エイズデー
    WHO(世界保健機関)は、昭和63年(1988年)に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を”WorldAIDSDay”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本でも、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進しており、全国各地で様々な「世界エイズデー」イベントが実施されています。

  • いのちの日
    「いのちの日」は、厚生労働省(当時厚生省)による「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の自殺防止に係る啓発普及活動として、平成13年(2001年)に制定されました。

  • 2日 奴隷制度廃止国際デー
    12月2日の「奴隷制度廃止国際デー」は、昭和24年(1949年)に国連総会によって「人身売買および他者の搾取の禁止に関する条約」が採択された日を記念するものです。

 

  • 3日 国際障害者デー
    平成4年(1992年)、「国連障害者の10年」(1983~1992年)の終結にあたり、国連総会は12月3日を「国際障害者デー」と宣言しました。国際障害者の10年は、障害者の現状改善と平等な機会の提供を行うよう、一般の意識を高めつつ立法措置を制定する10年となりました。総会ではさらに加盟国に対し、障害のある人々の社会参加をいっそう促進させるため、この国際デーに重点を置くよう呼びかけました。

 

  • 3日~9日 障害者週間
    平成16年(2004年)6月に障害者基本法が改正され、それまで12月9日を「障害者の日」と定めていた規定から、12月3日から12月9日までを「障害者週間」と定める規定へと改められました。
    12月9日は、昭和50年(1975年)に「障害者の権利宣言」が国連総会で採択された日であり、国際障害者年を記念して、昭和56年(1981年)11月28日に国際障害者年推進本部が12月9日を「障害者の日」とすることに決定しました。その後、平成5年(1993年)11月に心身障害者対策基本法が障害者基本法に改められた際に、12月9日を「障害者の日」とすることが法律にも規定されました。
    「国際障害者デー」である12月3日から我が国の「障害者の日」である12月9日までの1週間については、平成7年(1995年)6月27日に障害者施策推進本部が「障害者週間」とすることを決定しています。

 

  • 4~10日 人権週間
    国際連合は、昭和23年(1948年)第3回総会で世界人権宣言が採択されたのを記念し、昭和25年(1950年)第5回総会において、世界人権宣言が採択された12月10日を人権デーと定めるとともに、すべての加盟国にこれを記念する行事を実施するよう呼びかけています。法務省と全国人権擁護委員連合会は、世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年から毎年12月10日の人権デーを最終日とする1週間を人権週間と定め、人権尊重思想の普及高揚のための啓発活動を全国的に展開しています。
    http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html(法務省HP) 
  • 10日 人権デー


  • 10日~16日 北朝鮮人権侵害問題啓発週間
    北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに、国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し、その抑止を図ることを目的として、平成18年(2006年)6月に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行され、国および地方公共団体の責務等が定められるとともに、毎年12月10日から同月16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」とすることとされました。
    我が国の喫緊の国民的課題である拉致問題の解決を始めとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が国際社会を挙げて取り組むべき課題とされる中、この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。

 

  • 18日 国際移民デー
    国連経済社会理事会の勧告を受けて、国連総会は12月18日を「国際移民デー」と宣言しました。平成2年(1990年)のこの日、「すべての移民労働者とその家族の人権保護に関する国際条約」が採択されています。総会では、すべての移民の人権と基本的自由の尊重を保障するより一層の努力が必要となる点が強調されました。

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 編集・発行/滋賀県総合政策部人権施策推進課

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