お手紙とお返事の紹介(まち6)

 「子どもが遊べる公園がほしい」や「お店などをふやしてほしい」といったお手紙をたくさんもらいました。そこで、みんながくらす「まち」がどういった“きまり”でつくられているかについて説明(せつめい)します。

 みんなが住みやすい「良いまちづくり」を行うためのルール・きまりのことを「都市計画(としけいかく)」といいます。

 たとえば、せまい道路(どうろ)ばかりでは、クルマも走りにくいし、歩く人もあぶないでしょう。みんなが遊ぶ公園(こうえん)もまちには必要(ひつよう)だし、おうちのすぐとなりに大きな工場(こうじょう)があれば、音やにおいで困ることもあるでしょう。

 そうならないように、都市計画(としけいかく)では、つかいやすい道路(どうろ)や公園(こうえん)などを新しく作る計画(けいかく)を立てたり、いろいろな種類(しゅるい)の建物(たてもの)がばらばらに建たないようにするためのルールを決めたりします。

 ここはおうちだけ、ここはおうちとお店、ここはお店だけ、ここは工場(こうじょう)だけ、といったぐあいです。

 また、田んぼや畑(はたけ)、森や林をそのままにしておきたい場所(ばしょ)は、そこにまちが広がらないように都市計画(としけいかく)の中で決めておくこともあります。