文字サイズ
拡大
標準
縮小
色合い
標準
青地に黄色
黄色地に黒
黒地に黄色
  • サイトマップ
  • 携帯サイト
  • Foreign Language
  • お問い合わせ先一覧

ホーム > 湖国 滋賀~夢や希望に満ちた豊かさ実感・滋賀 > 滋賀の風ふわり > 長い歴史と人々の愛情がはぐくむ 近江の伝統野菜

ここから本文です。

更新日:2011年9月15日



自然がおいしい、心がうれしい。おいしがうれしが

滋賀県では「おいしが うれしが」
キャンペーンを実施中。
地元の食材を食べられるお店は、
上のロゴがあるお店か、
HPからもお調べいただけます。
 

近江の城をたどる

広報誌「滋賀プラスワン」2010年7・8月号掲載

滋賀の風ふわり

長い歴史と人々の愛情がはぐくむ 近江の伝統野菜

山水がもたらす肥沃な土地を生かし、古くは江戸・明治から栽培されてきた14品種の野菜が「近江の伝統野菜」として選定されている。味や形が個性豊かで、かつては地域内だけで消費されていたものが多い。

夏が旬の伝統野菜のひとつに「下田なす」がある。実は小ぶりでみずみずしく、もぎたてをかじるとほのかな甘みがある。浅漬けや焼きなすで食べるのが地元流だ。実と茎がやわらかく、栽培に繊細さを要するため、現在「下田なす」を生産している農家は7軒のみ。手間ひまをかけられたその味わいは、地域の貴重な財産だ。

育てやすく食べやすい品種がもてはやされ、一時期は生産が途絶えたものもあったが、地産地消の視点から伝統野菜が再び注目されている。最近では、伝統野菜を使った商品の開発に取り組む料理人や企業が増え、県内のさまざまな場所で食べられるようになった。

長年、地域の食文化を支えてきた伝統野菜。その味わいの中には、大地の恵みとともに、生産者をはじめとする人々の郷土愛を感じることができるだろう。  近江の伝統野菜

名称/主な産地/旬の時期

  1. 山田ねずみ大根/草津市/11月~12月 皮が薄く純白な大根。歯ごたえがよく、漬物として食べられる。
  2. 下田なす/湖南市/7月~10月 小ぶりで、ガクの下の白いラインが特徴。水分を多く含み、アクが少ないため、生食できる。
  3. 杉谷なすび/甲賀市/8月~9月 紫色が濃い、だ円形の丸なす。煮くずれしにくいため田楽や揚げなすとして食される。
  4. 杉谷とうがらし/甲賀市/7月~9月 シシトウに似た形で、先が曲がっていることが多い。皮が非常に薄く味にくせがないため、生食することができる。
  5. 水口かんぴょう/甲賀市/8月 昔ながらの手むき天日乾燥で作られている。ふんわりとやわらかく、煮えやすいので、煮物のだしをよく含む。
  6. 鮎河菜(あいがな)/甲賀市/3月~4月 アブラナ科で、茎、葉の部分を塩漬けや和え物にして食用する。
  7. 日野菜/日野町/11月~12月 紅紫色と白色の色分けが特徴的なかぶの仲間。苦味、辛味を含んだ風味で、主に漬物に加工される。
  8. 北之庄菜/近江八幡市/11月~12月 首の部分が紫色のかぶ。辛味と酸味のバランスがよく、漬物に利用されている。
  9. 豊浦ねぎ/近江八幡市/11月~12月 繊維がやわらかいが、歯ごたえもよく、煮くずれしない。
  10. 秦荘のやまいも/愛荘町/11月~12月 すりおろすと粘りが強く、まろやかな舌触りに。甘くて味が濃く、とろろ汁のほか和菓子の材料としても使われる。
  11. 小泉紅かぶら/彦根市/11月~12月 円すい形で赤い根部は、堅さと粘りがあり、漬物、とくにぬか漬けとして食べられる。
  12. 赤丸かぶ/米原市/11月~1月 根部はややだ円、表面は濃紅色で、中身も赤い。漬物にすると甘みがでる。
  13. 伊吹大根/米原市/11月~1月 特有の辛味があり、そばの薬味として知られている。漬物にも使われるほか、煮物にも適している。
  14. 万木(ゆるぎ)かぶ/高島市/11月~12月 適度な歯ごたえで、ぬか漬けや、甘酢漬けとしても加工されている。