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病害虫発生予報 平成30年(2018年)

病害虫発生予報とは、農作物に害を与える病害虫の発生する時期や量を、各種データをもとに定期的に予想するものです。

予報発表計画

(表)
対象作物名 病害虫名 3月20日 4月17日 5月22日 6月5日 6月19日 7月3日 7月18日 8月7日 8月28日 9月26日
イネ 葉いもち
穂いもち
紋枯病
白葉枯病
黄萎病
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
ニカメイガ
ヒメトビウンカ
セジロウンカ
トビイロウンカ
ツマグロヨコバイ
斑点米カメムシ類
コブノメイガ
イチモンジセセリ
コバネイナゴ
フタオビコヤガ
ムギ 赤かび病
ダイズ べと病
葉焼病
アブラムシ類
カメムシ類
ハスモンヨトウ
フタスジヒメハムシ
ハダニ類
果樹全般 果樹カメムシ類
アブラムシ類
ハダニ類
ハマキムシ類
ナシ 黒斑病
黒星病
赤星病
ナシヒメシンクイ
ブドウ うどんこ病
べと病
灰色かび病
クワコナカイガラムシ
フタテンヒメヨコバイ
コガネムシ類
チャノキイロアザミウマ
カキ 炭疽病
円星落葉病
角斑落葉病
うどんこ病
カキノヘタムシガ
カキクダアザミウマ
チャノキイロアザミウマ
マイマイガ
カイガラムシ類
カメムシ類
チャ 炭疽病
もち病
新梢枯死症
輪斑病
チャノコカクモンハマキ
チャハマキ
チャノホソガ
チャノミドリヒメヨコバイ
チャノキイロアザミウマ
カンザワハダニ
ツマグロアオカスミカメ
クワシロカイガラムシ
チャトゲコナジラミ
野菜全般 うどんこ病
灰色かび病
アブラムシ類
ハダニ類
ハスモンヨトウ
タバコガ類
カブラヤガ(ネキリムシ類)
キュウリ べと病
タマネギ べと病
ナス科野菜 疫病
ニジュウヤホシテントウ類
アブラナ科野菜 軟腐病
黒腐病
菌核病
モンシロチョウ
ヨトウガ
コナガ
ハイマダラノメイガ
キク アブラムシ類

予報の見方

予報には、病害虫の発生する時期(発生時期)と発生する量(発生量)が予想されています。
また、予想の根拠と病害虫を防除するのに注意すべき事項が書かれています。

発生時期は次の5段階で予想されます。

(表)
発生時期 内容
早い 過去10年間の平均値より6日以上早い発生
やや早い 過去10年間の平均値より3日〜5日早い発生
平年並 おおむね平年と同じで、2日早い〜2日遅い発生
やや遅い 過去10年間の平均値より3日〜5日遅い発生
遅い 過去10年間の平均値より6日以上遅い発生

発生量も次の5段階で予想されますが、過去10年の発生量分布具合によって、順位付けも参考にして予想する場合もあります。

(表)
発生量 内容
平年並 平年値を中心として40%の度数の入る幅
やや多い・やや少ない 平年並の外側20%の度数の入る幅
多い・少ない 上記3者の外側10%の度数の入る幅
量

毎年発生の多い病害虫は、発生の多いことが平年並となるので、予想が平年並でも被害が出る場合があります。
逆に、毎年発生が少なく、被害もでない病害虫の場合は、少し発生が多くなれば、被害が出るほどの水準ではなくても、多いと予想されます。
予報を有効に活用していただくために、その害虫が普段からどれくらい発生しているのか、そのときにどのくらいの被害がでたのかなどをよく思い出して利用してください。

お問い合わせ
滋賀県病害虫防除所 
電話番号:0748-46-4926
FAX番号:0748-46-5559
メールアドレス:[email protected]
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