平成28年(2016年) 7月7日
滋賀県病害虫防除所
7月上旬実施の畦畔における斑点米カメムシ類のすくい取り調査において、発生量は「やや多い」という結果でした。一部地域でクモヘリカメムシ等の大型カメムシが発生しており、アカスジカスミカメも発生量が多くなっています。
水稲の出穂2~3週間前と出穂期に、畦畔の草刈りを実施し、水田への斑点米カメムシ類の侵入を防ぎましょう。
本年の水稲の出穂期は、5月10日移植の場合、みずかがみでは7月23日頃、コシヒカリでは7月26日頃と予想されます。
斑点米カメムシ類の、出穂期以降の薬剤による防除適期は次のとおりです。
斑点米カメムシ類の防除適期を逃さないことに加え、農薬使用における収穫前日数に十分注意して下さい。